2015/03/12

ドルスイス

下落後のドルスイスが買いだった理由

まずはこの動画をご覧下さい。

動画「下落後のドルスイスが買いだった理由」(YOUTUBE)

説明するのが面倒なので、抜粋させて頂きました。
動画「あらゆる引き方で値動きを特定する法」より抜粋。
フィボナッチ大事典の会員ページにこの動画はあります。
2015/2/1頃にアップロードした動画です。

※フィボナッチ大事典についてはこちら

http://vimeopro.com/user15367807/3sta-stadio/video/64881488

今からのドルスイス

ご覧いただけましたでしょうか。
ではこの先の話ですが、ここからは難しいです。(笑)

ポイントは、この3つです。

  1. 高値を更新するか、しないか。
  2. 押し目を付けるか、付けないか。
  3. ドルインデックス上下のタイミング

ドル買いの進行を利用して、ここまで来ました。
ドルスイス日足3月11日
ドルスイス日足3月11日
3月12日に1.0を越えました。
つまり、ほぼ下落前の値位置周辺まで戻したという事です。
これにより、個人投資家を抜きにして上げを構築出来た事になります。
  1. ドルスイスを買っていた人はほぼ全員撤退している
  2. 下落後に買いを入れた人以外は買えていない
  3. 下落の恐怖から買いを入れる事が困難
という3点が考えられます。
恐怖やスプレッドの広がりにより、底値では買えていないでしょう。
※必要証拠金の増額というケースも有ります。
もし買えていたとしても、かなり上の方でようやく買えている。

以上の事から、
押し目を付けるとしたら、3割程度の下落が妥当かも知れません。
または押し目は無くても良いかもしれません。

問題は、高値を更新するかしないかです。
このまま高値を更新するのか、押し目を付けに行くのかです。
しかし、どちらでも実は大差はありません。

もう既に押し目は完成しています。

本当の問題は、
  1. この後、個人投資家を驚愕させて買えないような下落を見せてから上昇するのか
  2. そのままじわじわ上げていくのか
  3. それとも中間の値位置で停滞するのか
という事です。
1なら後から買いを入れた人に対して、買った意味は無くなるという効果があります。
2なら今現在買えていない人に対して、もう高すぎて買えない思わせる事が出来ます。
3なら利益にはなりませんから、それはそれでよしと言えます。

値動きはいつも、一番嫌な動きをします。
大事な事は、「個人投資家の多くが困る動きは何か」という観点です。

それを考える時に、例えば
現在のポジション比率をチェックするという方法があります。
こちらのサイトなどをご参考にして下さい。
これを書いている時点ではドルスイスは100%中73.10%がロングです。
ドル円の58.28%を大きく上回っており、買い比率はほぼトップです。

ただし、どの値位置で保有しているのかは見ることが出来ません。
かなり後の方での買いポジションが多くを占めているなら、
1→3というのが面白い気はしますが(笑)。
その場合、上昇分の3割から5割だとセオリー通りです。
ですがこの形状だと2は可能です。

そして

  • 高値更新付近では抵抗はあるのか、ないのか。
  • ドルインデックスはいつどこで止まるのか。

という値位置とタイミングの問題があります。
高値付近では逆張りしてくる連中がいるはずなので、それをブレイクした後
下落して停滞というのが一番嫌なセオリーなような気がしますが、どうでしょうか。

ドル買いが止まる時にはもちろん、ドルスイスは売られるでしょうが
それはユーロドルの売りが止まったり、ドル円の買いが終わったりする事も
同時に意味しています。

その日が来るまで、このまま買いが進行していくとしたら
ドルインデックス・ユーロドルやオージードル・ポンドドル辺りの動きにも
タイミングが左右されます。

それにより、高値付近の値動きは前後すると考えられますが、さて。

ドルスイスの値位置とパターン

ドルスイスの重要な値位置は
その一。1.0越え。そして、前回高値1.02402。
月足の0.236である0.97176。0.382は1.13575。
その他、高値上の1.04、3割戻しなら0.93~0.92(0.9は付けず)。
このまま上昇基調に乗るならギャンファンのある0.96台や0.97を越えて終わる事。
などが考えられます。

超上昇定石パターン

1.22を最大目標に1.135達成を目標とし、0.97越を終値ベースでキープしながら
前回高値1.024との間でうろうろするパターン。後にギャンファンに沿ってブレイク。

3割下落パターン

例えば今の値位置だと0.925まで下落して0.9を割れず、後は超上昇定石パターンと
同じ。高値は越えても越えていなくても問題なく、高値が1.04なら押し目が0.945。

持ち合いパターン

高値を越えられず、1.024以下0.78以上、0.97~0..84間で停滞。

と、いろいろ考えてみましたよ(笑)。
3パターンご提示しておきました。
ご参考にして頂ければ幸いです。

シナリオを値動きのパターンから考えておく。

ラインブレイクと反発、他の市場の動きから判別する。
  
この流れがスリースタータードットジェーピーの相場分析法です。
そして今までの相場分析でお分かり頂けていると思いますが、
この方法でほとんどの値動きは判別可能です。
値動きにはセオリーがあり、フィボナッチとギャンに影響されています。
エントリー・エグジットは値位置から値位置へ。ラインからラインへ。

以上です。ありがとうございました。
次回は、オージードルを予定しています。


P.S.フィボナッチとギャンを使った分析チャートや最新の相場分析は
勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーサイト、「スイス」のページにあります。
メンバーの方はご覧下さい。(3月12日更新)

P.S.2FXとCFDの分析動画をアップロードしました!
「週間展望3月12日」(27分21秒)勝ち方実戦編フリーパスプランでのみご覧になれます。
今回分析した市場;ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル・ユーロ円・ポンド円・
オージー円・ドルスイス・NYダウ・日経平均・金・原油

週間展望3月12日


P.S.3冒頭に抜粋した動画
「あらゆる引き方で値動きを特定する法」は勝ち方実戦編でもご視聴になれます。詳しくはこちら

提供 by3STARTER.JP

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/03/11

とりあえず、先週配信した市場の振り返りから。ダウ・ドルインデックス・ドル円・ユーロドル・金について

ダウ・ドルインデックス・ドル円・ユーロドル・金について逆から振り返っていきます。(笑)
大野です。今週もよろしくお願い致します。

最後に金を配信して先週は終わりました。
金は現在こうなっています。
金相場3月11日日足
金相場3月11日日足
金は売りだとしか書いていませんが、売りならどこまでが目標か?
という話はしました。で、その位置まで下落したのが今週です。
売り込まれると1159~1173がターゲットのようです。
11月の安値が1132。
そしてその下は1086ドル。ここを付けたいはずですが、
そこまで下落した暁には大いに売り込まれる可能性が出てきます。
1000ドル割れのターゲットへ行く可能性があり、その為
ここで踏みとどまっているという事です。
と書いてあります。この記事

ユーロドル

ドルインデックスとドル円は同じ形状で、ユーロドルの逆。
つまり、ドル円・ユーロドル・ドルインデックスのどれか一つが
高値安値更新をしたり、戻した場合に方向性が決まります。
と、前回お話しましたが、そのユーロドルが最初に抜けました。前回のユーロドルはこちら 

今はこうなっています。
ユーロドル3月11日日足
ユーロドル3月11日日足
売り目標1.09786 1.08002
週足レベルだと大体この二つが大きなラインです。
そう書きましたが、ユーロドルが下抜けした事により、ドル円は上、ドルインデックスは上。
ユーロの売り目標の1.8002へ今週到達。その他の細かなラインへも到達。
月足レベルの大きな売り目標へはまだ。それが現状です。
この下のラインについて書いておきます。1.06176,1.04171,1.02514,1.00464

いちいち目標のラインで止まったり戻ったりしながら、止まらなければ次へ行く。
(上のチャートを見て頂くと、お分かり頂けると思います。)
それに他の市場を絡めて考えれば、目標まで買ったり売ったりする事こそ、
シンプルかつ、合理的です。

ドル円

前回、ドル円は高値121.848を越えるか越えないか。そして、
越えた場合の目標値の話をしました。前回の記事(2月28日)はこちら

今はやっと高値を更新したところです。
ドル円3月11日日足
ドル円3月11日日足
高値を更新したので、普通は次の目標へ行きますが、
いつ行くのか?本当に行くのか?は私は知りません。(笑)
誰も知らないでしょう。
ただ、周りの市場がそれを許すのであれば普通は行くでしょう。目標はチャートの通りです。

その周りの市場という話ですが、
ユーロドルは短期目標を達成という話でした。
なので、今現在のタイミングは少し難しい状況です。
めっぽう買っておけば安心だろ!と言えるわけでもありません。

その環境の話をしていきます。

ドルインデックス

ここでは気に留めておくべき値位置だけを書いておきます。
11735/11516/11402/11304/11146/11122
11943/11968/12057/12073/12429/12863
という事で、一般向けにはドルインデックスについてそれ以上は教えませんでした。
ただ、
ユーロドル・ドル円・ドルインデックスのうち一つが抜ければそちらへ動く。
11735さえ割れなければ、ドルインデックスは買い。目標は11943。
その事だけはお伝えしました。前回のドルインデックスの記事はこちら

今はこうなっています。
ドルインデックス3月11日日足
ドルインデックス3月11日日足
目標達成。現在、12000突入です。今現在の最高値12056です。

11943/11968/12057/12073/12429/12863
このどの目標で止まるかが焦点です。
これはドルの価値ですから、止まらなければユーロドルはさらに売られ、
ドル円はさらにドル高円安方向へ動きます。
目標は尽きたわけではなく、12000台という一つの目標を達成しています。

次のイベントはFOMC、3月19日3時(来週水曜日夜中)。
雇用統計は既に終わりました。

ドルやダウが買われる要因としてはFOMCという事になりますが、
雇用統計が終わって目標も達成したし、売ろうか。となるのか、
まだまだFOMCまで買い続けるぞ俺は。となるのかはこれもまた
私が決める事ではありませんが(笑)、戻りにも注意は必要です。
そして残っている期待感が僅かなのも
さすがに値位置がここまで来ると感じますね。

  • ユーロが残すところ、月足レベルの大目標間近。
  • 金が1000ドル台突入かどうかの最後の砦。
  • ドル円が123~124円台手前で高値を更新したところ。

最後に一発放り込んで、逆張りされるような気がしてなりませんが
まあとにかくそんな状況です。

NYダウ

ダウについて多くを語りませんでしたが、目標については載せてあります。
18335、18500、18750、18995
当面、この4つに気を付けていきたいところです。
と書いてあります。前回の記事はこちら
まだ達成していません。現在は18279が最高値。
NYダウ3月11日日足
NYダウ3月11日日足
この止まった高値というのは何か。
1.618というラインです。
引き方や、なぜ止まるのかという事は教えません。
一つ言える事は今この下落から、17656,17327の抵抗そして
持ち合い抵抗線を支持線に変えるという計3つの抵抗により
上に行けた場合は18995や19000台も夢ではありません。
という事です。

今のダウは高値を更新して戻して、また更新して戻して、
安値は切り下げない。という厄介な動きをしています。
なので、次も安値を切り下げなければ上に行くだけです。

終わり。

振り返っただけで、長くなってしまいましたので(笑)これで終わります。
来週のFOMC。ここへ向けての動きと、雇用統計が終わったというタイミング。
この二つを考え、ダウの値位置、ドルインデックスの値位置から考えると、

ダウが安値を切り上げるタイミングでドルインデックスがまた高値を更新する時なら
ドル円は買いやすいしユーロドルは売りやすいという事は分かります。

逆に、ユーロドルが18000台へ戻って来たり、ドルインデックスが目標だったラインを
割れて売られている時はドル円などは買いにくいですよね。

当たり前の事しか書けなくて申し訳ありません。
ただ、値位置としてはもう一発まだ残していますね。
そして、目標達成や高値更新からの戻りは出ますよね。
今が何なのか、よく考えてやっていくしかないでしょう。

FOMC前後の動き、楽しみです。

イベントや時間、値位置のセオリー、市場間の相対性。
それだけでチャンスは掴めます。例えば、

今何時?
そうね大体ねではないんですよね(笑)。
デイトレードならこれでタイミングはバッチリ掴めますよ。
DLmarketで購入

P.S.1
NYダウにアップルが入り、AT&Tが除外されるのはFOMCが終わった19日から。

P.S.2
次回はドルスイスについて。ここまでの動きは想定内。(問題はここからです。)
説明するのが面倒なので、抜粋させて頂きました。
フィボナッチ大事典購入特典の会員ページにこの動画はあります。
2015/2/1頃にアップロードした動画です。
現在2015/3/11までの動きの話です。
このドルスイス、続きの話はブログで。(このブログです)
フィボナッチ大事典についてはこちら
http://vimeopro.com/user15367807/3sta-stadio/video/64881488
以上、YOUTUBEより。次回詳しくお話します。ではまた。

提供 by3STARTER.JP

ご注意事項

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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。