2014/08/02

雇用統計お疲れ様でした

まとめておきましょうか

ドル円・ユーロドル・ダウ・ドルインデックスのチャートで
2014年8月1日雇用統計を振り返って、来週からのトレードに活かしていきましょう。

ドル円

ドル円0801日足雇用統計後
ドル円0801日足雇用統計後

ドル円週足0801
ドル円週足0801
まずドル円ですが、7月末のFOMCと8月1日の雇用統計を目指して上昇していました。
103円付近で張り付いていましたが、雇用統計で102.4まで下落。
雇用統計はドル円と決めているので簡単過ぎてうっかり寝ていましたが(笑)、
予定通り下落でした。

今回の雇用統計でのドル円で難しい点が一つあったとすると、
NYダウと逆に動いていた事が挙げられます。
その点を除けば、
つまりドルインデックスと米国長期金利に追随しダウと逆に動くと考えた上で
トレードするのであれば、非常に単純でした。
特にドルインデックスとは全く同じ動きをしていましたが、それは後でお話しします。

まず、チャートを見て下さい。

日足と週足が載っています。
日足レベルで、それまでの上昇が止まって103.117を付けずに下落したわけですが・・
これは何故か。

このセオリーは『0.500~フェイクの値幅~』という教材にしています。
その理由で到達せずに下落したという事です。
セオリーを知っていると、雇用統計中に寝ながら勝つという事が可能になります。
ちなみに今年はこのセオリーで雇用統計を2・3回は勝っています。
今年に入って8回目の雇用統計。ドル円は今のところ全勝です。

次に週足ですが、一目均衡表で基準線が102.45にあります。
8月1日は金曜日で、週足では当然最後の日になります。
月足では最初の動き。

この意味を考えてあるかどうかが重要でしょう。
週足で終値を付けなければいけないわけです。
102.5の持合上値抵抗線を越えて、103に達したのですが、
週足では終値で基準線がターゲットになる。
つまり8月1日の最後は売られる事になる。
その後、上に行こうとも、下に行こうとも
値動きを分かりにくくしようと思えば、基準線まで戻るべきです。

「終値で戻れば、越えたことにはならない」

これがラインだからです。

上に行くのか下に行くのかが簡単に分かってしまったら、
投資家は負けてくれません。
つまり、分かりにくい位置へ戻らなければいけない。

以上が、雇用統計でドル円が売りだった理由です。
インジケーターがどうこう・・・は、どうでもよくて
「チャートをしっかり見ているか」が勝敗を分けるのがトレードだと私は考えます。

フィボナッチとギャンを使ったライントレードをマスターする、
チャートが見れるようになる、
のなら、『0.500~フェイクの値幅~』も含まれる
勝ち方実戦編フリーパスプランへご参加下さい。
勝ち方実戦編のメンバーサイトには今回このセオリーが重要であり、意識されている事を
雇用統計前に書き込んだりもしていました。

そして同じ状況になった時に外さないように今回特別に
『0.500~フェイクの値幅~』を単品販売してみます。
パスワードはsecretです。
※状況に応じて販売終了するかもしれませんし、公開される事もあります。
お試し販売なので個数はかなり少ないですが、ご了承下さい。
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今後意識すべき点

ドル円は103.117を付けてから下落するか、付けずに下落するか
で大きく意味合いが変わると考えていました。
今回は、付けずに下落しましたので、基準線を下回り、持合上値抵抗線を下回って
終値が付けば、かなり下方向の意味合いが強まると考えて良いでしょう。
※抵抗線はご自身で引いてみて下さい。
※終値はこの記事を書いている時点ではまだ付けていません。

日足と週足の話をしましたが、
月足では月初めが下落で始まったことになります。
ちなみに2014年は1月2月陰線、3月陽線、4月5月6月陰線、7月陽線、
8月は陰線でスタートです。
あまり宜しくはない事がお分かりになると思います。
ドル円月足8月1日
ドル円月足8月1日
意識すべきポイントは、102.4-5、102.14、101.9、101.55、101(101.061前月安値)
と、103.11、104.3、105.4(1月高値)が当面
値動きを判断する上で基準になる値位置です。
持合いを越えたのか越えていないのかが、次に話のネタにされる事でしょう。

ではどこがどうなったらどうなるの?、という話は
長くなりましたので、動画に撮って「週間展望」として
勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーにお送りします。

ドルインデックス

ドルインデックス日足8月1日雇用統計前
ドルインデックス日足8月1日雇用統計前

ドルインデックス日足8月1日雇用統計後
ドルインデックス日足8月1日雇用統計後
ドル円がドルインデックスに追随している、同じ動き、とお話ししたのはこの事です。
10560を付けるべきところを、10559までで下落してギャンファンを下回りました。
目標は10570であったにも関わらずです。
つまりはそういうことです。

NYダウ

NYダウ週足0801
NYダウ週足0801
ダウが意外で、雇用統計前に目標を付けずに4.236ラインを付けに下落しました。
これによって、少し面白くなってきました(笑)。
4.236を割り込んだので終わりと見るか、または
いやいやまだ上値余地を残しているので押し目買いと見るか。
分かれるところでしょう。
後者だとした場合は、まだ暴落は来ないと捉えられますが・・?(笑)
余韻を残してくれて嬉しい限りです。

今回、このダウの動きとドル円・ドルインデックス・長期金利は逆、
ユーロドルは近い動きをしています。

ユーロドル

ユーロドル週足8月1日
ユーロドル週足8月1日
ユーロドルはまだ中途半端なラインしか達成していません。
1.32-1.324が本ターゲットだと考えると、1.35320の値位置が抵抗帯として意識されるでしょう。

今回は以上です。
動画「週間展望」はメンバーの方はお楽しみに。
ライントレーダーズ通信ではもしかすると、前回の記事も同時配信される≪かなり長くなる≫
可能性があります。メールが途切れてしまう場合はWEB版でご覧下さい。

提供 by3STARTER.JP

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2014/07/24

ユーロドル・ユーロ円・ドル円・ダウの現状とターゲット

相場状況の前に‥注目ポイント。

しばらくドル円で持ち合いが続いたので、配信を停止していましたが
そろそろ面白いポイントに差し掛かってきています。

一番注目すべきは、ご存じの通り、
8月1日雇用統計、そして7月31日(30日夜中3時)FOMC政策金利。
もしこれがある事に気が付いていなければ
今すぐチェックした方が良いでしょう。

ではチャート分析です。
今日はユーロを中心に、ユーロドル・ユーロ円・ドル円・NYダウ
手短かにお伝えしたいと思います。

ユーロドル

ユーロドルが1.35を先週7月18日金曜日に割れました。
そして今週は売られています。
これでようやく、目標1.343台を付けることが出来ました。
付けた瞬間で2・30PIPS買われているのが今の状況です。
(先週1.35を割れ、⇒今週は売られている。目標を付け、⇒買われている。
これはごく当たり前の流れです)

ではこれからですが、
派手に戻ると1.364がターゲット。
その前に割れた1.35辺り、1.351、1.356のターゲットがあります。

1.343を割り込んでくると、次のターゲット
1.32台の1.329、1.324、1.32が狙い目。

その値位置をも割れると1.31がターゲット。1.3を付けるかどうかで
ここでは分かれる局面です。
付けたら1.25までを最大と見込めますが、そうでなければ
1.324を基本として考えるべきではないかと思います。

どちらにしても月足では大きな持ち合い相場のユーロドル。
この持ち合いの上辺は1.5下辺は1.2。
ユーロドル週足7月24日
ユーロドル週足7月24日

ユーロドル日足7月24日
ユーロドル日足7月24日

ユーロ円

ユーロ円とスイス円、ドル円もそうですが、安値を割れるか割れないかという局面での相場展開です。
ユーロ円日足7月24日
ユーロ円日足7月24日

ユーロ円週足7月24日
ユーロ円週足7月24日
このギリギリ感はなかなか面白いですが、ユーロ円の場合
136.2がポイントになっています。
今の安値からの戻りで計算すると、上げは137.4、138、139。
割り込んだ場合は134.7がターゲットになっているようです。

耐えているわけですが、136.2には大量のストップがある事はお忘れなく。

ドル円

ドル円も似た状況で100.8の局面です。
ドル円日足7月24日
ドル円日足7月24日
上は細かい話を省くと、102.5,104.3。
下は100割れと98.1。
省きすぎだとは思いますが(笑)。
このドル円は現状、完璧な持ち合いです。

確か前回、『ラインを割り込んだら持ち合いが予測される』とお話ししましたが、
その投稿の後すぐラインを割り込んで今に至ります。(7月4日の投稿はこちら
「週間展望7月8日」という動画では、101が押し目に使われるのではないか?
とお話ししました。
101.5と見せかけて101を押し目に使う。(笑)
このフェイクは非常に分かり易い展開でした。

ギリギリで買って目標で利食いをする、上がったら売り叩いてギリギリで利食いをする。
そのせめぎ合いもいよいよ獲る値幅が無くなってきたのが、最近のドル円です。
間隔も狭まってきていますので、細かい上げ下げのタイミングを配信する事も厳しい状況です。

NYダウ

ダウも、しばらく動きませんでしたが
そろそろ月末のイベントに向けて要チェックです。
NYダウ週足7月24日
NYダウ週足7月24日
7月24日現在のNYダウはこの状況。
非常に分かり易いターゲットが並んでいます。
イベント、そしてターゲット。
後は言わなくても、大体分かると思います。

ではまた。

イベントに向けて戦略をしっかりと。


P.S.NYダウ以外にナスダック100とS&P500も面白い展開になっています。
その話は「週間展望7月8日」(勝ち方実戦編)という動画、チャートは
フィボナッチ大事典の会員ページVIP会員ページにも載せてあります。

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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2014/07/04

現在のライン状況(ドル円・ユーロドル・NYダウ・10年債・ドルインデックス)

ドル円

まずはドル円相場から。
前回の配信で、持ち合い下抜けで101.279辺りを目指しましょう、という話をしました。
そこがターゲットだからです。(前回の記事はこちら
そして今、その値位置から上昇してこの上げのターゲットを達成したところです。
チャートを見てみましょう。

ドル円4時間足7月4日
ドル円4時間足7月4日

ドル円日足7月4日
ドル円日足7月4日
この101.2台での買いは起こるべくして起こった買いです。
分かっている人は皆買っていた完璧な買い場でした。
少し説明すると、
米国10年債利回りが「不気味な下落」と言われていた(笑)わけですが、
むしろ買い場である事は明白でした。ライントレードでは。
これがまず一つ目の大きなポイントです。

米国10年債利回り

10年債利回り日足7月4日
10年債利回り日足7月4日

10年債利回り月足7月4日
10年債利回り月足7月4日
ラインを越えて戻ったところで、抵抗線を支持線として買われたという事です。
このタイミングでドル円は買われました。

10年債4時間足
10年債4時間足
こちらは10年債の方です。利回りではないです。先物の4時間足チャートです。
このように売られていたわけです。そして、今は安値を切り上げています。
売り目標は達しました。この後は底値を割れるか割れないかにもよりますが、
このシーン、4時間足では割れなければむしろこちらが買い場です。

※債券に関しては、良いチャートが無くて中途半端なライン分析しか出来ないので
どなたかフィボナッチがまともに使える米国債券や利回りチャートをご存知の方が
いらっしゃったら是非教えて下さい。お願いします。
先物のチャートは短期間しか表示できない事もあり、完璧な分析は難しいのでご了承下さい。

とにかく、10年債長期金利が買われるタイミングだったという事です。

NYダウ

次に、ダウですが
前の記事で書いた通り、売り目標が16720-16740でした。(前回の記事はこちら
そして16742で買われました。
今は17000台へ突入していて、17042の目標を達成したところです。
このダウも、17000台前の調整下落でしたから、
雇用統計で突破するシナリオは非常に分かり易かったでしょう。

16683の強力なフィボナッチライン(週足月足の目標値だった)をその前に
支持にして上昇しましたが、今回の上昇は16742から。これもまたフィボナッチです。
いつもそうなのですが。(笑)
NYダウ4時間足7月4日
NYダウ4時間足7月4日
チャートのように4.236のラインを抵抗線として上昇し、0.236のフィボナッチで跳ねました。
このように、フィボナッチとギャンを使い、値動きのルールを知っていれば
値動きはいつもいつもライン通りに動いている事がよく分かります。

ドルインデックス

ドルインデックスも、0.618のラインを割れるか割れないか、そして
前の安値を割れるか割れないかという戦いをしていましたが、安値切り上げとなりました。
ドルインデックス週足7月4日
ドルインデックス週足7月4日
が、依然として危険なことは見ての通りです。
今後、安値を割れた場合には赤いライン10300辺りとギャンファンで支えられれば良いですが
青いライン10000付近まで来てしまうようであれば、ドル円もつられて大幅に下落すると考えた方が良いでしょう。
今段階では耐えています。
耐えたが故にドル円も買いの可能性はぐっと高まっていました。
細かな前安値は微妙に割れている事も、一つ面白いポイントです。

ドルインデックスの動向は重要なので、チェックしておきましょう。

ユーロドル

ユーロドル日足7月4日
ユーロドル日足7月4日

ユーロドルは1.369-1.37がポイントです、と言いましたが1.36993から売られました。
予定通りの値位置からの売りです。(前回の記事はこちら
その前の持ち合いでは、ドル円が下抜け、ユーロドルが上抜けでした。
この辺りはドル円と真逆の動きです。
その値位置から下落して、4.236目標達成です。
但し、この目標にしていた値位置が0.500であるという事は・・。
そして売られたポイントが1.36993の0.382であるという事を
よく考えなければいけません。

この時点で、これ以上下落する事が可能になったという事になります。
1.35台(いつもの値位置)で拾われれば、1.38台が目標になりますが、
そうでなれば、オレンジのラインの0.618、1.32辺りが控えています。

1.369-1.37が売り場である事は、一番初心者向けの教材
「史上最も簡単で、最も正確な読みの出来るCFDとFXの取引方法」
ですら説明している内容で、超簡単なトレードポイントです。

現在注目すべきは、史上最も簡単な笑0.236のセオリー0.500のセオリー
どう反応するか、です。

ドル円とユーロドルの詳しく専門的な解説は
勝ち方実戦編のメンバーサイトにアップロードしてあります。(MemberOnly)
メンバーの方はこちら
0.618,0.764,1.618,4.236などの値動きのルール(値位置が持つ意味とセオリー)を
知っていれば、理解出来ます。

値動きは、明らかに値動きのルール通りに動いています。
これまでもそうだし、これからもそうでしょう。
決まった値位置から決まった値位置まで動き、達成してまた次のターゲットへ進む。それらの動きが各市場同士で組み合わされ、結果として値動きに反映される。
※ちなみに値動きのルールという教材はあります。
全てではありませんが、値動きをルール化してまとめたものです。

ドル円

ドル円日足7月4日
ドル円日足7月4日


もう一度ドル円です。
以上の理由から、ドル円が完璧な買い場だったという話でした。
こうして改めて日足で見ても押し目も少なく、ぐいぐい上げてくれました(笑)。

雇用統計前であり、さらに6月に安値を守り切ったという心理的?要因も働いていたはずです。

今後注意すべきポイントですが、この日足チャートだと
上抜けた青のラインは、一度抜けたわけですから抵抗になり得るのか。
そして
上昇を止めた赤の抵抗線と目標だった値位置102.178、
ここを越えられるか。

越えられなくて青のラインも下回るようであれば持ち合いが予測され、
赤のラインも越えたのであれば
いよいよその上の赤のライン102.78辺り(下降してきています)が
注目されることになります。
その前の102.33辺りにも十分注意が必要です。

ここまで書いてきたように、ドル円はドルインデックス・10年債利回り・NYダウ・ユーロドル
と連動して動いています。
そしてそうであるならば、
ドル円のトレーダーもその他の市場に目を向けてみては如何でしょうか。

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