2020/10/25

ユーロドル分析byライントレード(ルール通りに動くユーロ)

2020年後半のユーロドルについて

今日は前回、前々回でも取り上げたユーロドル(EURUSD)についてです。

  • ユーロドルはこれからどうなの?
  • ポジションが不安!
という方は読んでみると良いかも知れません。
また、ルール通りって何?
と思われる方も面白いかと思われます。
2020/10/25記
スリースタータードットジェーピー 大野

4時間足

EURUSDH4 20201025

まず前回少し書いた4時間足レベルの話では、この値位置が目標値でした。
一回、下へ振ってから上昇したので分かりにくくなったのですが、
目標値へ到達。

到達後は戻るべきラインへ戻り反発しました。

一回下へ振った時の値動きも、私が気が付かなかっただけで
この値位置への押し目はセオリー通りでした。申し訳ございません。
※フィボナッチのセオリーです

私は一回下へ振った時の下落を買いながら売り(?(笑))、
目標値への上昇を買っていました。そして、
戻るべき値位置からの反発をまた買いました。

日足

EURUSDD1 20201025

日足で見るとこうなっています。
前々回で書いたもので、チャネルを抜けているので高値圏でうろうろしています。
そのまま伸びていけば良いのですが、
1.2にはエクスパンションのラインがあり、ここを年末に抜けているかどうかが
来年以降の値動きに重要な影響を及ぼす事が予想されます。
よって、まだこの値位置で持ち合いになっているというわけです。

で、気が付いたのですが
エクスパンションのライン以外に、今回用いているリトレースメントの目標値というセオリー。
これは『新値動きのルール』という新動画をご紹介するために
わざわざこのやり方で説明していますが、
このルールで面白い事が分かりました。

今回の1.2への上昇こそ、目標値へのものだったのですね!
今のところ完璧に目標値へ到達して反落しています。

正しく、本当に理論通りにラインを引いたのならこういう目標値になります。

この引き方が正解!なのだとすれば
ある値位置へ到達する前に、戻るべきラインがあります。
という事は
今私も買っていますが、そして買っている人も多いと思いますが
このユーロをいつまで保有すべきかという問題があるなあ、と考えているところです。

十分にこれからの値動きには、気を付ける必要があります。
ご注意を。

これはただの予想ですが(事実は上に書いたものだけ)、
おそらく1.2前後で越えたり戻ったり
とにかく持ち合いになって、年を跨ぐかどうか
時間を掛けて、1.2を若干超えるでしょう。
そして、1.25に到達する前に1.13まで下落するはず。

30分足

EURUSDM30 20201025

目標値が分かるので、利食い損ねる事もなく、この3つの押し目を捉えられました。
下落目標値も重要ですね。
これがないと、どこで下落が止まるのかは分からないからです。

この30分足の安値からの上昇目標値はよく機能しましたが
その戻りの値位置が少し足りません。
この点は気掛かりですね。
来週以降の値動きでまた考えてみたいところです。
※特に配信はしませんが

なお、毎週、勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーサイトでは
このユーロドルやその他市場について配信しています。
こういう公開ブログではそもそも
手法自体を教えていないので、ラインを出せない(笑)ので配信自体が難しいですが、
全てを知っている方々へ書くのは簡単ですから。
※まだ読んでいないメンバーの方はサイトで読んでみて下さい。


この手法は最新の動画『新値動きのルール』で学べます。

それではまた。

提供 by3STARTER.JP


基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2020/10/17

ユーロドルとナスダックの展望2020年末~

最後の一押し前の調整局面?それともまさかこのまま・・

2020年10月半ばの現状では、おそらく
このように思われているのではないでしょうか。

為替では伸びたユーロドル、株価指数ではナスダックの新高値なるか?

そこで、この2つの市場について
ライントレードで分かる事を共有して行きたいと考えています。

ユーロドル

ユーロドル日足
ユーロドルの日足(2020/10/17)
まず、1.20110が最も重要なラインです。
別に今高値になっているからではないですよ。

これが週足レベルの重要なエクスパンションのラインで
年終値で1.2を越えているか否かが、来年に相当大きな影響を及ぼします。

越えていなければ来年上昇しても
その後の暴落を生むだけ(笑)。
だから何としても越えたいけれど、それも厳しい状況。

そのようなわけで今は下落しているのです。
では、支えになるラインや
エクスパンションでの反落ならエクスパンションが支えになりやすいですから
どこにそれはあるのか。
そして、今は下落チャネルを上ブレイクしているので強気なのですが
チャネルは右肩下がり。
上げのチャネルはないのか?というチャートをご用意しました。

ユーロドル日足2
これも日足です。
赤色のラインが対比するラインです。

上げのチャネルは割れていますので弱い。
この最後の支えに緑色のラインを引いておきました。
最悪の場合、ここで支えられて上昇する事が可能です。

ちなみに、1.2256がこの相場の上昇目標です。

ユーロドル日4時間足

4時間足だと上下の目標値はこんな感じです。
上昇チャネルだったのですが、下落チャネルへ切り替わってしまったので
よほどトリッキーな(笑)場合でなければ、週足終値でこれなのに
いきなり上昇チャネルへ戻る事は難しいでしょう。
※可能性があるとしたら、どちらのチャネルでもないエリアでうろうろした場合でしょうか
※なお、チャネルというのはフィボナッチチャネルの事。
この引き方は新しい設定値で、短期長期問わずめちゃくちゃ機能します。
まだ勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーサイトでしか教えていません。

ナスダック

ナスダック日足
ナスダック100の日足(2020/10/17)です。

週終値でフィボナッチファンを割れました。強気の場合は越えて終わるはず。

では下落するなら、目標値がありますがどこなのか。
チャートの青色のラインがそうです。またはファンの一本下のラインをご参考にして下さい。

ナスダック4時間足
こちらは4時間足。
下落目標値(青色のライン)はそのままで、上昇目標値を出しました。

4時間足レベルの上昇目標値は既に到達しました。
ですので、もう下落する事が可能です。

チャートに書いた安値の辺りにあるラインを付けなければさらに上の目標値へ到達が可能ですが、なかなかこれは厳しい状況です。
週終値でファンを割れている上に、下落目標値が出てしまっている。

ナスダック週足
話は変わって週足です。
細かい時間軸はどうでも良いですが、結局どうなの?

という話で言えば、同じ理屈です(そのために4時間足を載せてあります)。

この前の安値下にあるラインを付けなければそのまま上に行けますが
このラインまで戻そうとする傾向にあります。

私の場合、大体このような天井から売った場合は
そのラインまで売ります。
しかし勢いが強すぎる時はその上のラインまで行ってから
このチャートで言う10644まで戻るのがセオリーです。

※その天井から売るトレードの場合、損切り位置が相当上なので(週足では)
結局は4時間足か日足レベルまで落としてトレードされた方が良いでしょう。

なお、ナスダックはこの目標値、12314へ到達するためにこれまで上昇して来ました。
もう一押しが13067で、そうでない限りは10644までは下落しがち。


これらチャネル、ファン、リトレースメントの目標値の使い方ですが
ストラテジーズという本と、勝ち方実戦編フリーパスプランという動画教材で教えています。
目標値が分からないとかなり厳しいので、宜しければチェックしてみて下さい。

それではまた。


提供 by3STARTER.JP

基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2020/09/10

今月のポイント(為替)~ドルインデックスと金から見たポンド・ユーロ・ドル円~

ドルインデックス指数と金がポイントへ

こんばんは。大野です。9月も早くも10日になりました。
今月の分析が記事としてはまだでしたので配信しておきます。

9月1日に配信した『月間展望9月号』を今視聴してみましたが、
やはりその値位置がポイントになっているようですので
一体幾らが為替で重要なのかを書きたいと思います。

その前に重要なのがこの2つの市場です。

基幹商品としての流れ

ドルインデックスがポイントへ差し掛かり、その影響で対ドルの通貨ペアに影響が出ています。例えば、ユーロドルの上昇を止めるラインやポンドドルも同じく。
ポンドドルに関しては8月に『中長期的に売りたい』というご質問を受け、
「今ではなく、1.33または1.35から1.289までは売れます」とお答えしました。
9月1日からその流れになりましたね。反転するにはドルインデックスの上昇が必要だったからです。

まずは金から。
金月足9/10
金月足9/10配信したもの

金月足9/10
金月足9/10会員様からの情報
9月1日配信の動画では、金が1815を越えた事が一番重要な点だと話しました。
このチャートでは1811になっています。
そして、2014のラインが抵抗になるので、この2つを意識すべきだという事でした。

その後、ある会員様から2074のラインをエクスパンションで出せるという話を受けて
見てみると確かにそうでした。ここはかなり重要なラインです。
※エクスパンションの1点目をさらに前から引いてみて下さい。

1811と2074で、今月は、先月付けた2074からの反落途中というわけです。
後はこの天井からの値動きを、エクスパンションとファンで見て行けばそれほど難しくない。
つまり、1883を割れるか、2015を越えるか。それを日足以下で追えば良い。

ドルインデックス

ドルインデックス月足
ドルインデックス月足

ドルインデックス日足
ドルインデックス日足

為替に大影響なのがドルインデックスで、
年間展望でも言った通り、年始の値段が96.871を割れて始まりました。
つまり、その上のラインへ一度付けたとしても反落する事になります。

だから、103.448へ付けて、91.7へ反落したわけです。
で、最終的に84.438へ行っても良いのですが、
91.7は一つの重要な押し目となり得る値段です。

そのため、反発したのが今だという事。
ただ、日足の方を見ると、91.7の下に90.71があります。
この値段を付ける必要があるので、月初の安値が底になるとは考えない方が良いでしょう。

いつか割れるはずです。

対ドルの通貨ペアがポイントへ差し掛かる

という事で、2つの基幹商品を見て頂きました。これ以外に債券も見た方が良いですが
今回その話はしません。

ポンドドル

ポンドドル日足
ポンドドル日足
これが先ほど書いたポンドドルです。1.35から1.33で反落して1.289へ下落する。
言った通りになったので、ご質問頂いた会員様は利益になっているでしょう。
月は跨ぎましたが(笑)。

1.289は強いラインなので、一つ重要な支持線になるはずです。注目しましょう。

ユーロドル

ユーロドル月足
ユーロドル月足

ユーロドル週足
ユーロドル週足
ユーロドルは1.199が重要なラインです。違う見方をすれば1.2。
これは動画を撮影した時とは違うパソコンなので、この2個目のチャートの値位置が異なります。
このパソコンのラインで言えば、1.181と1.12で到達しました。その2つが重要なラインですから。
ただ、動画の時にはもう少し上に達成すべきラインがあったはずです。
1つ目のチャートの引き方のラインはもう到達しているわけですから、反落しています。

ユーロドルのポイントは1.2の抵抗を月末に越えられるか、そのまま反落してしまうか。
または停滞し、翌月以降に更なる上値を付けて反落するのか。
もしくは、年末規模でのラインブレイクを目指しているのか。
という事になります。
そのくらい重要なラインだという事ですね。(笑)

直近では重要なラインで反落した事を理解した上で、日足4時間足以下で
セオリーに沿って売買したら良いかと思われます。

ドル円

ドル円4時間足
ドル円4時間足

ドル円週足
ドル円週足
ドル円は105.61より上に月足終値を残したので、9月は抵抗になると話しました。
そうなっているわけなのですが、次は
106.08ラインを越えられるかどうかです。
先週末終値は越えていますね。
ただ、106.31の年の目標値に阻まれていますから(これは越えていない)、
今の状況(持ち合い)となっています。

105.61,106.08,106.31の3つの値位置を覚えておけば良いでしょう。
短期トレードはとにかく、106.08がポイントになります。

以上で解説を終わります。
それでは今月も頑張っていきましょう!

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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。