ドル円の現状
今日はドル円について集中して書いていきます。スリースタータードットジェーピーの大野です。
前回までで、NYダウ・ドルインデックスについてご理解頂けたかと思います。
それらに経済指標を加えて売買タイミングを考えていくという
スタイルはよく機能します。
そしてライン。
ラインをブレイクしたのかどうか。
フィボナッチリトレースメントのセオリーに照らし合わせてみてどうか。
この二つを考えていく事で、FXの値位置から値位置への売買は
成立します。
ドル円週足
ドル円週足0227 |
分かりにくいといけないので、一番簡単なチャートを載せておきます。
見ての通り、三角持合いを抜けてそのラインを支持線に変えていますが、
更に緩やかな角度の持合いの抵抗線があり、その間で停滞しています。
前回、上昇めどが120.7という事を書きまして
その辺りで売り込まれましたよね。(ドル円分析2月10日)
それが終わって、少し回復してきています。
三角持合いも抜け、抵抗線を支持線に変えている、
ダウは高値更新して目標がもう少し上、
ドルインデックスも11735を割れなければ上、
ドル円も更に上の目標が掴めそうな形状は形成しています。
123.336~124.225(内、ポイントとなる高値が124.140にあり)
後は120円台半ばのラインを終値ベースで突破し、
121.848を抜ければそうなるでしょう。
割れてはいけないラインは118.164。
割れたら116.943~116.849をターゲット、116円台前半を最大として持合い圏内。
耐えられなければ、114.6~113.856、そして111.682。
上値は上に書いた通りですが、
その上は129.333~130.653。この辺りが月足ベースの本ターゲット。
ギャンファン的な最終抵抗は137.842という事も一応書いておきますが、
取りあえず今は忘れて頂いて
123.336~124.225(内、ポイントとなる高値が124.140にあり)という事を記憶に留めて
おいて下さい。割れてはいけないラインと割れたらどうなるのか?についても。
以上がドル円分析です。
ドル円相場でその他に気にすべき事項
タイミングとして、ユーロドルが1.12~1.11ラインを耐えられなくなった時。
この時は、ドル円は安心して買っていける時。
しかしながら、1.12ラインで反発をしてしまう場合。
この時はやめておいた方がいいかもしれません。
そんな市況、NYダウやドルインデックス、ユーロドルの動きは
最低でも確認しながら慎重に取引したいですね。
少なくとも、ドル円が世界の市場を動かしているわけではありませんから。
(笑)
ドル円チャート
その他のドル円チャートはメンバーサイトに7枚載せてあります。今回載せたのは、全てを省いた一番簡単なチャートだけです。
チャートの中には値位置が記載してあります。
上のチャートでも、どこにラインがあるのか?
よく見て頂ければ、意味やセオリーが分かるかは置いておいても
楽しいと思いますよ。役に立つはずです。
それではまた。
P.S.通常はこんな簡単なチャートだけで判断はしませんのであしからず。
この3倍はラインを引いて、確証を高めます。
そんな方法は勝ち方実戦編やフィボナッチ大事典などで教えています。
書くより、喋る方が得意なので(笑)それらの動画を観ておいて下さい。では。
提供 by3STARTER.JP
ご注意事項
※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。