2016/06/17

その他の相場。これから(その2)

今回は原油ドルインデックスユーロドル金

こんにちは。大野です。
今回は前回に引き続き、ドル円以外の相場をお届けします。
なお、チャートも記事も6月16日(木曜日)時点のものです。

  • 原油
  • ドルインデックス
  • ユーロドル
がお届けする内容です。

原油

原油週足
原油週足
原油対米ドルは、何故ここまで伸びて、ここから下落したのかというと
言うまでもなく、そこが目標だからです。

51.66。

ちなみに上の色濃い枠は強い抵抗帯です。

以前、6月1日に作成した動画「月間展望6月号」の時は48.6に位置していましたが
目標は51.66だとお話しておきましたので、問題なかったでしょう。

もう十分に上げ目標を達成してくれたので、ここから先はどうでもいいのですが
もしも考えるなら、株価指数の上げ下げを参考に方向性を考えると良いでしょう。

ドルインデックス

ドルインデックス週足
ドルインデックス週足
ドルインデックスとドル円は、ブログやライントレーダーズ通信でも配信してきましたので
よくご存じだと思います。
これはもう一度復習のつもりで載せておきます。

11989をいずれ越える前提で、今は押し目です。
11752-11800まで戻すべきだろう、『押し目がない』のだから。
と動画でもブログでもお話してきました。

今はそこで持ち合っているという事です。
押し目はこれでいいのか?11800以下と言えるのか?
というのが、懸念事項です。

もうひと押しがあっても、本当は良いように見えます。
ドル高円高の流れだったわけですが、これが
ドル安円高になると、今回のような派手な下落がドル円にもクロス円にも。

円高だとしても、ドルくらいは早急に転じてほしいものですが
さて。

ユーロドル

ユーロドル週足
ユーロドル週足

ユーロドルは丸を付けた安値が、押し目となるのであれば
この囲んだ枠を超えて、上値付近、または上値越えが期待出来ます。
今回も越えられなければ、またボックスです。

色の濃いエリアは、さらにその中でも持ち合う部分です。

このユーロドルの上げはすなわち、ドルインデックスが
いずれ上がるというストーリー自体を妨害するものであり、
ボックスを上抜けるとなるとお手上げです。

つまり、両立はほぼあり得ないとは考えますが
もちろん、ドルインデックス自体
米ドル対ユーロ、円、オージー、ポンドですから
他の3つ次第という捉え方も出来ますよ。

とはいえ、ユーロとの相性はほぼ反比例。
ドルインデックスが上げるとしたら、こちらは下割れ。
そうでなければ、ドルインデックスはまた下押すでしょう。

持ち合いで交互にやるとかね(笑)。
そういう事も可能な値位置です。

金週足
金週足

厄介なのがこの金相場で、高値越えです。
目標だとお話していた値位置へ、また一歩値が近づいたというわけです。


よくよく見ると、この赤いラインの目標値も算出出来ましたので
ここで一つ、キリにしてくれると安泰なのですが
目標値まで行くとなると、その間
非常にリスキーな相場展開が続くという事になります。

株価指数につられて上げるという事もありますが、
基本的にはこの金相場、リスクが高まると特に強い市場です。
ですので、この状況を見る限り
全体の市況が如何に悪いかが分かります。


まとめ

という事で、3回に渡ってドル円、ドル円以外の市場をお届けしてきました。
これらの状況を踏まえた上で、どうするか?
もう一度、お考え頂く必要があります。

いつまで下落相場が続くのか。
持ち直すのか。駄目なのか。

それには、様々な市場の絡みが影響しています。
押し目が必要なら下落するし、ラインを突破したなら
次のラインを目指します。

持ち合うべき値位置では持ち合うし、
とことんギリギリまで追い込んでそれ以上無理だと分かれば
(割れてはいけないラインを割れなければの話)
戻ります。

だからこそ、単純ではありませんが
理屈通りに動いています。

そう。なので、その理屈の一部をご提供させて頂きました。
ご参考になれば嬉しく思います。


新動画のお知らせ

6月は新動画、勝ち方実践編LESSON27「攻守交替のタイミング~ニュージーVSドル 他」
をお届けします。

この動画は6月13日に撮影したもので、この中には様々な市場が出てきます。

例のドル円も出てきますが、「105で本当に止まると思いますか?」簡単過ぎるので
それはないでしょう。という話をしています。
テクニカル以外に、何を見て考えているのかという事がそこにはあります。

果たして、テクニカルだけが整えば、それでいいのでしょうか?
背景まで見えていますか?

その背景や状況を出来る限り、単純に把握出来るようにするための動画です。
例のごとく、勝ち方実戦編で視聴出来ます。それではまた。
LESSON27
LESSON27


提供 by3STARTER.JP


基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2016/06/16

その他の相場。これから(その1)

ドル円以外について

こんにちは。大野です。
前回、ドル円について記事を書きましたが
今回はそれ以外の相場について書いていきます。

とはいえ、これらの内容は6月1日に作成した動画
既にお話した事がほとんどです。

一応、有料教材(勝ち方実戦編フリーパスプラン)のメンバーのみに
配信している月間展望動画ですので、
おいしい部分がほとんど終わってからの一般配信となります事をご了承下さい。

結局、今月の相場というのは、リスクとの闘い、押し目がまだ未達。
といった事が、このような結果を招いている(暴落)と考えています。

ですが、私が6月が始まる前にこれらの事を計算済みであるのと同様に
大手のプロ連中は当然、分かった上でこの流れに乗っているという事や、
いきなり下落したわけではなく、起こるべくして起こっているという事をご理解頂ければ幸いです。

  • NYダウ
  • 日経平均
  • オージー円
  • 原油
  • ドルインデックス
  • ユーロドル
これらについてお話していきたいと思います。
少々長くなりますが、今のこの相場展開で大損をしてこの世界から退場という事に
なって頂いては困りますので、今後気を付ける事についてお話します。

NYダウ

NYダウ日足
NYダウ日足

NYダウ月足
NYダウ月足
ダウの月足と日足です。
前月の動きを見てまずお伝えしたのは、月足レベルで終値が持ち合いの上値抵抗線を割れていない事。
そして、最高値間近であり、抵抗線を抜けたところで持ち合いだという事。

終値はかなり重要になってきます。

今は売り目標の一つ目ですが、2つ目までは問題ないです。
3つ目に関しては、終値で付けてしまうのは非常にまずいですが
先に付けて戻るのであれば何も問題ありません。

また持ち合いになるだけです。
数か月間にわたる大きな持ち合いをようやく上抜けたわけですので
是非上値をキープしてもらいたいものではあります。

この市場や、ナスダック、S&P辺りがとても重要です。
我々が取引するほとんどの市場は大体ここに影響を受けて
動いているからです。

日経平均

日経平均週足
日経平均週足

日経平均月足
日経平均月足

日経平均は最初に下落した時からずっと、『15600-17600の間で持ち合いになります』と
お伝えしてきました。
その方が平和で良いですよ(笑)、とも。

その日経平均ですが、下抜けるのか、また戻るのかというのが今の状態。
下抜けると、丸を付けたところ。これが目標です。

というよりも、ここで止まらないと非常にまずいので
どうしても止まって頂きたいと考えています。
これ以上下がるようなら、いずれどの期間になるかはまだ分かりませんが
大暴落を覚悟して下さい。

止まってくれ、止まるはずだ、いやむしろこのまま持ち合いに戻ってくれても
良いぞ笑、とも思いますが、抜けたという事であれば目標はそこにあります。

オージー円

オージー円週足
オージー円週足
オージー円は、動画の最後で取り上げた一番危険な相場とお話した市場です。
オージー円週足6月2日のもの
オージー円週足6月2日のもの
これが月始めの動画でお伝えした内容で、6月16日現在(記事を書いている日)
この76.65を達成しています。
74狙いだとは思っていますが、他市場の流れも見てここからは慎重な取引が望まれます。
オージー円日足6月2日のもの
オージー円日足6月2日のもの

続きは次回。

残り、原油、ドルインデックス、ユーロドル、金は
長くなってしまいましたので、次回お届けします。

次回お届けだとしても、記事を書いているのは6月16日ですので
変化がありました際はご了承下さい。

また、これらの記事や分析をいくら読んだとしても
ご自身で分析と判断、トレードスタイルに合わせた売買が
出来なければ、ほとんど意味はありません。

勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーに関しては
同じフィボナッチとギャンの手法を利用しているはずなので
ある程度意味はあると考えて配信を続けております。

この下落の流れに上手く乗れていれば、嬉しく思います。

しかしながら、だとしても
ご自身の判断で、ご自身のスタイルでご判断下さい。
なんと配信しようとも、状況が変われば私自身も
それに合わせて分析はし直しますし。
そんなものです。

それではまた。

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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

さて、いよいよ来ましたね!ドル円

ドル円相場、安値割れ。

こんにちは。大野です。
さて、いよいよ来ました!

前回の記事で、ドル円はこうお話してありますのでその振り返りから。

ドルインデックスが押すのであれば、107辺りへ。
という話で
今後は、安値割れに気を付ける形となります。
安値を割れて103はあるか?このまま押し目となるか。
しかしながら、チャート形状は良いが、抵抗となった値位置は悪すぎる。
111円台半ば、からの売りはライン的に少しマズい。102.8狙いなるか。その場合、100.7は付けるか。
105.549を割れない場合のみ、113.3と115を狙える。
それらが問題で、今後見るべきポイントです。
昨日、105.549を割れましたよね。


ここから何が問題なのか?

その一番重要なポイントをお話していきます。

ドル円週足
ドル円週足

これはドル円の週足チャートです。
一番重要なポイント、は100.7を付けるか付けないか。
それだけです。

ブレイクしなければ、絶好の買い場となり
してしまえば、跳ねたとしても後々大変残念な相場が待っているでしょう。(笑)


103、103と言い続けてしばらく経ちますが
ここまで来て(104円台)ようやく、少しは信じてもらえたのかも知れません。
いつもそうですが、「実際にそうなるまで誰も信じない」というのが
相場分析の問題点で、(笑)
それも分かった上で、出来る限り正しい配信をしようと心掛けています。






と、全て103円台を意識しておりましたがこれは何故か?
という事を、本当に簡単ではありますがご説明しておきます。

『105円台までの押しは、あまりにも簡単過ぎるから。』

という単純な理由。(笑)
そして目標値。
この二つです。

105円台で跳ねるのであれば誰でも買えるのです。
ですが、ギリギリまで攻めるとしたら一度割れないといけない。

そこから下、どこで止まるかというのは理論によります。
そして、トレーダーがいかに見過ごしやすいタイミングであるか?
にもよります。

理論を詳しくはご説明しませんが、上に書いた情報などを是非
ご参考にして下さい。




それではまた。

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ご注意事項

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