2017/04/02

月間展望4月号|ユーロドル展望

今日はユーロドルについて

こんにちは。4月に入りましたね。
今日は4月からの展望と、ユーロドルについてお話していきます。
スリースタータードットジェーピーの大野がお送りします。

3月の終値というのは、4月を考える上で非常に重要です。
そんな3月の終値に一番面白い変化があったのはユーロポンドでしょう。
分かり易く、3つの市場について書いておきます。

動画『月間展望4月号』をご覧になられた方も、補足説明として
お役立て頂ければ幸いです。

ユーロポンド

ユーロポンド日足
ユーロポンド日足4月2日
ユーロポンドは、3月末、最後の3日間でなんと
上げから下げに転じました。月足で見ると、陽線から陰線に変わっているはずです。
面白いですね。
最後の最後で、陰線になるという展開。
そして、注目して頂きたいのは黒い線で描いた値位置。
1月と2月は、実はこれもまた最後の3日間で上げに転じてこのラインより上に
値段を残しています。

ところが、3月末では3日間の急激な下落でこのラインを割れて終わっています。
これが意味するところは、今までの2か月とは違うのではないか?という事です。

で、ユーロポンドは大きな足で見た時に
0.835-0.868の0.618-0.764間での持ち合いである事が分かります。
丁度、緑のラインで示した値位置です。

その内の真ん中より下が、今度は狙われやすくなっています。
取り敢えず考えたいのは3つの値位置。

0.8665、0.8416、0.8304。

大枠では先ほどお話した通り、「0.835-0.868の0.618-0.764間での持ち合い」。
その値位置内での大きなターゲットがその3つ。

分かり易く、それだけをお伝えしておきます。

ドルインデックス

ドルインデックス週足
ドルインデックス週足
ドルインデックスは、米ドル対ユーロ、円、ポンド、オージーの指数です。
(このドルインデックスは)
つまり、米ドルの相対的な価値を示します。

そのドルインデックスの3月終値は、チャートに黒いラインで描いた値位置を
下にブレイクしています。
この終値の付け方は少し注意が必要で、下の目標値へ向かう可能性があります。

よって、12300台が高値の目標、そして12169を下落の目標と考えていますが
11700-11800台が最大の下落目標となります。
ですが、12000-12200には非常に強いサポートがあり
ここを容易にブレイクするのは難しいように思います。

ただし、12154を付けた場合
理論的に11900-12000に達する可能性が高いと考えています。

分かり易く言えば、このドルの下落は押し目です。
どこまで下落した後、再度上昇するのか?
その値位置の算定が今、という事になります。

この前提の上で、ユーロドルを考えてみて下さい。

ユーロドル

ユーロドル週足
ユーロドル週足
とても分かり易いチャートをご用意しました(笑)。
今、ユーロドルは持ち合いです。
そして、本来の目標は矢印で描いた1.0割れです。

ですが、ドルインデックスが下落している以上
容易に下落する事が出来ません。
そのため、チャートに黒いラインで描いた2つの値位置。
ここを割れることなく、3月の終値を付けています。
つまり、もうしばらくは粘る可能性が高いと考えます。

支えになっているのは、1.048-1.065。
上の壁は1.0978にあります。ここをブレイクすると
いずれ1.128以上の値位置を付ける事が可能となります。

ドルインデックスがいつか上昇に転じた時、
下の支えは突破される可能性が高いでしょう。

1.048を明確に割り込むのがブレイクした瞬間です。
(下髭になって戻れば、1.065へ戻ることになります)

その時は、ついに1.0を割れるかも知れません。
ただ、これは年内のいつか、と考えておきましょう。

ユーロが売られ、ドルが買われるタイミングが必要です。
この1.0割れ手前のユーロドルの抵抗はかなり凄いですよ。
2015年からこの調子だと最後に付け加えておきます。(笑)

2015年の安値をようやく割れたのが、昨年末12月。
そして今はまた、持ち合いを続けています。

以上です。
ご参考になれば幸いです。

P.S.今日は夜桜がそろそろ綺麗な気がしますので、見に行くとします。
皆さんそんな週末だとは思いますが、お時間があれば
「月間展望4月号」をご覧下さい。動画で50分あります。

そこできちんとした今月の展望と、目標値をお話ししました。
この記事は、分かり易さがモットーで簡単すぎるほど簡単に書かせて頂きました。

それではまた。
今月もよろしくお願いします。

相場分析配信方法

2017年は週ごとのスイングトレードを配信しています。 目標値や値幅を配信して、翌週に確認。また次の週を配信していく予定です。詳細は年始の記事をご参照下さい。

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※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2017/03/25

週間展望3月最終週号

週間展望3月最終週号

こんにちは。大野です。
来週で3月も終わりですね!
3月そして4月と言うと、日本では新学期や新年度。
アメリカではイースターが4月16日にあり、かなり重要な時期です。

大概いつもイースターの前に何らかの勝負を付けようとする傾向に。
気を引き締めて行きましょう!
それでは来週の目標値はどこに?

ドル円

ドル円日足3/25
ドル円日足3/25
ズバリここです。来週はなぜか、エリアが異常に広い。
ですので、これはちょっと困ったなあ、と思っています。
うまく乗れば取りやすいし、そうでなければ。
とにかくボラティリティが高い可能性がありますので注意していきましょう。
今週と比べると、歴然です。
ドル円4時間足3/20-24週
ドル円4時間足3/20-24週
今週はこうでした。(今週の配信はこちら
この丸から丸が「今週のハイライトだと思っています」と言っていた値動き。
その後はやはり持ち合いでしたね(笑)。

それもそのはず、目標値へすでに付けていますから。
ちなみに、目標値をブレイクするとどうなるのか。
簡単です。

そこを押し目にしてさらに売るだけ。
週目標と終値
週目標と終値(4時間足)
週の目標値がそこでした。
ブレイクすると、我々は延長した引き方で目標を算出します。
それが黒丸の値位置。

そして、ブレイクした時の絶好の戻り売りポイントは茶丸のポイント。
週の目標値ですから、終値は週の目標値で終えた。
以上が、先週後半の値動きですが、青い線と青で囲んだ部分は何か。

年目標値の延長と3割り戻し
年目標値の延長と3割戻し(日足)
青で囲んだところは、年の目標値の延長したもの。
このやり方は「年間の値動きの秘密」という動画でご説明しました。
そのラインがあるので、22日の終値が付いた時点で、ブレイクしているため
「110.6台」が次だという事です。
そして、もう一つポイントがあります。

2016年6月からの上げに対して何割戻しでしょうか。
今の安値はその値位置に足りていませんが、この年始からの下落はそういう事ですよ。
そのラインは110.5台にあります。

また、このチャートだとよく分かります。
そう、先週の目標値に比べて、今週の目標値はやたら大きいですね!なぜか。
来週は慎重に行きたいと思います。


もしも、このチャートの情報だけで判断するなら
  • 110.5-113.6までは持ち合いエリア。
  • 108.5までは下落してOK。
  • 108はつけてはダメ。(その後の暴落が危ぶまれるので)
そういう事になりますよね。

3月の目標値から考えるとこうなります。
3月は112.725を中心として、113.6,114.8と買い目標があり達成しました。
116.7は未達。そして、下落目標の111.3,110.9を今週達成しました。
後は始値付近へ戻れるのかそれとも下の目標値109.7,107.8,103.4へ行くのか?
そう考えれば良い事になります。

最も簡単に考えると、こういう事になります。
ドル円月足3月25日
ドル円月足3月25日
めちゃくちゃ簡単に、一番シンプルにフィボナッチを出して考えてみて下さい。
なぜ今の値位置なのでしょうか。
なぜ103-113に終値を留めたいのか。

ユーロドル

ユーロドル3/20週と最終週目標
ユーロドル3/20週と最終週目標
点線が今週です。黒い線が来週の目標値。
大きいですね。
どちらにせよこの市場も注意しましょう。

今週は前に言った通り、やはり陽線で終わりました
今のところ予定通りです。

ユーロポンド

ユーロポンド日足3/20週と3月最終週目標値
ユーロポンド日足3/20週と3月最終週目標値

ユーロポンド4時間足3/20週と3月最終週目標値
ユーロポンド4時間足3/20週と3月最終週目標値
ユーロポンドが今週下落する事は、21日に0.866を下回り0.86580で終値を付けた事で確定。
よって、目標は0.8633または0.86または0.845。
結果、0.86を付けて基準となる0.866付近へ戻した。しかし割れた状態で終わっている。

これがユーロポンドの状況です。
この市場の問題点は、3か月間続いている0.851-0.866の持ち合いエリアを抜けるか抜けないかなのです。
まあ、分かっている人には分かっているでしょう。

それではまた。
来週も頑張っていきましょう!



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2017/03/22

やっぱりドル円が一番!

ドル円が簡単!そして(今は)派手。

こんにちは。大野です。

昨晩はドル円が派手に下落してくれました。今日はその原因などを解説します。
原因は言うまでもなく、NYダウの下落です。まずはそこから見ておきましょう。
NYダウ→ドル円→日経平均をやっていきます。

NYダウ

NYダウ3月17日時点日足
NYダウ3月17日時点日足

下落前はこういうチャートでした。ここは抵抗になると3連休の間に
ライントレーダーズ通信で配信しておきましたが、やはり抵抗になりましたね。


『昨年の最高値が年の目標丁度であるように、
全く同じ引き方で引くと今は抵抗となる値位置にいる。』そんな話です。

そして、22日(今日)のチャートはこれです。
NYダウ3月22日時点日足
NYダウ3月22日時点日足
20940。そこを越えられないので下落した。(笑)
ただそれだけだと私は思っていますが、違ったらごめんなさい。
このタイミング、分からないのでは?と思われるかも知れませんが分かります。

先週の終値でも20940を越えていないし、今週は20952を越えられない、
雇用統計もFOMCも終わり、経済指標もない。絶好のタイミング!
という事と後は勘?(笑)になってしまうのかも。申し訳ありません。

ですが、今日のポイントはこれが原因でドル円が下落した、という事です。

ドル円

ドル円4時間足3月22日時点
ドル円4時間足3月22日時点
こちらは非常に分かり易いですよね。
私も112.68で売りました。今週の目標値は111.314。
だからそこまで下落しました。私は3が好きなので、111.333にしました(笑)。

その後どうなるかは分かりませんが、
今週はこの下落がドル円のハイライトだと思っています。

これが週のスイングトレード(週の売買ポイントと目標値が分かるもの)ですが、
日の目標値、NYダウで書いたような年の目標値、月の目標値も存在します。
週の目標は達成しましたが、日や月の目標を達成したわけではありませんよ。

月の値動きも見てみましょう。月の目標です。
月では、ようやく始値を割れたところです。まずは、始値より上に戻れるかどうか
そうでなければ、もちろん下に目標は存在しています。

大きな流れは、デイトレードにおいても重要です。
大きな流れを見て売買した方が短期でも素直に動きますし、難しくないからです。
細かな値動きだけを見ていると、大きな損を被りかねません。
ドル円日足3月22日時点
ドル円日足3月22日時点
月の流れは、3月はまずは上げ、そして下落。

こうなる事を2月末に想定しており、「月間展望3月号」※で6日に配信済み
ローソク足の形状でも始値を割れなければ変です。
3月は月足に下髭もありませんでしたよ(笑)。

買いの目標値へ、そして始値を割れる。

今月で、もう112円台の安値を試すのも3回目ですから
下ブレイクするだろう、と考えており、だからこそ
「ああ、今週は111.333なんだなあ」と、売っていたという話です。

先週はユーロとポンドにうつつを抜かしておりましたが、
やはりドル円が分かり易くて最高です。
いつまでこのような派手な値動きが続くのかは分かりませんが。

次に日経平均もお届けしますが、
その前に、今日ふと思った事がありますので書いておきます。
値動きは、ドル円の4時間足で表示したように、買い場から
目標値まで行くだけで、教えている手法の通りに毎週動いています。
ただ、実際の売買においては根気がなければ取れません。 
値動きはその通りに動く。
毎週、毎月そうなのだからきっとそうなのでしょう。
ですが、逆張り、順張り共に根気が必要です。 
随分待ってからベストタイミングで入る。
持っているポジションを保持する。押してもまだポジションを持っている。
そこには、非常に難しい「耐える」というマインド面の壁があります。 
もしもあなたにその根気があるなら
教えている手法は役に立つでしょう。機能しています。しかし、
根気がなければ、値動きが分かるだけで特に何の意味もありません。
値動きは煩雑で難しい、駆け引きの応酬であるという話です。

日経平均

日経平均CFD4時間足3月22日時点
日経平均CFD4時間足3月22日時点
月の目標値へ到達し、下落。再度、高値を試すも下落。それが今です。
このタイミングはNYダウと同じです。丸で囲んだ部分が今週の値動き。
  1. 買い目標へ上げて、下落。
  2. 小動きな時の目標値で反発。
  3. 再度、週の目標値へ下落。

これも、この後どうなるかは分かりませんが、
そこまでが基本的に今週のハイライトだと私は思っています。
下落し過ぎて反発するかも知れませんし、ただNYダウが20608のラインで反発せず
週の目標値20308のラインまで行く気なら、まだまだ他の市場も攻めるかも知れません。
今17時現在はその目標値で跳ねています。
NYダウ一時間足3月22日17時頃
NYダウ一時間足3月22日17時頃
こういうのが目標値で、ブレイクしたらそこを戻り売りポイントにしたりしながら
次へ行く。ブレイク出来なければ戻る。それだけです。
ただし、こんなに正確に機能するラインを表示するには・・・

特に修練は必要ありません(笑)。勝ち方実戦編の動画を観て下さい。
観て、覚えて、引くだけです。ですが
トレードを実際にする時に活用するには、間違いなく修練と根気が必要です。

以上です。
NYダウの影響は恐ろしいですね!
ちょっと下落しただけで、こうなる。

いつまで経っても、アメリカの影響は強いですね。

1年間掛けて、ライントレードをマスターしませんか?

これらは下記で教えている手法です。
もしもこの手法をお試しになられたいという事であれば
まだ今のところ在庫はありますので、どうぞご参加下さい。


※3月中は購入にパスワードなしで購入可能!オススメ。
※月間展望3月号は勝ち方実戦編フリーパスプランの特典動画です。

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