今年もあと5か月。
8月までの流れを見ると、現在ドル円が月足レベルで持ち合いですが
その理由は株価指数が上げでリスクオンであるのに関わらず、
ドルインデックス(米ドル価値)が下げ続けているからです。
こうなると、上げたり下げたり、結局動けない状態が続くというわけです。
というわけで、この記事の主旨は
「株価指数と米ドル価値の変化から為替を見ておこう!」です。
ドル円の持ち合い相場や、ユーロドルの上昇めどやタイミングについて
考えてみましょう。
※後で読んでみたら、分かりにくかったようなので
内容の一部を省略しておきました。これで分かり易くなったはずです。
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NYダウ月足 |
NYダウもS&P500もナスダックも、かなりの高値圏に位置しており、
年間の目標値も最後の最後です。
ダウなら22000を突破し、22300~22700辺りまでも来れば
これ以上、何も目標値が見えない状態となります。
ドルインデックスは年始から下げ続け、12551→11933(現在)へ。
今は戻りを入れており、11951と12119がポイント。
下落目標のMAXはと言えば、11807、そして最大で11301。
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ドルインデックス月足 |
(今は2011年からの上昇に対する23.6%戻しを達成したところ。
11853。3割戻しが11369であり、今年の最大下落目標の11301と合う。)
つまりドルも株価指数も、最大目標値に近い値位置まで
既に来ています。
到達し、反転するとしたら
その時、お互いの方向性は逆なのか?それとも、今から方向性が合ってくるのか?
そんな事を今考えています。
A.株価指数が調整に入り、後に年末までに目標値へ到達する
B.株価指数が先に上へ、後に下落へ転じる
C.ドルインデックスが戻り、年末へ向けて下落目標へ向かう
D.ドルインデックスが下落目標へ到達し、反転上昇する
a.株価指数とドルインデックスが非相関関係を続ける
b.株価指数とドルインデックスが連動し始める
これらが大局として、株価指数にしても、為替にしても影響を及ぼすので、
考えておくべきでしょう。
残り5か月、年末までに、どの流れを株価指数と米ドルが選択するのか。
年末までの値動きにおいて、調整局面と年の終値を想定した上での後半戦
を考えておいた方が良いでしょう。
この話は、分かりにくいので(笑)
『年間展望2017~後半戦~』または、
『株価指数と米ドルの関係』などとして動画にしようと思います。
それはそうと、8月4日の雇用統計は如何でしたか?
雇用統計の上げと下げ
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ドル円4時間足 |
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ユーロドル4時間足 |
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日経平均4時間足 |
ドル円は上昇、ユーロドルは下落。日経平均は上昇。
私はドル円と日経平均を買いました。
ユーロドルの下落は、『月間展望8月号』でお話した通り
戻す必要がある値位置付近まで下落しています。
ただ、週終値としては少し予定より足りなかったので、まだまだ
警戒すべき値位置圏内です。
ドル円は上昇するしかない状態でしたので、上昇。
雇用統計でドル円の方向性はその多くの場合で当てる事が可能ですが、
その方法は動画『リアルトレード第7弾~雇用統計とドル円~』としてお届けしようと思います。
もう一つ。もうすぐお盆ですので
お休みの間に楽しんで頂けるように、動画を予定しています。
『勝ち方実践裏LESSON37;年の流れ』
これで、年間の目標値をトレードに活かす方法をお伝えします。
お盆までに3つの動画が間に合えば良いのですが(笑)、遅れた場合は
8月中と考えて頂ければ幸いです。
- 『年間展望2017~後半戦~』または、『株価指数と米ドルの関係』
- 『リアルトレード第7弾~雇用統計とドル円~』
- 『勝ち方実践裏LESSON37;年の流れ』
※既にメンバーの方は最新アップロードお知らせサービス(無料)でアップロードをお知らせします。
※この内3がアップロードされますと、新規の販売価格は5400円(税込)分価格が加算されます。
今週の流れと来週の流れ
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ユーロドル週足 |
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日経平均週足 |
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ドル円週足 |
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ユーロドル日足 |
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日経平均日足 |
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ドル円日足 |
取り急ぎ、この3市場のみ載せておきます。
赤色の点線が先週の目標値、黒色の実線が来週の目標値です。
長くなりましたので、その他(ドルスイス、ユーロ円、金、NYダウ、S&P500、ナスダック、ドル円、日経平均、ユーロドル)の4時間足、日足、週足チャート計27枚は
勝ち方実戦編フリーパスプランのフィボナッチチャンスシート8月5日のところに全て載せてあります。
これにて、相場分析はお盆休みに入らせて頂きますので
相場分析記事の続きは8月後半になります。
お盆中は十分お気を付けてトレードして下さい。前後は良いけれども、
お盆の間は意味のない持ち合いになるケースが毎年多いように思います。
いつもご購読ありがとうございます。
それではまた。
基礎から学ぶならサイト「
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ご注意事項
※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。