ユーロドルの一人勝ち相場。
昨日は朝から相場が荒れに荒れて、日経平均が強烈に売り込まれ
ドル円が115円台から一気に113.2へ。
そんな中、一人勝ちしていたのがユーロドルです。
配信しておきましたので、皆様買えたのではないでしょうか。
FXのトレーダーならドル円とユーロドルが良い日だったように思います。
ユーロドルチャート(15分足)
※ライントレーダーズ通信でご覧の場合は、リンクから閲覧出来ます。解説も書いてあります。
11月26日のドル円暴落・ユーロドル上昇の背景としては、10年債利回りが下落していた事が一つの要因です。
その影響で→ドルインデックスが大きく下げ、ユーロドルが上昇し、ドル円が下落。
※もう一つの原因が「株価指数が急激に売り込まれた事だ」というのは、言うまでもないでしょう。
本来はユーロドルやドル円のレートが合わさってドルインデックス(ドル指数)のレートになるのですが、今ではドルインデックスをトレーダーが意識するために「ドルインデックス→ドル円・ユーロドルへ」という流れが出来ています。
こういう、ドルインデックスが大きく動く時にはドル円かユーロドルの取引がやりやすい。
ただ、1.1367を越えていなければユーロドルは買いではないので、今後十分に注意が必要です。ドル円もユーロドルも、その先の目標値を残したまま反転しています。
2021/11/26
EURUSD 1.119→1.132へ、USDJPY 115.5→113.2へ。
テクニカル分析として何故反転したのか?
まずは相関関係を復習します。
「ドルインデックスが97に到達間際だった」。
※ドルインデックスとドル円は同方向、ユーロドルは逆へ動きます。
「金は1852ドルを先週末に割れ→予定通り1797まで下落→その後反発した」。
かなり売り込まれていたので、一度1800台へ上昇。
※金はユーロドルと似た方向、ドル円は逆方向へ動く事が多いと言えます。
10年債利回り下落→金の反発・ドルインデックス→この影響を受けて→ドル円とユーロドルが反転しました。
ドルインデックス、金、ドル円、ユーロドルの今後の動向を考えてみましょう。
ドルインデックス
ドルインデックス日足 |
95.6を完全に下抜けたと言える状況になるまでは、まだまだ買いが強い相場です。
1852を割れるとセオリーとして1797へ下落します。
そのため木曜日まではユーロドル売り、ドル円買いの流れ。
金曜日は最後の足。一度大きく反発しました。
週末の状況では全てのラインを割れており、かなり危険な状態です。
1759と1772で反発しない限り、買うのはなかなか厳しいでしょう。
私は売りながら買っていますが(笑)。
※または1817か1829を完全に越えるまでは。
114.995の目標値へ到達していますので、次のラインへ到達せずにこの値位置を割れると、このように下落する事になります。
〇を付けたところが売りのポイントです。移動平均線を越えていようと、そんな事は関係ありません。どちらにせよ、114.3までは戻るからです。
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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。
さらにチャネルも割れているので、買う理由が特にない状況でした。
※手法…リトレースメント(値動きのルール2)の場合。
エクスパンションによれば、113.1を割れない限り116.5が目標です。割れたら110.5が押し目になるでしょう。
※例えば月末に113.1を割れていた場合はかなり注意が必要になります。
※この考え方は著書『極意書ストラテジーズ』に書いてあります。
ユーロドル
その手前の青いラインなどで反落した場合、安値を割れて1.116-1.117まで下落する可能性が高い相場です。※これも値動きのルール2(つまりリトレースメント)です。
私が買ったのはこの二番底。フィボナッチはほとんどの天底が取れるというものなので、こういう売買は簡単に出来ます。
安値で買って高値で売って、また安値で買って・・。そんな風にすると『両建て』で取引出来るので、大したリスクもなく底で買えます。
つまり、3つくらい前の安値から反発を買って上昇したら売って。最後は売りだけを残しておいて、この底で買ったというわけです。
昨日は、
ユーロドルは1.11952→1.132まで買い、ドル円は114.78→113.28まで売れました。
危険な市場が多い日だったのですが、このユーロドルだけは圧倒的に美しい上昇形状でした。
ただ日経平均が売り込まれたので、投資信託が酷い事に(笑)。
日経は28500円を月終値で越えていないと、12月は結構危険。十分注意しましょう。
今年の相場もあと少しで終わりですね。
最後まで気を付けて取り組んで行きましょう。
それではまた。
P.S.
感謝祭の閑散時期に売られた事や、各市場の動向から
週明けに速攻で戻る可能性があるので逆張りした方は気を付ける必要があります。
提供 by3STARTER.JP
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ご注意事項
※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。