ドル円
まずはドル円相場から。
前回の配信で、持ち合い下抜けで101.279辺りを目指しましょう、という話をしました。
そこがターゲットだからです。(前回の記事はこちら)
そして今、その値位置から上昇してこの上げのターゲットを達成したところです。
チャートを見てみましょう。
ドル円4時間足7月4日 |
ドル円日足7月4日 |
分かっている人は皆買っていた完璧な買い場でした。
少し説明すると、
米国10年債利回りが「不気味な下落」と言われていた(笑)わけですが、
むしろ買い場である事は明白でした。ライントレードでは。
これがまず一つ目の大きなポイントです。
米国10年債利回り
10年債利回り日足7月4日 |
10年債利回り月足7月4日 |
ラインを越えて戻ったところで、抵抗線を支持線として買われたという事です。
このタイミングでドル円は買われました。
10年債4時間足 |
こちらは10年債の方です。利回りではないです。先物の4時間足チャートです。
このように売られていたわけです。そして、今は安値を切り上げています。
売り目標は達しました。この後は底値を割れるか割れないかにもよりますが、
このシーン、4時間足では割れなければむしろこちらが買い場です。
※債券に関しては、良いチャートが無くて中途半端なライン分析しか出来ないので
どなたかフィボナッチがまともに使える米国債券や利回りチャートをご存知の方が
いらっしゃったら是非教えて下さい。お願いします。
先物のチャートは短期間しか表示できない事もあり、完璧な分析は難しいのでご了承下さい。
とにかく、10年債長期金利が買われるタイミングだったという事です。
NYダウ
次に、ダウですが
前の記事で書いた通り、売り目標が16720-16740でした。(前回の記事はこちら)
そして16742で買われました。
今は17000台へ突入していて、17042の目標を達成したところです。
このダウも、17000台前の調整下落でしたから、
雇用統計で突破するシナリオは非常に分かり易かったでしょう。
16683の強力なフィボナッチライン(週足月足の目標値だった)をその前に
支持にして上昇しましたが、今回の上昇は16742から。これもまたフィボナッチです。
いつもそうなのですが。(笑)
前の記事で書いた通り、売り目標が16720-16740でした。(前回の記事はこちら)
そして16742で買われました。
今は17000台へ突入していて、17042の目標を達成したところです。
このダウも、17000台前の調整下落でしたから、
雇用統計で突破するシナリオは非常に分かり易かったでしょう。
16683の強力なフィボナッチライン(週足月足の目標値だった)をその前に
支持にして上昇しましたが、今回の上昇は16742から。これもまたフィボナッチです。
いつもそうなのですが。(笑)
NYダウ4時間足7月4日 |
このように、フィボナッチとギャンを使い、値動きのルールを知っていれば
値動きはいつもいつもライン通りに動いている事がよく分かります。
ドルインデックス
ドルインデックスも、0.618のラインを割れるか割れないか、そして前の安値を割れるか割れないかという戦いをしていましたが、安値切り上げとなりました。
ドルインデックス週足7月4日 |
今後、安値を割れた場合には赤いライン10300辺りとギャンファンで支えられれば良いですが
青いライン10000付近まで来てしまうようであれば、ドル円もつられて大幅に下落すると考えた方が良いでしょう。
今段階では耐えています。
耐えたが故にドル円も買いの可能性はぐっと高まっていました。
細かな前安値は微妙に割れている事も、一つ面白いポイントです。
ドルインデックスの動向は重要なので、チェックしておきましょう。
ユーロドル
ユーロドル日足7月4日 |
ユーロドルは1.369-1.37がポイントです、と言いましたが1.36993から売られました。
予定通りの値位置からの売りです。(前回の記事はこちら)
その前の持ち合いでは、ドル円が下抜け、ユーロドルが上抜けでした。
この辺りはドル円と真逆の動きです。
その値位置から下落して、4.236目標達成です。
但し、この目標にしていた値位置が0.500であるという事は・・。
そして売られたポイントが1.36993の0.382であるという事を
よく考えなければいけません。
この時点で、これ以上下落する事が可能になったという事になります。
1.35台(いつもの値位置)で拾われれば、1.38台が目標になりますが、
そうでなれば、オレンジのラインの0.618、1.32辺りが控えています。
1.369-1.37が売り場である事は、一番初心者向けの教材
「史上最も簡単で、最も正確な読みの出来るCFDとFXの取引方法」
ですら説明している内容で、超簡単なトレードポイントです。
現在注目すべきは、史上最も簡単な笑0.236のセオリーと0.500のセオリーが
どう反応するか、です。
ドル円とユーロドルの詳しく専門的な解説は
勝ち方実戦編のメンバーサイトにアップロードしてあります。(MemberOnly)
メンバーの方はこちら
0.618,0.764,1.618,4.236などの値動きのルール(値位置が持つ意味とセオリー)を
知っていれば、理解出来ます。
値動きは、明らかに値動きのルール通りに動いています。
これまでもそうだし、これからもそうでしょう。
決まった値位置から決まった値位置まで動き、達成してまた次のターゲットへ進む。それらの動きが各市場同士で組み合わされ、結果として値動きに反映される。※ちなみに値動きのルールという教材はあります。
全てではありませんが、値動きをルール化してまとめたものです。
ドル円
ドル円日足7月4日
|
もう一度ドル円です。
以上の理由から、ドル円が完璧な買い場だったという話でした。
こうして改めて日足で見ても押し目も少なく、ぐいぐい上げてくれました(笑)。
雇用統計前であり、さらに6月に安値を守り切ったという心理的?要因も働いていたはずです。
今後注意すべきポイントですが、この日足チャートだと
上抜けた青のラインは、一度抜けたわけですから抵抗になり得るのか。
そして
上昇を止めた赤の抵抗線と目標だった値位置102.178、
ここを越えられるか。
越えられなくて青のラインも下回るようであれば持ち合いが予測され、
赤のラインも越えたのであれば
いよいよその上の赤のライン102.78辺り(下降してきています)が
注目されることになります。
その前の102.33辺りにも十分注意が必要です。
ここまで書いてきたように、ドル円はドルインデックス・10年債利回り・NYダウ・ユーロドル
と連動して動いています。
そしてそうであるならば、
ドル円のトレーダーもその他の市場に目を向けてみては如何でしょうか。
提供 by3STARTER.JP
ご注意事項
※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。