悪くはないが一応ブレイク
こんにちは。雇用統計は如何でしたか?
今日もドル円相場中心ですが、相場分析をお届けしておきます。
スリースタータードットジェーピーの大野です。
ドル円8月6日日足 |
ドル円週足8月6日 |
雇用統計まで安値圏で持ち合い、週の最後に上げてこの形です。
週足を見て頂くと、安値支持線を越えているように見えますね。
最後の最後でここに残るラストチャンスが金曜日だなー、と考えており、
金曜はある会員様にそんな話をしていましたがその時のビフォアがこれです。(笑)
ドル円週足8月5日金曜日 |
これが上の「8月6日(5日終値)に最終的にはなる」というのが、
考えていた値動きです。
大方は予想通りです。
しかしどうでしょうか。
戻れているのでしょうか。
日足の方で見てみると、少し足りないように思えます。
まだ安心できるとも言い切れないでしょう。
前回売り目標だとお伝えした101.8辺り。
最後に終値で残すかと思いましたが、これも
ほんの数PIPS足りないですね。⇒前回の記事はこちら
101.829以上で終値が確定しなければいけないところです。
これも割れており、安値支持線も日足で確認すると越えてはいない状況です。
オリンピック
前々からお話していた展開の予想は
オリンピック中は非常につまらない持ち合いになるはずだという事でした。
いよいよ始まりまして、8月5日~8月21日までですが
ドル円も持ち合いならどこがいいかな、と考えていました。
103-104がベストだとお伝えしましたが、
終値を安値支持線や目標値の上に残せない状況では
雲行きが怪しい状況です。
まあしかし、だとしても100.842-105.439以内に日足週足レベルで残るというのが大枠。
102.113-104.168で留まるというのが持ち合いが極まった時。
100.842-102.113で小レンジを築くというのが良くある底入れのパターン。
色々とパターンはあります。
ちなみに、100.842以下では98.328の目標も実はあります。
それらのリスクを考えてもとりあえずオリンピック中はレンジになって頂きたいものです。
と言いながら、そんなにオリンピック好きなわけではないですが(笑)。
NYダウ
NYダウ日足 |
ダウは目標が18000辺りにありますが
18335-18543内に留まるというのがレンジのパターン。
18264の0.764を割れなければ上げも見込めます。アメリカ株であれば
そのような浅い押しも可能かもしれませんね。
通常は18000辺りまでは下落するとは思いますが。
ちなみにナスダックは一旦売られる可能性があり、S&Pのチャート形状は特に問題なしです。
ドルインデックス
ドルインデックス週足 |
ドルインデックスは予想通り、持ち合うべきエリアで持ち合いです。
持ち合い下辺までの下落の間は例えばドル円なども下落リスクがありましたが
これが一旦、落ち着き、持ち合い上辺までの上げのタイミングです。
このエリアとは11889-12049の事です。
という事で、ドル自体としては特にリスクはなし。
上げか持ち合いしか考えられない状態です。
しかし株価指数が下落リスクをはらんでおり、
高値を越えるとか、最低でも持ち合いになり動かなくなるという
状態でなければ、次の売り目標までのリスクを考えておかなければならないでしょう。
この2点にドル円相場も当然影響されますので、
ドル円相場自体の状況に加えてお考え下さい。
ラインは割れています。ただ、
100.842-105.439の間というのは
持ち合いを形成出来るエリアです。
特に今月の始値102.28を越えてくるようであれば
このエリアの持ち合い形成を築ける可能性が高くなります。
以上ですね。
ではオリンピックを楽しみましょう!
それではまた。
提供 by3STARTER.JP
基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。
ご注意事項
※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。