2019/09/06

月間展望9月号(ドル円・ユーロドル・日経平均)

9月はどうなる!?相場展開。

本日は雇用統計ですね。
9月の値動きがどうなるかを8月31日に配信した動画「月間展望9月号」から占ってみましょう!

金・ドル円・日経平均・ドルインデックス・ユーロドル

金日足9月6日
金日足9月6日

金月足9月6日
金月足9月6日
金相場については前回8月末にライントレーダーズ通信で配信しました。
大きな枠組みとして
1999年の最安値から2011年の最高値までの0.764が1526.89なので
この値位置への到達と
もしも下回ったら絶好の売り場となる事を考えると
どちらにしてもクライマックスは近いと考えられます。
最高値1920.80を越えるとも考えにくく
越えないとすれば、1526.89~最大1714.42の値位置が
今後最高の売り場となるのではないでしょうか。
とすれば、金の買いが継続しにくくなるはずです。
そして、この金相場の上昇が終わる時
株価指数や為替にも大きな影響が及ぼされるでしょう。
このように書きました。
 月間展望9月号では、このライン(ファンと水平線)での反落の可能性が高い事を言いましたが、月初からそうなっていますね。

そして、ポイントはこの金相場の逆にドル円が動きがちという点です。

ドル円

ドル円日足
ドル円日足
ライントレーダーズ通信の前回記事ではこのように書きました。

ドル円は105.867と102.026が支えの値位置なので
このラインを特に月足週足の終値で下回らないかどうかを
よく見ておく必要があるでしょう。
チャートを見て頂くと分かりますが、 結果として105.847で跳ねていますね。
この事を言っています。

そして、月間展望9月号でお話ししたのは
107~107.5までが別の意味でターゲットだという事。
大体達成したというところでしょうか。

この後は金が素直に下落してくれるか、まだ粘るかによるでしょう。
また、ラインはブレイクしたらブレイクした。出来なければ反落する。
そういう性質を持っていますから、その点に注目しておいて下さい。

日経平均

日経平均日足9月6日
日経平均日足9月6日
その流れで日経平均についてですが、ドル円と同じく月初から上昇しています。
会員様によると、
このチャートに載せたセオリーとは別に
最近教えているエクスパンション+ファンの手法でこの上昇を取れたという事です。
喜んで頂けて幸いです。

美味しい梨まで頂きまして、逆に申し訳なく思っています。

別の会員様からは本日ぶどうも頂き、大変感謝しております。

ありがとうございました。

チャートに載せた手法では
21242は大きな意味を持つラインです。
各ラインには注目しておいて下さい。

ドルインデックス

ドルインデックス週足9月6日
ドルインデックス週足9月6日
ドルインデックスは前回の記事にも書きましたが
月間展望9月号ではこの上からのファンには気を付けて下さいと言いました。
そのファンで下落したのが今の状況です。

しかしながら、水平線を見て頂くと
97.731を若干ですが月末に上ブレイクしています。
このセオリーが勝ち、この値位置より上昇を始めるのならファンはブレイクされ、ドル買いになる事が予想されます。

ただし月末ブレイクの話なので、9月のいつブレイクするのかは分かりません。
ラインブレイク後は当然、最初に戻り最後に再度ブレイクすると考えますので
今の値動きは想定内です。

そして、このドルインデックスはユーロドルに多大な影響を及ぼします。

ユーロドル

ユーロドル日足9月6日
ユーロドル日足9月6日
つまりユーロドルは最初に戻る。
それが今の状況ですが、このライン1.0359はこの値位置で最も大きな意味を持つラインです。
よって、日足レベルで上ブレイク失敗し、反落しているというのが今日の状況です。

今後ですが、このラインを上ブレイクすれば
跳ねたラインが水色の1.09257である以上、同じく水色のライン
1.11153までの上昇はあり得ます。

しかしブレイク出来ないのであれば、せいぜい上のファンの辺りまでで反落し
再度下落する事になるでしょう。
チャートに載せた手法(これは年の目標値という手法。今回も丁度の値位置1.09255で跳ねている。)での目標値は1.08台にありますのでこの市場を買う場合はかなりの注意が必要です。

通常、1.09257は最終目標とはなりがたく、いずれブレイクされると考えられます。
これもいつ、という事は言いかねます。
まだ月初なので下落相場だからといって油断は大敵でしょう。

とにかくラインブレイクは4時間足や日足終値ブレイクの可否が
主にデイトレードレベルの値動きへの影響となります。

というわけで、今月も頑張っていきましょう!


P.S.
なお、年の目標値については
勝ち方実戦編フリーパスプランまたは極意書という本で学ぶ事が出来ます。

エクスパンション+ファンの手法については
新しい時代の新トレード手法」という記事をご参考にして下さい。
最近はこの手法ばかり教えています。2018年が年の目標値などについてでした。

その他、「ライントレードの極意」などの動画も面白いですよ。

また後日別の記事でお話ししますが、
「本屋で売っていないトレードの話」がPDFになり無料ダウンロード可能になりました!
何かのご参考にはなると思いますので、ダウンロードしてお読み頂ければ幸いです。
それではまた。

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基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2019/08/02

各市場で重要な値位置(2019年8月)

値位置を覚えておこう!

8月に入りました。早々に動いていますね。
アップダウンに惑わされる前に、中長期の重要なラインや基軸となる値位置を把握して
上げなのか下げなのかを考えましょう。

ドル円・ユーロドル・日経平均・金・ドルインデックス・NYダウ・ナスダック
についてチャートでご説明します。

株価指数の値位置

ナスダック

US100 日足8月2日
US100 日足8月2日
ナスダックは今月、7823.7を基軸として考えれば良いでしょう。
現在はそれより下にあり、各目標値まで売れば良い事になります。
(大きな時間軸のラインしか出していないが)

このように、大体毎回
どの値位置より上は買いで、下は売りかという基準となるものが
各時間足ごとにあります。

そういった重要なラインをお伝えしていこうというのが、今回の記事の主題です。
説明しない部分について、詳しくは
チャートをクリックしてご覧下さい。

NYダウ

US30 日足8月2日
US30 日足8月2日
NYダウは26906.04が最も今月注目すべき値位置です。
ナスダックは同じラインを先月終値で越えていますが、NYダウは割れています。
この時、売るのであれば27165.04からという事になるので、
8月1日にそこまで上昇してから下落しました。

これらアメリカの株価指数が上昇に転じるには、
基準となっているラインを越える必要がありますが、NYダウの場合
月末に割れて終わっており、ナスダックに比べてそれが難しい状況にあります。

ただし、そのラインを割れた時の売り目標値を達成すれば、
つまり押し目が完成すれば不可能ではないでしょう。
それがチャートに表示した値位置です。現在付けているラインもその一つです。

日経平均

日経平均 日足8月2日
日経平均 日足8月2日
日経平均は21546が重要なラインです。NYダウ同様下回って先月が終わりましたので
月初から売られています。
この際、支えになるのが21298ですが、一度跳ねたものの、もう一度21546から売られました。

もちろんまだ他にも重要な値位置はありますが、
直近の重要な
上げ下げを決定付けるラインはこの2つです。

なお、6月に跳ねたのも同じ意味を持つラインからです。
今月反落したのもその理由と、フィボナッチファンによるもの。
つまり、これらのラインを正しく引き
理解すれば、この規模の値動きは良く分かります。
20300も22463も同じルールに則って引いてあります。

底と天井、上げ下げの基準となる値位置すらこのライン通りなので
何を理解するよりもフィボナッチを正しく引けるようになる事こそ、
トレードにおいての最重要事項の一つでしょう。

とにかく、21298より下は売りで、21546より上は買いです。

為替の値位置

まず、ドルインデックスと金相場の値動きを良く理解する必要があります。
米ドルの相対的価値を表すのがドルインデックス指数で、金はこの逆へ動きやすい市場です。
後にご説明するドル円はドルインデックスの方向、ユーロドルはその逆へ動きやすい性質を持っています。

ドルインデックス

ドルインデックス 週足8月2日
ドルインデックス 週足8月2日
ドルインデックスの重要な値位置は98.022です。
先月終値で越える事が出来ませんでしたので
1日に上昇したものの、98.538のラインで売られました。

ただし、97.423は越えて終わっているので、このラインを割れないのならまだ買いのチャンスがあります。
最終的に日足週足で98.022と98.538を越えられないのなら危険な状況だと考えて間違いないでしょう。

97.423からは買い、98.538と98.022からは売りです。(先月がそうであったように)

金 週足8月2日
金 週足8月2日
金相場は1405.59がここらの値位置では一番重要です。
割れた場合は最大で1312.22が目標値となり、今は越えているので1472.07が目標値となります。
なお、この市場の大目標は1500台にあります。

細かな値動きでは1426.50が先月末に売られていた値位置でもあり重要ですが
売られた場合に支えとなる値位置として、1381.37と1369.12があります。

現在は各値位置間で持ち合いになっており、
1405.59を割れるか、割れずに上昇するかの駆け引きが続いています。

先月は1452.58のラインが抵抗になって下落しましたが
先月終値では割れずに留めましたので8月1日から強気の展開です。

これら2つの市場が為替に影響を及ぼすので要チェックでしょう。

ドル円

ドル円 日足8月2日
ドル円 日足8月2日
ドル円は108.565が今月重要な値位置となります。
ただしその値位置が意味を持つのは、直近安値106.771を割れるまでです。

先月終値で越えているので、安値を割れずに108.565を越えれば
再び上昇気流に乗る事も可能なのですが、
割れた場合は何らかの上げの状況を作る必要があります。

安値下には106.492と105.834があり
1日に売られたのが109.087である以上、これらの値位置はターゲットになり得ます。

ドルインデックスの売戻し、金の反発。
さらに株価指数の下落。よって、ドル円はこの状況です。

本日が雇用統計ですが、その値動きをよく見て
終値や安値ブレイクの可否によって
来週からの値動きは再度考える必要があるでしょう。

ユーロドル

ユーロドル 日足8月2日
ユーロドル 日足8月2日
ユーロドルの重要なラインは1.11498です。
先月終値で割れて終わっています。
もう一つ中長期で重要な意味を持つラインが1.12040です。

今は1.11498から売られた一つ目の目標値へ到達し、跳ねている状況です。
ファンで抑えられていますが、それも抜け目標値を割れなければ上昇も可能です。

しかしその際、1.12280までが最大の上昇幅となる可能性が高く、
1.11498と1.12040を割れているのであれば常に
下の目標値への売りの力が働くでしょう。

金とドルインデックスの状況にもよるので
その2つを指標としながら判断した方が正解は出しやすいはずです。

以上が、各市場で重要な値位置です。
お役に立てれば幸いです。

それではまた。
暑さも本番を迎えました。ご自愛ください。

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2019/06/03

月間展望がリニューアル!どうなる6月?

月間展望6月号

今月から月間展望がリニューアルしました!
動画「月間展望」6月から新デザイン
動画「月間展望」は6月から新デザインへ
6月号は27分56秒。ナスダック、日経平均、ドル円、ユーロドル、ユーロ円について。

さて、5月のGW明けの記事では
ドル円下落の理由、日経平均の下落目標などについて書きました。

ドル円


ドル円はフィボナッチファンに抑えられていましたので、上ブレイク出来なければ下落する事に。”ドル円自体がファンで抑えられているわけですから、再度上ブレイクしたら買えますが、そうでない限りは買えない”と書いた通りです。

旧デザイン
旧デザイン
動画「月間展望5月号」ではドル円クロス円ともに、危険な状況だと後半でお話ししました。
下落して始まった6月はどうでしょう。

一旦の戻りは考えられますが、総じて
危険な状況に変わりはありません。

一番のポイントは109.818より上か下か。
109.818を越えない限り、ドル円は長期的に見てもかなり宜しくないと言えます。
この理由はエクスパンションにあります。
※今年はフィボナッチファンとエクスパンション一押しです(笑)。
109.818、108.277、107.094などが直近の重要な値位置です。
ドル円日足6月3日
ドル円日足6月3日
これらの値位置(ラインブレイクするか否か)に注意して頂いた方が良いでしょう。

日経平均

"21242まで来ると、跳ねる事も別に可能ですが
20509まで行くとすっきりした値動きにはなりますね。"(5/9記事)

日経平均日足6月3日
日経平均日足6月3日
GW明けにそう書きましたが、20500のラインへ下落しました。
すっきりしましたよね(笑)。

目標値への未達=気持ちが悪い、到達=すっきり。
最低でも20500への到達が望ましいチャート形状でした。

要するにこの相場は付けるべき値位置へ下落して来ましたが、これは
フィボナッチファンそしてエクスパンションという今年の新作、
続・勝ち方実践編LESSON1と2』通りの値動きですね。

もう一つ付け加えると、今月は20358も意識すべきでしょう。
今支えになっている値位置です。
その下にはファンと20119などがある事も知っておいた方が良いと思いますよ。

5月は会員様から日経平均の売り、ドル円の売りで利幅が出せた!という声を
それぞれ頂いています。
月間展望
6月の相場分析に関しては、動画『月間展望6月号』でしっかりとお話ししましたので
勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバー様はご覧下さい。
※6月3日にアップロードしてあります。今回のチャートのフルサイズ版はメンバーサイトにあります。

それでは今後とも宜しくお願い致します。

なお、6月は新講座の作成と、トレード手法検証のため
記事の配信はほとんど出来ないと思いますが、予めご了承下さい。

新講座『動画トレード基礎講座』は投資の基礎はタダで学べメール講座の最後に
追加する予定の5個の動画の事です。
追加したところで、私には特にメリットはありませんが(笑)
従来、ある程度自分で調べられる部分は調べたという方向けのメール講座でしたので
今回の企画でもう少し初心者向けの内容も揃えられそうです。
お楽しみに!

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