2014/08/20

今日のドル円相場がヤバイと思われている方へ。

ドル円相場解説

お盆も明けまして、いよいよ動き出したドル円相場に苦戦されている方が
ちらほらいらっしゃるようなので、解説をしてみる事にしました。
ご興味のある方はお付き合い下さい。

ターゲット

ドル円日足0820
ドル円日足0820
現在は、目標が結構多く集中している値位置に来てます。103.276-456付近です。
前回ドル円は持合い上値抵抗線を越えて、103.079つまり0.500手前で下落しました。
そして、お盆中にドルインデックスが同様のライン0.500を越えましたので、ドル円も
達成していないのはおかしいと思ってはいましたが、ここで達成です。

安値から割り出すことが出来る目標値へ、今到達です。

この相場の難しいところは、今まで収縮していた値動きから大きく動き出した、ということでしょう。
今までの感覚で考えていると、それが通用しない、そして困ってしまう・・というわけです。
難しい|д゚)、というご連絡を頂いたので今回「これからの対策」を考えていきます。

さて、
その前に101.5を付けたところまでは分かり易い値動きだったはずです。
お盆前ですが、上げの戻しが早かったので101.5ではエントリーがしにくかったでしょう。

103からの150PIPSの売りで満足し、さらに
お盆という事でお休みに入った瞬間から徐々に持合い上値抵抗線を再度越えて行ったわけです。
これにより、買い逃しているケースが多い→今の内に一気に上げる(笑)
という方程式が成り立っているように思います。

この時、同時に
ドルインデックスに上値余地があり、ユーロドルに下値目標がありました。
ドルインデックスの動きがユーロドルの下落、ドル円の上昇を牽引しているという事です。
そして
NYダウがお盆まではユーロドルと同方向へ動いていましたが、
お盆を過ぎて以降はドル円と同方向へ動いています。
この点もトレーダーを混乱させる一つの要因であったと思います。

対策

ドルインデックスとユーロドル、NYダウの上値下値余地はどれほど残っているのか。
ここを考えてみましょう。
ユーロドル日足0820
ユーロドル日足0820

NYダウ日足0820
NYダウ日足0820
ドルインデックス日足0820
ドルインデックス日足0820
  • ユーロドルは後50PIS~100PIPS程度が大きな目標になっています。(0.618その他)
  • NYダウは後50ドル~80ドルで支持線を割れたライン、そしてフィボナッチの重要な値位置へ。
  • ドルインデックスはこれで、0.382達成です。
目指しているラインには意地でも付けようとしますから、このように
各市場で伸びに伸びていますね。
NYダウはこの上の17238と17437に到達すると、
大きく売られる可能性があるのでまだくすぶっているようです。
しかしながら、その前に1つポイントとなる値位置へもうすぐ到達という事です。
  • ユーロドルとドル円が逆へ
  • ドルインデックスとドル円が同方向へ
  • 現在NYダウがドル円と同方向へ
こうなっているわけですから、ドル円で困っている方が見るべき市場はこの3つでしょう。
もう二つ見ておきましょう。
米国10年債日足0820
米国10年債日足0820

米国10年債利回り日足0820
米国10年債利回り日足0820 by Investing.com
これを見ると、10年債がピークを打って、0.764を割り込んでいる。
10年債利回りが0.382を割り込んではいるが、0.500を付けずに今週は上昇している。

という二つの事が分かりますね。
つまり、2.214に達しなければ、このまま利回りが上昇する事は可能だという事になります。
しかし0.382は割り込んでいるので、注意が必要だと言えます。
言うまでもなく、利回りの方がドル円と同方向へ動きます。

ドル円再び。

ドル円日足0820
ドル円日足0820
という事で周りから攻めてみましたが(笑)、
それぞれの市場の動向を見て頑張ってみて下さい。

現在(8月20日18時)の値位置が目標が集中する103.276-456にあります。
その上は103.943,104.3(0.764),抜けると104.66です。
下は103.1,102.45,102.2割れは101.6が考えられます。

今度こそ、成功を祈ります。

提供 by3STARTER.JP

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2014/08/15

結局は動かないわけです。

やるだけ無駄なのが、お盆。


という事で(笑)、今更なんだ!と思われるかもしれませんが、
既にこの事はお話してあります。
3STARTER.JPの週間展望8/5のページはこちら。

そんなわけで、お盆中は基本的に取引はオススメしていません

言い方は色々あります。
例えば、ディーラーが夏休みを取るから。
とか、
大手企業が休みだから・・・、などです。
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※「どんなわけだよ~」と思われた方へ

前の記事の「最初に上昇して、20何日まで安値圏でうろうろして・・」の部分です。(笑)
お盆どうこうという話はよく見ると書いていませんでした。
フリーパスメンバー限定のメールで書いていたようです。FACEBOOKとか。
「もう気分は月末相場へ行っている(休み気分♪)」という事は
上記サイトでもFACEBOOKコメント欄で感じ取って頂ければ、と思います。

スリースタータードットジェーピーの大野がお送りしています。
今回もドル円相場を掘り下げてみています。
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もちろん、それも考えての事ですが
市況を考えた時に「動けるか、動けないか」というチャート形状の違いがあります。

ドル円相場で言えば、お盆に入る前
7月18日から7月30日まで上昇 101.8-103.8
8月1日から8月8日まで大きく下落 103.8-101.5

で、この売り目標が
101.5なのは103の時から分かっていた事ですが
その後持ち合う事もまた、分かり切っている事なのです。

まず、大きく動いた後で収縮する動き。

これは?

これが典型的な持合いの入り方ですよね?

そして、動きにくい時こそ、損を出しやすいのです。
値動きがはっきりしないからです。
お盆中に取引されている方。
利益が出しにくいと思われているのではないでしょうか?
そんな方も多いのではないかと思います。
だからこそ、持合いが予測されるお盆中はオススメはしないわけです。

この記事は8月13日に書いた記事ですが、
おそらく公開される8月15日になってもきっと
まだ狭いレンジ域で個人投資家を食い物にしているのではないかと思います。

ポイントはたった二つ。


このドル円相場で言えば、ポイントは二つしかありません。
単純に言いますが。

一つは
103.1へ達するかどうか。

前回、これをタッチする事が叶いませんでした。

タッチ出来ないという事は、理屈的に下に割れる事が出来ます。

それはつまり、100.749の今年最安値を割れる事を意味します。

この理屈が一つ目。

もう一つは、
持合い上値抵抗線を越えたという事。

越えた事をフェイクにして下落してきていますから、これを月末の終値で越えていれば、
そして安値100.749(出来れば前月安値101.061)を切り上げて抵抗線を越えていれば、
それはただ単に下落から上昇へ転じた事になります。

これが二つ目の理屈です。

月足なので分かりにくいですが、102.4-5以上であれば越えている事になります。

つまり、終値と安値切り上げ。
大枠はこののポイントで判断が出来ます。そして、
その二つに注目しながら、短期売買で目標算出が出来るのであれば
完璧に天井から底まで売り、底から天井まで買う事が出来るわけです。

目標算出はフィボナッチですね。
値動きのルールを勉強すれば、それで出来るようになります。


理屈が大事です。

『月が終わる時に持合上値抵抗線を越えていたらそれは、越えた事になる。』
という理屈があります。


これはインジケーターがどうこうとか、
私の手法が最強!とか、そんな話では全くないのです。

そんな事はどうでもいいのです。ほんと、どうでもいい。

値動きがどういう理屈で動いていて、
『"なぜ"そうなるのか?』という意味を知ってさえいれば、
ただ単に103円から101.5まで売って、丁度で買い直す事は
目をつむっても出来るくらい簡単な事なのですから。(笑)

私のMACDが最強!ではないのです。

そんなものを出す必要は全くないですね。

今見てみたら・・

少し振り返りながら、掘り下げて説明してみます。

前回の記事では、「102.4幾つを付けるか付けないか」
みたいな話をしましたが、同じセオリーが3回目なので
フェイクのフェイクに(笑)使われましたよね。

102.5-101.5がポイント!と書こうかどうしようか迷ったのですが、
フェイクの値幅の話をしていたのでそのように書いてみた
というのが本当のところです。(笑)

今、動画『週間展望8月5日』の下にアップロードしてある
ドル円の今後の展開予想を見てみたら、今のところビンゴのようです。

8月6日のドル円相場日足
これ!
ここの部分ですね。今は8月13日です。
101.5を付けて上昇しています。その前の売り場も
数PIPSフェイクには使われましたが、ほぼその通りに動いています。

この先ももちろん、アップロードしてありますが、週間展望を観ることが出来る
勝ち方実戦編フリーパスプランのご参加者のみとなっております。

やるべきか、やらざるべきか。


そういった事を考えるのもまた、重要な事でしょう。

やる価値のある時にトレードして、やる価値のない時には休む。
メリハリを付けて、気楽にトレードライフを送りましょう!

お盆は遊ぶぞ、という事で
ではまた。

8月31日まで限定で、最高にお得なキャンペーン!

最後に、8月31日まで半額で手に入るものがありますので、ご紹介しておきます。
それは、・・・出している全ての教材です。
私が研究してきた相場の裏。理屈。知っている知識の全てがコレです。

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※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2014/08/02

雇用統計お疲れ様でした

まとめておきましょうか

ドル円・ユーロドル・ダウ・ドルインデックスのチャートで
2014年8月1日雇用統計を振り返って、来週からのトレードに活かしていきましょう。

ドル円

ドル円0801日足雇用統計後
ドル円0801日足雇用統計後

ドル円週足0801
ドル円週足0801
まずドル円ですが、7月末のFOMCと8月1日の雇用統計を目指して上昇していました。
103円付近で張り付いていましたが、雇用統計で102.4まで下落。
雇用統計はドル円と決めているので簡単過ぎてうっかり寝ていましたが(笑)、
予定通り下落でした。

今回の雇用統計でのドル円で難しい点が一つあったとすると、
NYダウと逆に動いていた事が挙げられます。
その点を除けば、
つまりドルインデックスと米国長期金利に追随しダウと逆に動くと考えた上で
トレードするのであれば、非常に単純でした。
特にドルインデックスとは全く同じ動きをしていましたが、それは後でお話しします。

まず、チャートを見て下さい。

日足と週足が載っています。
日足レベルで、それまでの上昇が止まって103.117を付けずに下落したわけですが・・
これは何故か。

このセオリーは『0.500~フェイクの値幅~』という教材にしています。
その理由で到達せずに下落したという事です。
セオリーを知っていると、雇用統計中に寝ながら勝つという事が可能になります。
ちなみに今年はこのセオリーで雇用統計を2・3回は勝っています。
今年に入って8回目の雇用統計。ドル円は今のところ全勝です。

次に週足ですが、一目均衡表で基準線が102.45にあります。
8月1日は金曜日で、週足では当然最後の日になります。
月足では最初の動き。

この意味を考えてあるかどうかが重要でしょう。
週足で終値を付けなければいけないわけです。
102.5の持合上値抵抗線を越えて、103に達したのですが、
週足では終値で基準線がターゲットになる。
つまり8月1日の最後は売られる事になる。
その後、上に行こうとも、下に行こうとも
値動きを分かりにくくしようと思えば、基準線まで戻るべきです。

「終値で戻れば、越えたことにはならない」

これがラインだからです。

上に行くのか下に行くのかが簡単に分かってしまったら、
投資家は負けてくれません。
つまり、分かりにくい位置へ戻らなければいけない。

以上が、雇用統計でドル円が売りだった理由です。
インジケーターがどうこう・・・は、どうでもよくて
「チャートをしっかり見ているか」が勝敗を分けるのがトレードだと私は考えます。

フィボナッチとギャンを使ったライントレードをマスターする、
チャートが見れるようになる、
のなら、『0.500~フェイクの値幅~』も含まれる
勝ち方実戦編フリーパスプランへご参加下さい。
勝ち方実戦編のメンバーサイトには今回このセオリーが重要であり、意識されている事を
雇用統計前に書き込んだりもしていました。

そして同じ状況になった時に外さないように今回特別に
『0.500~フェイクの値幅~』を単品販売してみます。
パスワードはsecretです。
※状況に応じて販売終了するかもしれませんし、公開される事もあります。
お試し販売なので個数はかなり少ないですが、ご了承下さい。
DLmarketで購入

今後意識すべき点

ドル円は103.117を付けてから下落するか、付けずに下落するか
で大きく意味合いが変わると考えていました。
今回は、付けずに下落しましたので、基準線を下回り、持合上値抵抗線を下回って
終値が付けば、かなり下方向の意味合いが強まると考えて良いでしょう。
※抵抗線はご自身で引いてみて下さい。
※終値はこの記事を書いている時点ではまだ付けていません。

日足と週足の話をしましたが、
月足では月初めが下落で始まったことになります。
ちなみに2014年は1月2月陰線、3月陽線、4月5月6月陰線、7月陽線、
8月は陰線でスタートです。
あまり宜しくはない事がお分かりになると思います。
ドル円月足8月1日
ドル円月足8月1日
意識すべきポイントは、102.4-5、102.14、101.9、101.55、101(101.061前月安値)
と、103.11、104.3、105.4(1月高値)が当面
値動きを判断する上で基準になる値位置です。
持合いを越えたのか越えていないのかが、次に話のネタにされる事でしょう。

ではどこがどうなったらどうなるの?、という話は
長くなりましたので、動画に撮って「週間展望」として
勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーにお送りします。

ドルインデックス

ドルインデックス日足8月1日雇用統計前
ドルインデックス日足8月1日雇用統計前

ドルインデックス日足8月1日雇用統計後
ドルインデックス日足8月1日雇用統計後
ドル円がドルインデックスに追随している、同じ動き、とお話ししたのはこの事です。
10560を付けるべきところを、10559までで下落してギャンファンを下回りました。
目標は10570であったにも関わらずです。
つまりはそういうことです。

NYダウ

NYダウ週足0801
NYダウ週足0801
ダウが意外で、雇用統計前に目標を付けずに4.236ラインを付けに下落しました。
これによって、少し面白くなってきました(笑)。
4.236を割り込んだので終わりと見るか、または
いやいやまだ上値余地を残しているので押し目買いと見るか。
分かれるところでしょう。
後者だとした場合は、まだ暴落は来ないと捉えられますが・・?(笑)
余韻を残してくれて嬉しい限りです。

今回、このダウの動きとドル円・ドルインデックス・長期金利は逆、
ユーロドルは近い動きをしています。

ユーロドル

ユーロドル週足8月1日
ユーロドル週足8月1日
ユーロドルはまだ中途半端なラインしか達成していません。
1.32-1.324が本ターゲットだと考えると、1.35320の値位置が抵抗帯として意識されるでしょう。

今回は以上です。
動画「週間展望」はメンバーの方はお楽しみに。
ライントレーダーズ通信ではもしかすると、前回の記事も同時配信される≪かなり長くなる≫
可能性があります。メールが途切れてしまう場合はWEB版でご覧下さい。

提供 by3STARTER.JP

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