ドル円相場解説
お盆も明けまして、いよいよ動き出したドル円相場に苦戦されている方が
ちらほらいらっしゃるようなので、解説をしてみる事にしました。
ご興味のある方はお付き合い下さい。
ターゲット
ドル円日足0820 |
現在は、目標が結構多く集中している値位置に来てます。103.276-456付近です。
前回ドル円は持合い上値抵抗線を越えて、103.079つまり0.500手前で下落しました。
そして、お盆中にドルインデックスが同様のライン0.500を越えましたので、ドル円も
達成していないのはおかしいと思ってはいましたが、ここで達成です。
安値から割り出すことが出来る目標値へ、今到達です。
この相場の難しいところは、今まで収縮していた値動きから大きく動き出した、ということでしょう。
今までの感覚で考えていると、それが通用しない、そして困ってしまう・・というわけです。
難しい|д゚)、というご連絡を頂いたので今回「これからの対策」を考えていきます。
さて、
その前に101.5を付けたところまでは分かり易い値動きだったはずです。
お盆前ですが、上げの戻しが早かったので101.5ではエントリーがしにくかったでしょう。
103からの150PIPSの売りで満足し、さらに
お盆という事でお休みに入った瞬間から徐々に持合い上値抵抗線を再度越えて行ったわけです。
これにより、買い逃しているケースが多い→今の内に一気に上げる(笑)
という方程式が成り立っているように思います。
この時、同時に
ドルインデックスに上値余地があり、ユーロドルに下値目標がありました。
ドルインデックスの動きがユーロドルの下落、ドル円の上昇を牽引しているという事です。
ドルインデックスの動きがユーロドルの下落、ドル円の上昇を牽引しているという事です。
そして
NYダウがお盆まではユーロドルと同方向へ動いていましたが、
NYダウがお盆まではユーロドルと同方向へ動いていましたが、
お盆を過ぎて以降はドル円と同方向へ動いています。
この点もトレーダーを混乱させる一つの要因であったと思います。
対策
ドルインデックスとユーロドル、NYダウの上値下値余地はどれほど残っているのか。
ここを考えてみましょう。
ユーロドル日足0820 |
NYダウ日足0820 |
ドルインデックス日足0820 |
- ユーロドルは後50PIS~100PIPS程度が大きな目標になっています。(0.618その他)
- NYダウは後50ドル~80ドルで支持線を割れたライン、そしてフィボナッチの重要な値位置へ。
- ドルインデックスはこれで、0.382達成です。
目指しているラインには意地でも付けようとしますから、このように
各市場で伸びに伸びていますね。
NYダウはこの上の17238と17437に到達すると、
大きく売られる可能性があるのでまだくすぶっているようです。
しかしながら、その前に1つポイントとなる値位置へもうすぐ到達という事です。
- ユーロドルとドル円が逆へ
- ドルインデックスとドル円が同方向へ
- 現在NYダウがドル円と同方向へ
もう二つ見ておきましょう。
米国10年債日足0820 |
米国10年債利回り日足0820 by Investing.com |
10年債利回りが0.382を割り込んではいるが、0.500を付けずに今週は上昇している。
という二つの事が分かりますね。
つまり、2.214に達しなければ、このまま利回りが上昇する事は可能だという事になります。
しかし0.382は割り込んでいるので、注意が必要だと言えます。
言うまでもなく、利回りの方がドル円と同方向へ動きます。
ドル円再び。
という事で周りから攻めてみましたが(笑)、それぞれの市場の動向を見て頑張ってみて下さい。
現在(8月20日18時)の値位置が目標が集中する103.276-456にあります。
その上は103.943,104.3(0.764),抜けると104.66です。
下は103.1,102.45,102.2割れは101.6が考えられます。
今度こそ、成功を祈ります。
提供 by3STARTER.JP
ご注意事項
※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。