2020/11/29

相場予想ゲーム!!どうなるドル円?(最終回)

相場予想ゲーム!!

2019年末(1年前)に企画した相場予想ゲームが最終回となりました。
とは言え2020年内は普通に相場分析をしていたのですが、2020年もいつの間にか年末になってしまいましたので、最後にもう一度このゲームをお届けします。是非チャレンジしてみて下さい。

相場予想ゲーム
画像を見て予想してみよう!クリックで拡大

Questionの画像のタイミングは
売るタイミングでしょうか?それとも利食いするタイミングでしょうか?

A;答えは次のチャートです。

2020年内は下落が続いていたドル円ですが、下落しては戻り、また下落しては戻り・・・。そんな値動きを繰り返していました。

売るタイミング、利食いするタイミングを間違えると急に戻るので
利食い目標値を決めずに売っていた方は
「下落相場で売ったはずなのに損をした」、なんて事も?

※利食いするタイミングなのか否かを知る事で、今後
急な戻しで損失を出す可能性を減らせるはずです。

Q1~Q3の答え

一気に3つのタイミングについて解説します。
どういうタイミングで毎回戻しが入っていたのでしょう?この3つには共通するセオリーがありました。

Q1~3
※これは2020年10月~11月のドル円1時間足の値動きです。

最初の問題Q1(?1)。
これは10月末の値動きで、正解は「利食いするタイミング」でした。

続いて11月初めから雇用統計まで下落して暴騰。これがQ2(?2)。
最後は11月23日の上昇。Q3(?3)。
この3つのタイミングで急に上昇しています。

何があったのか、順番に確認してみましょう。
Q1~3;何故毎回戻るのでしょうか?

Q1の答え

Q1

答えは「目標値へ到達したから」。

この水平線がある目標値へ到達すると、前のライン辺りまで戻るのがセオリーだからです。
戻った後は下落する事が可能です。

Q2の答え

Q2

Q2も同じ。A;「目標値へ到達したから」。

このセオリーでは4本のラインがポイントになります。
4番目のラインには付けない。2番目3番目のいずれかのラインへ付けて、1番目のラインへ戻る。
拡大して頂くと分かりますが、最後のラインにはギリギリ付けていません。
ギリギリまで引き付けて買った方が多かったので、特大の暴騰になりました。

Q3の答え

同じく「目標値へ到達した」ので戻っています。

つまり、目標値になっているところで利食いする事で、急な戻りで損切りになるという事態は避けられます。
そして、戻るのであれば「戻った後で再度売れば良い」という事にもなります。

では、Q3の後はどうなるのでしょうか。

私が使っているもう一つのツールを表示してみましょう。
Q3-2

フィボナッチチャネルです。
チャネルの最終ラインで阻まれて下落。

こうやって「進んでいた値動きが戻った段階まで」がトレードチャンスとなります。

美味しい値動きが終わった後はごちゃごちゃするだけなので特にトレードする必要もなく、下落中なら、売るべき値位置から売って利食い。ある一定の値位置までの戻りを買う。

チャネルに阻まれているので利食いが発生したわけですが、まだ戻るべきラインには到達していませんから、当然この後で到達しました。

11月27日ドル円1時間足
11月27日時点のドル円1時間足※それまでの図は11月24日時点

急に上昇した理由は、もちろん、
「売っているトレーダーが利食いしたから」です。
何故利食いしたかというと、
目標値へ到達したからです。

※上昇が止まって下落した理由も同じ。
「買っていたトレーダーが利食いしたから」

欲を出していつまでも保有していても利益は減る。
なぜなら…他のトレーダーは利食いしているのだから。

もっと大きな値動きを取りたいのなら、1時間足ではなく4時間足日足など大きな時間軸でトレードすべきですし、1時間足のトレードとしてはその値位置で利食いしておいて正解!というわけです。

以上が今回の相場予想ゲームでした。
今回は解答付きでしたので、ゲームとも言えませんでしたが(笑)。

このトレード手法は2020年に発表したフィボナッチリトレースメントの新ルール。
値動きのルール2 -the market rule2-」という教材の手法です。

伸びていたはずが毎回戻る理由を知りたい方は手にしておいて下さい。
戻るべきライン・利食いすべき値位置(利食いされる値位置)とその使い方が分かります。

短期でも長期でも毎回戻りやすいFXでお勧めのトレード手法です。


※続きはこちら


それでは当ブログの2020年内の記事はこれにて終了となりました。

2021年も宜しくお願い申し上げます。

2021も宜しくお願い申し上げます。


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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。