2020/07/03

7月の展望は日経平均とユーロが狙い目か?ドル円難易度高

6月の復習

ドル円

6月のドル円は109.7が最大目標でした。ここへ到達し下落。
そして、「108.4を割れた時が危険」という話でした。
割れた後106.06まで下落しましたので、言った通りになったと思います。

ユーロドル

ユーロドルは「1.124が上昇ターゲット」だという話でした。
良く伸びたので1.142まで上昇したものの、
最終的には月終値で1.1232まで戻り、結局は予定通り(笑)。

6月の展望はこちら

では、今月はどうか。

正直、今月はドル円が一番難しいと思われます。
7月1日に会員様へお届けした動画『月間展望2020年7月号』でも、
「簡単なのはユーロドルと日経平均で、ドル円は難しい。」と話しています。

7月の展望

ドル円

1つだけ言えるのは108.4へ再度上昇する事があれば分かり易い
その値位置をブレイクするか戻るかによって流れは見えるという点でしょう。

金相場がドル円と逆に動きやすい市場です。
金は1800ドルを目指して上昇中です。
到達して反落したらドル円は上昇の可能性がありますが
金の上昇中はそうもいかない。

だからこそ相関関係から見ても状況としては6月よりも難しく、
先月のように簡単には行かないように見えます。(なので考えたくもない(笑))
108.4へ付けたなら、と考えても良いような気がしています。

金は1800~1850へ到達後に1600台へ反落するのではないかと考えています。
現在は1770辺りです。

このような相関関係で言えばドルインデックスが重要です。
ドルインデックスが上昇中には
ドル円は上昇しやすく、ユーロドルは下落しやすいと言えます。

そのドルインデックスは97.383のラインを先月末時点で割れているので、
再度先月安値の辺り95.993へ下落するリスクがあります。
この指数がどちらのラインへ先に動くか、どちらを抜けるか
を見ておく事がFXでは重要です。

ユーロドル

ところが、ユーロドルも似た状況です。
6月終値を1.124のライン以下へ残したため、1.1まで下落するリスクがあります。

ドルインデックスとユーロドルはほぼ逆相関関係にあり同じ値動きにはなり得ないため、
どちらが下がるか先にブレイクするかを見ておく必要があります。

長期の流れで先月、ユーロドルの上昇を止めたのはチャネルです。
これらから見ると下落の要素も十分にあるのです。
動画中で思い出せなかったチャネルのラインはこれでした(笑)。
ユーロドル週足
ユーロドル週足
ユーロドルは1.19が今月は、下落と上昇を分けるラインとなるでしょう。
割れれば1.1まで下落リスクがあります。割れずに粘れば持ち合い。
1.124を越え、1.134ブレイクしたら、1.15があり得ます。

ドルインデックスが下落して96へ向かったりしても上昇しやすいですね。
この相関関係も参考になりますし、見ておくべき値位置がほぼ2つ。
1.19と1.124だけ。この市場は簡単な方です。

なおオージードルもこれと似た状況で、チャネルが右肩下がりに迫って来ています。
越えるのか?それとも反落するのかというラインが・・。
オージードル月足
オージードル月足

日経平均

もう一つのオススメが日経平均。とりあえず今月オープンで買って
22000→22400まで上昇しましたが、
日経平均の下落リスクは21000~20800辺りまではあると考えています。

月初の上昇目標としては22600~22700、重要なラインとしては22900ですが
22400と22700辺りまでで収まったのなら、その目標値が最適です。

日経平均日足
日経平均日足
この市場で注目すべきは
ナスダック市場がもうすぐ、10500へ到達するという点です。到達し、下落するような事があれば日経平均も下落に転じるでしょう。

以上が7月展望の概要です。
詳しくは動画で観て頂きたいところですが、月間展望は既存会員様限定のサービスです。

この記事では文字ばかりで申し訳ないのですが、
ざっくりと7月1日に行った分析をお届けしました。

それではまた。
2020年も後半戦が始まりました。頑張って行きましょう!

P.S.
なお、極意書第二巻の執筆が取り敢えず終わりました。
一部修正や校閲が終われば8月中には
先行販売でご購入頂いている方にはお届け出来る予定です。

目次や全ての戦略のパフォーマンスを販売ページに載せておきましたのでご興味があればご覧下さい。

ここに書いた目標値や、こうなればこうなる可能性が高いというセオリーは
全てこの本に書いていある戦略を当てはめただけのものです。
つまり、誰でもこんな分析くらい出来る(笑)。

※載せたチャートは戦略19と20。オージードルの反発など見事でしたね。
日経平均22700の目標値は先月達成!
その他この記事に書いた値位置は色々な戦略が混ざっています。

※戦略13までは同時配信中の勝ち方実戦編の内容説明ページにまとめました。
戦略14~20の話はまだしていないのでまたいつか。

提供 by3STARTER.JP


基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2020/06/03

ドル円が2014年から割れていないライン

ドル円が2014年から割れていないラインとは

もう6月ですね。月末には半年が終わります。今日は少し長期的な話を踏まえつつ、現在の相場展開について書きたいと考えています。

今月の題材はドル円とユーロドルについて。
ちなみに、先月は日経平均でした。

日経平均は4月・5月と買いを推奨していましたが、
月初の予定通り21700円へ月末に到達し、終値ではブレイク!

現在は22000円台です。

会員様からも複数勝ち報告を頂いています。
ある程度美味しい値動きもひと段落しましたので、
今度は為替について考えてみましょう!

※記事2020/05/04 日経平均の値動きのルール
記事2020/04/30 株価指数予定通り上昇!!日経平均20000円台
※tradingviewへ投稿2020/04/05 日経平均のホットゾーン
※動画『月間展望4月号』『月間展望5月号』
→月間展望・年間展望を先着33名様にプレゼント!「勝ち方実戦編」デビューキャンペーンはこちら

ドル円月足
ドル円月足 2020年5月30日
ドル円月足 2020年5月30日
今回はこの話がメインです。
動画『月間展望6月号』でお話した事の一つなのですが、
実は…
ドル円は2014年以降、106.484という極めて重要なラインを
”年終値”で割れていません。

この値位置はフィボナッチエクスパンションで算出した時に
月足規模で一番重要な値位置です。

このラインを年で割れるという事は翌年の下落を意味する事になり、
そのため年終値では死守しています。(言って良いのかは分かりませんが)

下落しても戻り、下落しても戻るのはこのためで、
このまま上にキープしたまま、下落のファン最終ラインを抜ければ
次のファンまで上昇出来る可能性が高くなります。

それとは逆に、ダレて下がって行けば
いずれ106.4も割れてしまうかも知れません。

5月6日~7日にこのラインを付けて反発!
現在、6月3日の執筆中は108.7まで上昇しています。

下げそうでも下げない、上げそうでも抑えられる。
完全な持ち合いに入った2017年から、今年で3年が過ぎました。

今分かっているのは、この持ち合いの終結に向けて、
どちらへ動くか、そのヒントが出されようとしているという事。

このチャートには載せてありませんが、下からのファンもあります。
3月の下落が止まった理由は3つほどあり、その内の1つがこれ。

※全てテクニカルの話で、残り2つは2016年の安値を切り上げるためと、年の目標値へ到達したから。
※対外的な理由で、ドルインデックスの反発もある。

さて、そのファンというものは(この場合、フィボナッチファンの事)
斜めの線です。

斜めの線なら時間が経つと、いずれそのラインへぶつかります。
上下からそのファンが狭まって来ており、必然的に値動きも収縮。
しかし、どちらかへ抜けるしかない状況が今年の年末~来年初めには訪れるでしょう。

先ほどのエクスパンションの値位置とファンには今後、注目です。

ドル円日足

ドル円日足 5月30日時点
ドル円日足 5月30日時点
月間展望6月号を撮影した時点のチャートなので、5月30日です。

この時、『108.4~109.7が目標で、とりあえず108.4までは行く』が、
『その後で108.4を割れた時が危険』だという話をしました。

これには、別の理由(年の目標値)もあります。
基本的には今回の分析はエクスパンションとファンだけで行いました。

なお、107円台から跳ねたのも
上からのファンを抜けており、下からのファンで反発したから。

※もちろん違う理屈もあります。チャネルでは最終ラインでなんとか踏みとどまった、という値動きが5月最終日でした。

このように、ラインは極めて機能すると同時に、値動き自体を決定付けてしまうところがありますので、詳しく知っておく事をオススメします。

この使い方(ファン・エクスパンション・年の目標値など)はこちらの本に載っています。
  1. 極意書 フィボナッチトレーディングの進化論⋰
  2. 極意書第二巻 STRATEGIES 20の売買戦略
※1が詳しい使い方、2がトレードルールです。

ユーロドル月足

ユーロドル月足 5月30日
ユーロドル月足 5月30日
ユーロドルも安値圏で停滞し、何度も反発を繰り返していますが
何の理由で踏みとどまっているのかというと、これもファンです。

ただ、月足の大きな規模のファン(2000年~)で止まっていても、
直近の2017年からのファンは割れています。
このために「上昇しそうで戻る」という値動きを繰り返しています。

ユーロドル日足

ユーロドル日足 5月30日時点
ユーロドル日足 5月30日時点
5月終値で日足レベルのファンを抜けたので、上昇!

5月30日に動画でお話したのは
『1.12~1.124のラインがターゲットであり、同時に抵抗にもなる』という話です。

6月3日には1.12まで上昇しました。

ただ、まだこのチャートは完成したとは言えません。
この後、"あるパターンを作り上げられれば"、年末までに上昇出来るはず。

トレードルール1~5として、極意書第二巻と勝ち方実戦編で教えているパターンなのですが、トレード手法についての理解が必要になります。

また、『月間展望6月号』では1時間以上掛けて
ドル円、ユーロドル、日経平均、ナスダック、金、ドルインデックス
についてお話しました。こちらの動画も是非ご覧下さい。

これで月間展望の視聴者募集は最後となります。

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それでは6月も頑張っていきましょう!

提供 by3STARTER.JP


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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2020/05/04

日経平均の値動きのルール

日経平均はこのルールに基づいて動いている

5月のGWですね。
今年はいつもと違って、自宅ばかりで退屈されていますか。

暇だからと言って、『よしトレードで稼いでやるぞ』と思ったところで
良くない値動きを繰り広げる可能性は高いですね。

なぜなら、
大手ディーラーや大口トレーダーが休みで個人トレーダーばかりが
トレードしている(会社員は休みなので)と仮定しましょう。

素人ばかりがトレード→値が動かない→小動きになる→儲からない
または持ち合いになる、など
あまり美味しいとは言えない値動きに今日、4日もやはりなっています。

そこでオススメなのは、
「今はどういう値動きなのか」を考える事です。

そしてラインブレイクした時にトレードを開始すれば
(いつになるかは分かりませんがタイミングはラインブレイク)
成功する確率は上がるでしょう。

というわけで、今月の『月間展望5月号(動画は3日に配信済み)』絡みの記事としては
タイトルに書いてしまったので、日経平均について。

日経平均4時間足

日経平均4時間足 5月4日時点
日経平均4時間足 5月4日時点
クリックで拡大出来ます。この4時間足を見ると上昇トレンドが確認出来ますが、
このチャネルに沿っての上昇だと分かります。

そして今回の話は、「フィボナッチチャネルの手法」についてです。

日経平均30分足

日経平均30分足 5月4日時点
日経平均30分足 5月4日時点
30分足で見ると、この規模の下落チャネルに今はいますね。
そして、その前の下落でも同じでした。

どこで買えば良いのでしょうか?

チャネルブレイクです。

越えるまでは下落チャネルに沿って下落継続中と考え、
越えたら買いに切り替える。

この規模で動いている事はお気付きでしたでしょうか。

この手法は、現在執筆中の極意書第二巻 ストラテジーズ20の売買戦略第4章
トレードルール4(戦略8・9)です。

目標値もありまして、4月の天井は丁度その目標値でした。
私としては下落チャネルに切り替わってからは売っていますが、
この手法。

目標値とチャネルを組み合わせたトレンドフォローの戦略
丁度戦略8が日経平均の現状にぴったり。

焦る必要は全くないので、
戦略8の条件が整った時に売買して頂ければ、
次の値動きも上手く行くはずです。

一つのヒントとしては、チャネルを引いてみて下さい。
ただし、普通のチャネルを引いてもあまり意味がありません(笑)。
フィボナッチチャネルです。

もう一つは、目標値。
こちらも必要です。

トレードルールは枚数、損切りと利食い位置、
その他諸々全てが絡み合って一つになったものなので、
この記事ではなく、

詳しくはストラテジーズで。

※5月22日の8周年を記念して、先行販売特典動画も増えました!


月間展望5月号INDEX版
動画『月間展望5月号』では「日経平均、ナスダック、ドル円、金、ユーロドル、ドルインデックス」についてお話しました。

今回はFXとINDEXで動画を分けて、2つの動画をお届け。

先月も的中!

5月は、各相場でチャンスが結構あります。
というよりも、分かり易い。
明確な分岐点となる値位置もすでに分かっているので、そのラインを越えれば上昇するし
しなければ下落するでしょう。

毎月送っているこの動画『月間展望』や『年間展望』は
勝ち方実戦編(先着33名様)にプレゼントする事にしました。

丁度、日経平均の上に書いた値動き(や、ナスダックの値動き)を捉える方法も
新動画として追加しました。詳細はこちら

それではまた。

素敵なゴールデンウイークを!
お体ご自愛下さい。

提供 by3STARTER.JP


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