変動の意味をざっくり大きく考える
このブログ(http://info.3starters.biz/)では今年2016年初めての記事になりますね。
どうぞ。今年もよろしくお願い致します。
スリースタータードットジェーピーの大野がお送りします。
さて、相場分析をしていくのがこのブログです。
年始から変動が大きく、お困りの方も多いのでは?
この意味と今後を、大きな流れで捉えてみましょう!
NYダウの下落
NYダウ月足 |
NYダウ週足 |
月足週足で見てみるとこうなっています。
昨年から下落は始まっていますが、今年は少しも上昇することなくいきなり下落。
これが1月4日の事でした。
3日までお休みで、4日が月曜日です。
この点については後でお話しますが、非常に重要な点です。
そして、目標値は3つ。
現在はまだ安値15193を割れたわけではありませんので、
現実的には「持ち合い」という事になります。
その場合、よく行っても15574程度まで。
15193を割れた場合は、14330辺り。
ここが大きな目標になっています。
ただ、さらに上の方、つまり22000~25000までいずれ(何年後かは知りませんが)行こうと思うと
押し目が必要です。
その一番浅い押し目が
13800辺りにあり、売り目標としては13233にあります。
最悪のケースは12436を割れた場合。
この場合は残念ながら、いずれ10061の目標へ向かう事が想定されます。
と、これが現状です。
つまり、今は持ち合いです。
年始いきなり下落?
では、年始にいきなり4日の日、上昇することなく下落した時に
ローソク足の年足は
どうなるでしょう。
この点について考えてみましょう。
これは上髭がない陰線です。
上髭がないローソク足によくあるパターンとして、
(時間軸を問わず)
下落し、押し目を付けて、始値を越えれば
下髭のある陽線で終わる。
これがチャートによくあるパターンです。
宜しければ、様々な時間軸のローソク足で確認してみて下さい。
もしこの年足がそうであれば、
年前半が下落、2月3月くらいまでで下落が止まった場合
後半盛り返すと始値を越える計算になります。
このストーリーをよしとするのであれば、
- どこまで下落するのか?
- いつ反転するのか?
この2つを考えた上で流れに乗っていく、という事になります。
では次に行きます。
ドルは上昇している?
ドルインデックス月足 |
ドルインデックス週足 |
株価が下落しているからといって、何もかもが下落しているかと言えば、そうではありません。
アメリカのドル自体は実は上昇しています。
これはドルインデックスといって、ドルを相対的に見た指数です。
目標値は上にありますので、まだまだ上昇しています。
だからドル円は下落していても、ユーロドルはバンバン上昇していませんよね?
ユーロポンドは上昇していますが、ユーロドルは大して上昇していない。
これはポンドが下落しているからの事。
となるとドル円は、ドルが売られているのではなく
円が買われているから下落している、という事になります。
ここまでは良いですよね。
もちろんドルインデックスが下落に転じる事があれば、
その時は注意して下さい。
ただ、今はまだ目標へ到達してはいませんので
上昇しています。
ドル円相場どうなる?
ドル円月足 |
ドル円週足 |
ドル円の月足週足チャートです。
ドル円に関しては、実は3日の日、相場が始まる前の日に
ライントレーダーズ通信でお伝えしてあります。
新年のあいさつを兼ねて配信したこの記事の中で
最後、一番重要な事をP.S.に書いておきました。
それは
119.9台のラインを付けるかどうかが重要です。
という一文です。
これが意味しているものは119.9を割れたら118円付近まで下落します。
という事です。
理論的にそうなります。
そして、目標であった118.234と、117.893を付けました。
これが現状です。
次は、116.082を割れる事があれば
114円付近が目標になります。
最終目標は110円付近です。
ただ、一旦は114.8~113.4の間で跳ねるものと考えます。
119付近までを考えています。
以上が現在の相場の状況です。
ドル円も116円を割れるまでは持ち合いという事になります。
後はNYダウが安値を割れていくのか?
ドルインデックスはどうなった?
という点にも気を付けながら、見ていって下さい。
ではまた。
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ご注意事項
※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。