2016/03/25

株価指数・ドル指数から見るドル円

まずは年足。

NYダウ(左)ドル円(中)ドルインデックス(右)
NYダウ(左)ドル円(中)ドルインデックス(右)年足
スリースタータードットジェーピーの大野です。
今日も相場分析をお届けします。このチャート、年足です。貴重なのでよくご覧下さい。

さて、まず年始にお届けした【年間展望2016】を思い出したのでその話をしていきます。
年間展望では、
『2月または3月に下落して、その後上げ、結局は陽線で終わるのではないか?』
という予想でした。

この予想は、上げになるなら年の前半、4半期で分けて考えた時に
最初の3か月が勝負になるはず。という考えが基になっています。

今のところ、NYダウなどはその通りになっています。
ドル円は下げ切らず、まだうじゃうじゃやっています。
ドルインデックスが下げ目線になっているのが原因の一つでしょう。

NYダウの年足を見ると、このまま陽線になったら確かに、残り9か月間で高値を越えて
更に上の目標を目指す事が可能なように見えます。一番の問題はそこですね。

年始の予定通りに、下髭にして上げていくのか?どうかです。


もしもドル円もそうだとすると、少し下落目標到達が足りないように思います。
その事が引っ掛かっています。年始の予定通りではないのか?と。
今は非常に中途半端ですから。

では、細かい分析を始めます。

株価指数

ナスダック100週足
ナスダック100種平均週足

SPX500週足
S&P500週足

NYダウ週足
NYダウ週足
週足レベルではこうなっています。
前の記事でお話したと思いますが、ナスダックが上目標の1.618に達するまでは
上げ、その後はリスクが高くなる。という事です。

ナスダックは順調に上げまして、もう少しですね。
S&Pは到達。
NYダウは持ち合いの抵抗線まで到達。ただし、目標値は高値付近にあります。

この状態です。

これが結局は他の市場への影響を及ぼすでしょう。
私はナスダックを基本に考えていますが、重要なのは達した後です。

NYダウなどは、抵抗線で止められていますが、素直にここで下落に転じるか、
皆がそれに気が付いているのは分かっているわけですから、それをフェイクにして
上の目標へ進むのか。

そこがポイントです。
充分注意すべきでしょう。

ドルインデックス

ドルインデックス日足
ドルインデックス日足

ドルインデックス週足
ドルインデックス週足
ドルインデックスの日足はこうなっています。ギャンファンで跳ねて、今は抵抗線です。
長期的に見て、押し目としてはこの下落位置で一応OKですが、目標への到達はまだです。
それを到達しようとするかどうか、です。

週足ではギャンファンを引き直してみました。
すると、今度は今週の上値がむしろ止められているようですね。
もしこうだとすると、ギャンファンの8×1、そしてフィボナッチの1.618への下落は、”アリ”ですね。

何にしても、昨年5月からの上げ、今年1月に頭打ち、そして押し目を付けに行っているのが今の状況です。押し目を完成させた後、再度高値を越えて行くとしたら、そして株価も上げであればドル円クロス円辺り期待出来そうですね。

ドル円

ドル円週足
ドル円週足
そのドル円ですが、今は目標(青いライン)-値動きのルール参照-の2.618達成で
うろうろしています。

よく見ると、赤いラインも見えますでしょうか。
その、1.618が未達です。つまり、110は付けてもらわないと困るという事です。
その次は105を割れるか割れないかという話になります。

上の壁は、114です。
だから、先週などは良く下落しましたよね。絶好の売り場なわけです。(笑)
ですが、次越えそうになると、もう耐えきれないでしょう。きっと。


その場合、116円台をめどに。というわけで、
株価指数、ドルインデックス、ドル円を見てきました。

年足としてどうなのか?
目標達成、未達のもの、両者のタイミングと、イベント。
これらに鑑みる必要があります。

ではでは。
また来月も頑張りましょう!

3月、決算セールは間もなく終了。4月からはポイント進呈もなくなります。
割引も当然ありません。ライントレード教材をお考えの場合は、お急ぎ下さい。
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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2016/03/17

今日はFX。ポンド・オージー・円とユーロ

お金の流れ

今日はFX。(前回は全体の流れとして株価指数などをお届けしました。こちら

最近グループ分けして考えている通貨がありまして
それがポンド・オージーと、ユーロ
たまにはそんな、後から見ても使える(かも?という)情報をお届けしたいと思います。

スリースタータードットジェーピーの大野がお届けします。

市場の関連性の話をしていきます。

先物からの影響を加味


原油現在の市場で、主役となっているのが暴落して最安値付近まで下落した原油相場の戻り具合。
そして、不安定な情勢から一躍スターに躍り出た金相場の上昇。

この二つと考えています。

FXの話じゃない・・・と残念に思わないで下さい。
ここからFXの話です。

原油からの影響


で、
原油が買われる間というのはFXでは資源国通貨が買われる傾向にありますよね。
この時、やり易いのがオージードルです。オージードル対米ドル。またはオージー円。

金からの影響


金
金が買われる時、金利が低い国の通貨にお金が逃げる傾向にある(一説ありますが)
少なくともリスクオンで伸びろ!伸びろ!スワップだ!という通貨よりはただその逆にあるというだけの普段売られている通貨に流れるのでは?と言えます。

ドルインデックスと相反するのが金だという話は前にしました。→3月4日

ドル安ですよね。しかし円高にもなり易い。→ドル円が下落

この構図です。

そして、もう一つ。今はユーロです。

ユーロは、売られて売られて底辺でありながら、復活しそうで出来ない状態が長らく続いています。
ここまで売られた背景にはマイナス金利があります。
そして、対ドルで取引量が大きな通貨です。

→ユーロドルの上昇

ユーロポンドの影響をご参考に。


ユーロポンド
ユーロの動きを見る時に、もう一つ重要なのがユーロポンド。

イギリスのポンドとユーロの交換はやはり、地形的に近いせいなのか
ユーロポンドの影響がユーロドル、ポンドドル共に見受けられます。

ユーロドルの上昇→ユーロポンドの上昇→ポンドドルの下落
ユーロドルの下落→ユーロポンドの下落→ポンドドルの上昇

完全一致ではないですよ。ですが大きな影響が見られます。
例えば
ユーロドルを買おうとした時に、ユーロポンドも上昇していればベストという事ですね。
その時、ポンドドルは売りやすいわけです。

まとめ

原油が買われている間、
オージードルやオージー円が買われている。

金が買われている時、
ユーロドルが買われ、ドル円が売られている。

ユーロポンドが買われると、
ユーロドルが買われ、ポンドドルが売られる。

※株価やドル価値の動きの度合いにより、もう少し複雑になります。
例;原油・NYダウ上昇→ドルインデックス下落→ドル円下落など
ドル円1時間足
ドル円1時間足暴落

ドルインデックス日足が売り場
ドルインデックス日足が売り場
※FOMCでは原油・金ともに上昇、ドルインデックスは下落。
ユーロポンドは動かず。NYダウは上昇。結果、
ポンドドルユーロドルオージードル上昇ですが、ドル円下落。

なぜでしょう?
前回の記事でお話した通り、ドルインデックスのここの支持線は
割と重要なラインです。支持線は抵抗線にもなりますよ。

話を戻しますと、こちら。

原油が買われている間、
オージードルやオージー円が買われている。

金が買われている時、
ユーロドルが買われ、ドル円が売られている。

もちろん、金も原油も買われている事もあるでしょう。
ざっくり分け過ぎているので、これだけでは不十分ですし
こういったものは変化する事もありますから、一概には言えませんが
現状注目されている原油と金。
それが故に通貨ペアへの影響が大きくなっているのでしょう。

要するに、今何が重要なポイントに差し掛かっているか?
によって注目すべき通貨ペアも違うという事です。
※ドルインデックスの動きが大きい時/ダウが大きく動いている時など

原油↑ ダウ↑ ドルインデックス→ の状態であれば
オージー↑ ドル円↑ですが、ドルインデックス↓では
上のチャートのようになるという事です。

重要なポイントとは、基幹商品がラインに差し掛かっている、
キーとなる経済指標が市場を傾かせている状態であるなど、
理論的にまたは背景としてお金の流れが変化するタイミングの事です。

市場間の関連の話。
この手の話にご興味があれば詳しくはこちらのテキストをどうぞ。

上手くまとまったでしょうか?
だと良いですが(笑)。

それではまた。

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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2016/03/15

指数の変化(株価指数とドルインデックス)

株価指数

日経平均月足
日経平均月足

S&P500月足
S&P500月足

NYダウ月足
NYダウ月足
今日はざくっと株価指数とドルインデックスから流れを見ていきたいのですが、
ご覧頂くとお分かりのように現在は持ち合いを形成しています。
NYダウなどは顕著ですよね。(チャートは全てCFDです)

その中で、下からの上げ目標の1つ目を達成したところです。
17165がそうで、日経平均も実は同じく一つ目の上げ目標17300を達成したところ。
よって、今日は売られていますね。S&Pはもう少し上にあり、2033です。

注目しているのはナスダック100種平均でチャートはこちら。
ナスダック月足
ナスダック月足
この上げ目標は4452にあり、4452-4533あたりで再度売られる可能性があるなあ
というように見ています。

ドルインデックス

ドルインデックス月足
ドルインデックス月足

ドルインデックス週足
ドルインデックス週足
ドルの動きですが、支持線を割れまして
前々からお話しているとは思いますが、目標が下に出ています。

月足でまた支持線を上回ると、話は少し変わってくるわけですが
11793-12147間のエリアに終始する可能性は高いだろうと考えています。

下から目標値は12041,12096があります。

FOMCが17日3時(16日夜)にあり、その後どうなるかを見定めていかなければならない
でしょう。まずはFOMC後の3月後半。
と、上げ目標の達成を全体の流れとして見ておく必要があるでしょう。

そして、
ナスダック、S&P、NYダウ、日経平均に、ドルインデックス。
これらの動きから見ると、3月は回復したわけですが
4月以降、また下落リスクが高まるかもしれませんね。


FXについてはまた次回。
それではまた。


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2016/03/04

現在の相場はリスク回避がキーワード。リスク回避の・・・

3月の市況(FX/CFD)

3月の相場分析第2回目。今日は市況を詳しく突っ込んでお話したいと思います。

一つ前の記事(ドル円)も関連していますので、ご覧になっていなければどうぞ。
http://info.3starters.biz/2016/03/3.html(やっと簡単になった3月の相場)

CFD(株価指数、先物など)を取り扱っていますので、FX単体よりも全体についてお話し出来ています。
そんな形でスリースタータードットジェーピーでは3年以上分析をお届けしてきましたが、
現在の状況は「以前にそれ」に近いものがあります。

そう。
リスク回避の金。

金相場

金対ドル週足3月3日
金対ドル週足3月3日
こちらのチャートをご覧下さい。
緑のライン、1226より上か下か?
それが今後の市況を判断する上で、最も重要なポイントだと考えています。
下は1000の安値、上は1400くらいまでが大目標、今は1200程度。

これより上か下か。

さて、以前から相場をおやりの方には懐かしい(笑)金買いが現在また再来しようとしています。
ドル円が激しく下落を続け、70円台まで届くようになり、その間、金はと言えば
買われて買われて1900ドルへ。

もちろんそんな大きな話をしているわけではなくて(笑)、ただ久々に買われたよ、という話ですが。

ただ、この金が買われて、円が買われる時。

それは、かの懐かしいリスク回避の匂いがしますね。

こんな時は、金相場を考える事をオススメします。

では、金ですが
1226の緑のラインというのは、下落から立ち上がった時の目標値です。
私は動画で会員様へ相場分析を配信していますが、その2月号では
金がこの目標値を目指している事をお話ししました。(年始だった可能性もあります)

何故金が買いだったのかというと、ドルインデックスが大きく下落するタイミングだったからです。

年始と2月の市況は
  1. まずは、原油の安値更新が市況を揺さぶる第一の出来事。
  2. 次に、それが落ち着いて、ドル売り。
  3. そして、同時に金の買い。

今は、金を買い、ドルを売り、円を買う。
つまり、特に安全とも思えませんがリスク回避の円買いと金買い。
この度合い、と戻りのタイミングが勝負を分けていると私は考えます。

ドルインデックス

ドルインデックス週足3月3日
ドルインデックス週足3月3日
これはドルインデックスのチャートです。
(このドルインデックスはドル対円、ユーロ、ポンド、オージーの指数です)

1月末に、これが下落するよ、とお話してよく下落した(笑)わけですが
一度立ち上がって、再度戻り売りポイントを作った後、再度売られています。

下落を止めている支持線を割れると、次の目標値があります。

12427を越えているか、下回っているか。
それが簡単な判断の方法です。

もしも高値更新も出来ず、12427を下回り続け、支持線も割れて
次の売り目標11813を目指すタイミングになったら・・・。

(ちなみに、前回の売りは予定通り38.2%までです。次は7割。)

その時は、ドル売り、円買い、金買い。
ユーロなども買われる可能性があります。ドルスイスは売り。

NYダウ

NYダウ月足3月
NYダウ月足3月
NYダウはこのように持ち合っています。
2月の下落で、安値を切り"上げ"、値を戻そうとしています。

売り目標自体は健在です。
ただし、持ち合うか持ち合わないかは自由ですから(笑)。
厄介ですね。

日経平均などは、丁度このダウが付けるはずの下落目標へ既に到達しています。

さて、このダウが買われている間は
ドル円クロス円は強く、同時にポンド、オージー、原油が買われる状況に
現在はあると見ています。
(ポンドとユーロはユーロポンドをご参考にされるべきでしょう)
(原油+ダウ→オージーへの影響は色濃く出ています)

持ち合い上辺に戻る、越える、持ち合い上辺から下辺に売られる、下回る。
たったそれだけの事でも、大きな影響力を持つのが米国株価指数。

ご注意下さい。

まとめ

まとめますと、
金と、ドルインデックスと、NYダウ。

この3つは最低限、見て頂く必要があるでしょう。

それにより、少なくともFXは今より簡単になります。

リスク回避か、それとも楽観か。

その懐かしいキーワードが「今になってまた、ぶり返しているな。(笑)」というのが、現在3月の状況です。
市況は変化しますので、原油→ドル→金と来たように、また変わるでしょうが
現在3月の状況として一度チェックしてみる事をオススメします。

詳しく実戦的な動画分析で観るには?

詳しい話は『月間展望3月号』でお話しています。(37分3秒)

ドル円、ユーロドル、ユーロ円、オージードル、オージー円、ポンドドル、ポンド円、ユーロポンド、
ドルスイス、ドルインデックス、NYダウ、日経平均、金相場について詳しくお話ししました。
  1. どこがポイントで、どこがターゲットなのか?
  2. 何のセオリーに基づいた展開なのか?
  3. 越えた場合/戻った場合、市況や考えておくべき流れなど

月間展望3月号

月間展望3月号は、勝ち方実戦編フリーパスプランで視聴出来ます。(毎月配信しています)
期限は特になく、一度ご参加されると継続して配信されます。ご興味があればどうぞ。

それではまた。

P.S.
月間展望3月号の追加に伴って、勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーサイト、
各市場の分析ページを全て更新しました!(チャートと文章で相場分析)
ご参加されているメンバー様は動画と合わせてこちらもチェックして下さい。
(動画/LESSON24『攻略~ユーロVSドル~』『月間展望3月号』は3月4日配信予定)
※4月はLESSON25『攻略~円VSドル~』、『月間展望4月号』を配信予定です。

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2016/03/03

やっと簡単になった3月の相場

3月相場のポイント

こんにちは。大野です。
3月の相場展開について考えていきましょう!

3月初めに、毎月のことながら雇用統計がありますので
最初は簡単でしたね。当然、2月末の下落からドル円クロス円は上昇に転じました。

例えばユーロ円などは0.500を付けそうで付けない手前で反発しています。
ユーロ円1時間足
ユーロ円1時間足
2月は総じて下落という、馬鹿らしい相場で(笑)
多くの市場で売り以外は危険な嫌な感じがする展開でした。

しかしながら、3月はそれほど難しくもなさそうです。

色々と話したい事は、山ほどあるのですが(笑)
例のごとくライントレーダーズ通信の配信まで時間がありませんので
早く書ける部分だけを書いていきます。

ドル円

ドル円日足
ドル円日足

ドル円週足
ドル円週足

3月初めの上昇は雇用統計へ向けてのものとして難しいのはそれからです。(ここまでは凄くイージー)
終わったらどうなるか?

ドル円が辿れるであろうフィボナッチのルートはこんな感じです。

これは非常に、…無料ブログながらよく載せたな、という内容になっております。

ポイントは、114の0.764。
これより上か下かが、まず最も重要だと考えています。

次に、赤と緑で描いたフィボナッチの二つのパターンがあります。
緑は、このまま一旦上げておいて117付近が売り場または121円付近が売り場になる。
赤は従来の予定通り、110を付ける。

※緑は現在の値位置からの上げ目標と一致。但し、114以上のキープが必須。
上げ目標とは117,121,127
※赤は今までのご説明通り。

そして、長期的流れとして重要になるのが114以外に
106.7の0.618。この戻し率はユーロ円が達成。
オージー円ポンド円は0.500まで戻しています。

ユーロ円はこの安値を守れればチャンスはありますが、オージーとポンドは
長期でさらに下が見えています。

という事で、このまま差が開くか、埋めるか。
つまり、
オージー円とポンド円が現段階で下落率が大きい。
ユーロ円とドル円はまだまだ下落率が小さい。

これがポイント。

次に、ダウとドルインデックス。
これについては次号で配信。(時間切れです)

要点は、ダウが持ち合い形成か?ドルインデックスの月足はすでに下落の形になっている?
です。

結局はこれが影響してくるわけです。

そう。
P.S.1
2月末に考えていたのが、3月が始まると雇用統計で買われる。
終わると、売られやすく、次はまたもやFOMCでの買い。そして売り。
まあ当たり前ですが(笑)。そんな当たり前の事でも雇用統計前の買いは
簡単に分かったりもします。
3月はこの流れなら簡単かも知れませんね。

とにかく次回をお楽しみに。

P.S.2
今から動画で分析を録画します。(月間展望3月号-勝ち方実戦編フリーパスプラン-)
ついでに、実戦編のLESSON24は既に完成しています。メンバーの方は2つの配信を
お楽しみにしていて下さい。

それではまた。




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2016/02/19

原油WTIとBRENTの差異。NYダウとS&PとNAS100の差異。

2016年2月現在の差異

今現在、少し困った状況にあります。
各市場で、値がバラバラに付いており
分かりにくい状態ですので、それらについてのレポートです。

この話は、FXのトレーダーであっても知っておいた方が良いでしょう。

月足で後半を見る上で。株価指数

まずは米国株価指数の話をしていきます。
NYダウ月足をご覧下さい。

NYダウ月足
NYダウ月足
これを見る限り、これ”だけ”を見る限り、
月足は少なくとも底を付けてむしろ陽線になろうとしているように見えます。

だとすると、買いがかなり集まる事になり
株価につられて、FXでも
ドル円などは結構上げていくという話になります。

しかしながら、
次をご覧下さい。

ナスダック100種平均月足
ナスダック100種平均月足

S&P500月足
S&P500月足
同じく、米国株価指数です。こちら2つは未だ陰線のまま。
陰線で終わるというのであれば、これ以上は上げる事が出来ず
2月後半は丁度良いところまで下げて終わる、というパターンが多いはずです。

さて、3つの株価指数で随分状況が違ってきています。

後半上げるのでしょうか?それとも、下げるのでしょうか?

それは・・・、一緒に動いてくれないと判断が難しいでしょう。(笑)
いずれ、重なる瞬間が出てくるはずです。

赤い線と、青い線にもご注目下さい。
赤いフィボナッチが大きな流れ。青いフィボナッチが売り目標。

高値安値の関係上、ナスダックのみは異なった状況です。
売り目標は残すところ一つのみ
つまり、この値位置は結構強い、可能性はあります。

それは38.2%戻し。

但しこれは月足ですので、
2月の底を割れない限りは次月以降のお楽しみ、という事になります。

週足

ナスダックの目標算出を、他の二つでも表示する事が出来ます。
ナスダック100種平均週足
ナスダック100種平均週足

S&P500週足
S&P500週足

NYダウ週足
NYダウ週足
もしも同じ引き方とすると、こうなります。
少し状況は異なりますが、残す目標は一つです。
NYダウとS&Pは、月足での目標も達成する必要がありますが(笑)。

注目ポイントは、これらの週足は下髭のない陽線であるという事です。
それが”望み”とでも言いましょうか、中途半端に戻して終えるのか、それとも
再度暴落するのか、その一つの手掛かりではあります。

ただ、これは週足でなのか、2週間足でなのか、3週間足でなのか、
という話になると、何とも言えませんが通常は週足で
これから売られると綺麗に上髭のある陰線になるのですがねえ。
FOMCも終わり、普通はここからというところですが
もう残り1日となってしまいました。

しかも、状況はさらに複雑になっています。

現在、原油価格と株価指数が連動する傾向にあり
その影響を加味する必要があります。
前回のドルインデックスもかなり影響を与えている週もありますが、
次の原油の動きがまたもや市場をリードしていく可能性があります。

その原油ですが・・・

原油飛ぶ

原油(クリック証券)
原油(クリック証券)
FOMCが終わった翌日、このように原油が上に飛んでいます。
理由はこれでしょう。

イラン石油大臣が、イランは原油価格回復のためのあらゆる行動を支持する、との声明を出したことで、水曜、原油高が2-3% から5-6%に加速した。
モスクワ時18時41分現在、ブレント北海原油4月先物価格は5.50パーセント増加でバレル当たり33.94ドルに。 WTI原油3月先物価格は4.92パーセント上昇、バレル当たり30.47ドルになった。


飛んでいる、と掴みのために(笑)言いましたが
それは実はこのクリック証券だけの事です。

この、クリック証券の原油は何なのでしょう。
こんな値段は無いはずです。今はこうなっています。

ブレント(ローソク)とWTI原油(エリア赤)日足
ブレント(ローソク)とWTI原油(エリア赤)日足
ブレントが上に飛びまして、現在35ドル⇒いえ、
飛んではいないのです。
もともと値段がWTIに比べて最近は高くなっていましたので。

19日現在は、ブレントが35.7ドル、WTIは31.9ドルあたりを付けて
売られています。

同じ時刻で33ドルとは?

この二つでないとすると、クリック証券の原油って・・・。

今まではWTIに連動していたはずですが、この状態はもはや取引する事はないでしょう。(笑)
謎の33ドル。最高値34.19。


WTIとBRENT

ところで、WTI(West Texas Intermediate)ウェスト・テキサス・インターミディエイトと
BRENTイギリス北海が有名で、先物で取引される事が多い原油。

ですが、世界は広く、原油は様々。ドバイ原油もあります。
先物やCFDで、世界で取引される商品も多様です。
なので上のチャート。
trading viewのUKOILはてっきり、WTI対ポンド?と勘違いしていましたが
よく考えると、価格がおかしいわけで(笑)。申し訳ありません。
普通にブレントでした。





investing.comのような表記だと分かり易いのですが(笑)
アメリカの原油だからUSOIL。イギリスの原油だからUKOIL。という事でこの表記のようです。
決して、取引通貨ではありませんのでご注意下さい。


そんな原油ですが、最後に月足を見ておきましょう。

ブレント(ローソク)とWTI原油(エリア赤)月足
ブレント(ローソク)とWTI原油(エリア赤)月足
今のところ、UKOIL(Brent)とUSOIL(WTI)ともに
下髭ながらも陰線です。

価格差は出ていますが状態は同じです。(クリック証券の原油は問題外)


さて、原油の月足。そして、株価指数の月足。

今の状態は、かなり複雑です。2月、3月の足がどうなるのか?
考えておきたいところですが、それぞれの差異を考えると動きづらい状況。
どこかで修正が入り(だといいですが)、いずれ分かり易いタイミングが来るはず。

あなたはどう見る?



P.S.債券について書けませんでしたのでまたいつか機会があれば。
またはこちらのテキストをご参考にして下さい。それではまた。

さらに分かる!最も正確な読みの出来るCFD/FX取引方法 
株価指数やドルインデックス、先物の利用の仕方、米国金利や債券市場との関連・・・など市場間の関連性に不安が残るFXトレーダーにお勧めの教材です。

提供 by3STARTER.JP


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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2016/02/04

ドルインデックスの下落が意味するもの-ドル売りユーロポンド買い-

ようやく良いねが付いたドルインデックス

先日からドルに起因した動きが続いていますね。
※この記事は2016年2月4日に配信したものです。
ドルインデックス週足1月29日
ドルインデックス週足1月29日
https://www.tradingview.com/chart/USDOLLAR/v85RwSIN-USDOLLAR-has-a-risk/

この話です。
こちらの日足もあります。
ドルインデックス日足1月29日


ドルインデックスが及ぼすFXへの影響については後ほど。

かなり前に投稿した記事で、ドルインデックスが下落リスクがあるとお話していたのですが、
なぜか
いつもは「いいね」(facebookではない)を付けてくれるロシアのファンドマネージャーも
そうしてくれず、もういいやと思って、英語版から日本語版に切り替えてやったのですね。
すねたわけです(笑)。

ですが、結局これでしょ。
ドルインデックス日足2月3日
ドルインデックス日足2月3日

こうなったら今更ですが、ファンドマネージャーがいいねを付けてくれた!という話です。
ファンドマネージャーもこうなるまで分からないって、どうなってるんですかね。

私はこう考えています。

「結局は、フィボナッチ通りに動く」。

だからそれを知らない人は、動くまで分からないという事です。

ここで下落する事は12月の「年間展望」や1月の投稿、下落前日に撮影した動画
「月間展望~今、注目の相場~」(2月号)でもお話しています。

なぜなら、そこがフィボナッチのルールとして売り場だから。

だからこそ、そうなるわけです。


こんなに下落してから分かっても、遅くないですか?(笑)
何がファンドマネージャーだよ。(とか言いながら、実は彼の事が大好きなんですけどね(^^)/)


何を今更「Agree(同意する)」だよ。(笑)
と思いながら、ロシアのよく分からないトップ投稿者のファンドマネージャーに
毎回同意される事に喜びを感じているのですが。


なぜそこで売りなのか?

解説します。

ドルインデックス週足1月29日
ドルインデックス週足1月29日

これは1.618です。
もしこれが、1.272なら私も売りだとは言いません。
ですが、1.618です。

どう考えてもリスクがあります。
ここで上値を越えて終値が付く、という事があれば
それはその上の0.764のある12450辺りまでを考えます。
しかし、1月の終わりは越えていません。

1月最後の上げは
ただの損切りカットですから。
終値は割れたまま。

だから、2月、
ドルインデックス日足2月3日
ドルインデックス日足2月3日
こうして売られているという事です。

簡単ですよね?これがフィボナッチです。

ルールとセオリーがあります。きちんと理解していれば、よほど間違える事は
少ないのです。

ドルインデックスの下落が意味するもの

ドルインデックスが下落するという事。
それは・・・、ドル円が下落し、ユーロドル、ポンドドル、オージードルが買われる
という事を意味しています。

なぜなら、このドルインデックスは
ドル対、
円・ユーロ・ポンド・オージーの複合的な指数だからです。

ドル円、ユーロドル、ポンドドル、オージードル、ユーロ円、ポンド円、オージー円。
このどれかを取り引きされる方は必ず見ておかなければならない指数だと
私は考えています。

ただ、この1.618での下落。
それは、すべてがここで終わりというわけではなく
押し目を付けに行っていると考えてもいます。

それは38.2%戻しと76.4%戻し。
そのどちらか。

もしもそれも越えてしまったら、その時はかなり下落が大きいですが。

確かに、正月に配信した「年間展望」では
『年始に上げて、その後の下落が一番怖い:。なぜなら、年中下落リスクがあるから。』
とお話しています。

ただ、まだ上に0.764が残されています。
その点を考慮すると、押し目で再度上の目標値を目指す事が
一番あり得るパターンなので、最近はその線でお話しています。
(月間展望2月号)


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基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2016/01/29

いやあ、マイナス金利ですか(ドルインデックスの動きとドル円)

ドルインデックスの動きとドル円

昨晩の記事で原油とドルインデックス、NYダウの話をしましたが
ドル円はどうでもいいという発言を撤回させて頂きます。(笑)

暴騰しましたね。

今注目の原油も良いのですが、
ドル円が上昇したタイミングはドルインデックスが
0.618のタイミングでもあります。

その辺りを少しだけ。

ドルインデックス

ドルインデックス日足
ドルインデックス日足



この12200のところ。
これに反発しての上昇です。

そのタイミングでした。
上手いタイミングで発表しますよね。

再度ここを割り込むと、要注意です。

ドル円

ドル円週足
ドル円週足
同様の動きをすると考えた時に、
ドルインデックスが0.618の反発で上値を越えるようなことがあれば
ドル円は黒い線で描いた方へ。

ただ、基本的には
ドルインデックスもかなりリスクがある状態。
ドル円もこの赤い線を辿るのかも知れませんね。


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原油とオージードルと米ドルの変な関係

原油反発

こんにちは。大野です。
昨日の原油は凄かったですね。
完全な行って来いでしたが(笑)。しかし、これで
ある種の目標が見えてきました。とはいえ、考えるべき重要なファクターが目白押しです。

まずは原油から

原油3時間足
原油3時間足
この大きさの足だと、行って来いになったのがよく分かりますよね。3時間足です。
28日に0.500は越えましたので(28日の夜中に書いています)、目標値が35.9辺りに見えています。

原油が反発したのは、前に書きましたが
ギャンリトレースメントの13%だからです。⇒『原油が跳ねた理由』はこちら

それは良いとして、さてここまで行くものかどうか。

その為にクリアしなければいけない壁が幾つかあります。

そして、オージードルが似たような動きをしていますのでそちらについても。

オージードル

オージードル3時間足
オージードル3時間足
オージードルも0.716~0.72が目標で、資源国通貨として頑張っています。(笑)
原油が到達出来るならいけるでしょう。

ここまで行けそうに見える理由はもう一つありまして、こちら。
オージードル月足
オージードル月足
月足の支持線が丁度目標の辺りにあります。
そこを目指しているのでは?という事です。

越えられれば良いし、下落するにしてもそこまで付けてからの方が
すっきりいい感じですよねー。

ぜひ頑張って頂きたい。

(今日の書き口は少し緩いですね。夜中だから頭が緩くなっているのでしょう)

NYダウ

NYダウ日足
NYダウ日足

NYダウはこんな様子で、この市場についても前に書きました。⇒『原油が跳ねた理由』はこちら

原油と同じ値位置関係にいます、と書きました。
その為にここからNYダウも跳ねてくれないと原油も厳しいわけです。

現在、両者は動きがリンクしており、似通っています。

このダウが
チャートに書いた線の方向へ、少しくらいは上昇してくれれば
オージードルや原油も期待が出来ます。

ちなみに、原油はしばらく
安値30、高値36の間で値位置を形成するのが分かり易い形です。
このブレイクは高値38.4と安値27.5です。
※原油のチャートは冒頭のものをご覧下さい。

それ以上に大きな流れは
少し時間が掛かるかも知れませんね。


ドルインデックス

ドルインデックス週足
ドルインデックス週足

ドルインデックスについてはtradingviewで変化があるごとに投稿しています。

以前に書きましたが、ここまで来ると下落する可能性が高いという事です。
下のチャートがそうで、昨年の11月13日の投稿したものです。
⇒こちらが11月13日の投稿です
ドルインデックス週足11月13日
ドルインデックス週足11月13日
遂にそこまで到達したわけです。
だから、現在下落しています。

そして、ここからが恐らくご存知ない事だと思いますが

今現在、このドルインデックスと反対に
NYダウ、原油、オージードルは動いています。

※ドル円はNYダウにもつられドルインデックスにもつられ、ごちゃごちゃしています。

ドル円はどうでもいいのですが、
ダウと原油が同じ方向へ、ドルインデックスが逆へ。
こう変わりましたので、ご注意下さい。

かつて、ドルもダウも原油も揃って上昇していた頃もありますが
現在は非常に分かりにくいでしょう。

原油対ドルでの取引が大きな割合を占めるため、ドルの高騰が圧迫。
ドル価値が下がる事で原油が上昇。逆もまたしかり。
恐らくはそういう事のようですが、その辺りの事情は定かではありません。


とにかく、原油(対USドル)やオージードルが上昇するには・・・

  1. ダウが上昇する(米株価指数)
  2. ドルインデックスが下落する

この二つが非常に重要なファクターになります。
この二つが逆へ動けば、残念ながら・・・。

以上です。


それではまた。


P.S.
今回は、少し小規模な話をしていますのでライントレーダーズ通信で
お読みの方は、配信時に状況が変化していたら申し訳ございません。
市場同士の関連性は今後、変わる事があります。ご注意下さい。

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ご注意事項

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2016/01/14

新年一発目の相場分析行ってみましょう!

変動の意味をざっくり大きく考える

このブログ(http://info.3starters.biz/)では今年2016年初めての記事になりますね。
どうぞ。今年もよろしくお願い致します。
スリースタータードットジェーピーの大野がお送りします。

さて、相場分析をしていくのがこのブログです。
年始から変動が大きく、お困りの方も多いのでは?

この意味と今後を、大きな流れで捉えてみましょう!


NYダウの下落


NYダウ月足
NYダウ月足

NYダウ週足
NYダウ週足
月足週足で見てみるとこうなっています。
昨年から下落は始まっていますが、今年は少しも上昇することなくいきなり下落。
これが1月4日の事でした。
3日までお休みで、4日が月曜日です。

この点については後でお話しますが、非常に重要な点です。

そして、目標値は3つ。
現在はまだ安値15193を割れたわけではありませんので、
現実的には「持ち合い」という事になります。

その場合、よく行っても15574程度まで。

15193を割れた場合は、14330辺り。
ここが大きな目標になっています。
ただ、さらに上の方、つまり22000~25000までいずれ(何年後かは知りませんが)行こうと思うと
押し目が必要です。

その一番浅い押し目が
13800辺りにあり、売り目標としては13233にあります。

最悪のケースは12436を割れた場合。
この場合は残念ながら、いずれ10061の目標へ向かう事が想定されます。


と、これが現状です。
つまり、今は持ち合いです。

年始いきなり下落?

では、年始にいきなり4日の日、上昇することなく下落した時に

ローソク足の年足は
どうなるでしょう。

この点について考えてみましょう。


これは上髭がない陰線です。

上髭がないローソク足によくあるパターンとして、
(時間軸を問わず)
下落し、押し目を付けて、始値を越えれば
下髭のある陽線で終わる。

これがチャートによくあるパターンです。

宜しければ、様々な時間軸のローソク足で確認してみて下さい。


もしこの年足がそうであれば、
年前半が下落、2月3月くらいまでで下落が止まった場合
後半盛り返すと始値を越える計算になります。


このストーリーをよしとするのであれば、
  1. どこまで下落するのか?
  2. いつ反転するのか?
この2つを考えた上で流れに乗っていく、という事になります。


では次に行きます。

ドルは上昇している?


ドルインデックス月足
ドルインデックス月足
ドルインデックス週足
ドルインデックス週足
株価が下落しているからといって、何もかもが下落しているかと言えば、そうではありません。
アメリカのドル自体は実は上昇しています。

これはドルインデックスといって、ドルを相対的に見た指数です。
目標値は上にありますので、まだまだ上昇しています。

だからドル円は下落していても、ユーロドルはバンバン上昇していませんよね?
ユーロポンドは上昇していますが、ユーロドルは大して上昇していない。
これはポンドが下落しているからの事。
となるとドル円は、ドルが売られているのではなく
円が買われているから下落している、という事になります。

ここまでは良いですよね。

もちろんドルインデックスが下落に転じる事があれば、
その時は注意して下さい。

ただ、今はまだ目標へ到達してはいませんので
上昇しています。


ドル円相場どうなる?

ドル円月足
ドル円月足

ドル円週足
ドル円週足
ドル円の月足週足チャートです。
ドル円に関しては、実は3日の日、相場が始まる前の日に
ライントレーダーズ通信でお伝えしてあります。


新年のあいさつを兼ねて配信したこの記事の中で
最後、一番重要な事をP.S.に書いておきました。

それは

119.9台のラインを付けるかどうかが重要です。
という一文です。

これが意味しているものは119.9を割れたら118円付近まで下落します。
という事です。

理論的にそうなります。

そして、目標であった118.234と、117.893を付けました。

これが現状です。

次は、116.082を割れる事があれば
114円付近が目標になります。

最終目標は110円付近です。

ただ、一旦は114.8~113.4の間で跳ねるものと考えます。
119付近までを考えています。


以上が現在の相場の状況です。
ドル円も116円を割れるまでは持ち合いという事になります。

後はNYダウが安値を割れていくのか?
ドルインデックスはどうなった?

という点にも気を付けながら、見ていって下さい。


ではまた。







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