2015/10/17

あくまで理論通りの動きの連続。(その2)

まずその1の振り返りから。

こんにちは。スリースタータードットジェーピーの大野です。
その1でドル円とユーロドルについて投稿しましたが、残念ながら
ライントレーダーズ通信の配信時間19時に間に合わず
切れ切れになってしまいました。ごめんなさい。続きです。

この背景についてお話しする必要があると思います。

ドルインデックス



Target completed! by 3starterjp on TradingView.com
ドルインデックス1


これがドルの動きを表す指数ですが、このようにターゲットに向かって下落していました。
そうすると、ドル円は下落し、ユーロドルは上げる事になりますよね?
だから、
そうなったわけです。

タイミングとしても、雇用統計が終わり、FOMCが終わり・・・ドルを買う要因がありませんでした。
絶好のタイミングですよね?

ドルインデックスの続きですがこう予想します。


Next Usdollar's risk! by 3starterjp on TradingView.com

ドルインデックス2
ちなみに、この分析ですが、TradingView.comというところで配信しています。
分析したらライントレーダーズ通信では配信するので、見る必要もないのですが笑。
このサイト、日本語版と英語版があり、現在私は英語版にしているのですが
日本語版にすると一切見られなくなります。ご注意下さい。
そして人気NO1のロシアのファンドマネージャーの方がいつも分析に賛同して下さいます。
彼の分析は多岐に渡っていて、大概当てていますね。素晴らしいですよ。オススメ。

以前、下落する前にこのブログ記事やTradingView.com でも書いておきました。➡こちら
それが、このチャート上で「big point!」と書いてあるところです。

現在は上に載せたチャートのターゲットまで下落したわけですが、
そこは実を言うと支持線です。
支持線が支えになるか否か、というのが現状です。


ではもう一度、ドル円とユーロドルを見てみましょう。(前回その1のもの)
ドル円

ユーロドル
これらの現状と、ドルインデックスを照らし合わせて見てみて下さい。

ところで、一つ謝らなければいけません。10月7日の記事では、
デモ動画を載せただけで記事やライントレーダーズ通信では詳しく書きませんでした。
少し時間に余裕が出来たので、書いておきます。

デモ動画の本編、週間展望10月7日号。

その動画の中のドル円では、こういうチャートをご説明しています。
ドル円
つまりこのために118.2は一つの意識されるポイントなのです。ここが、レンジ下辺です。

ここからもう少しはみ出すと、117円付近です。小さい枠の下辺ですね。
現在の更なる目標値もそうなっています。

そして、これはどうか分かりませんが今回、ライン的にベストな動きを考えてみました。
あくまで一つの可能性にすぎず、皮算用にすぎませんが笑。

次のチャートです。

ドル円予想
10月7日の動画の中でも一番ベストなパターンは最初下落しておいてからの上げ、
という似たような話はしています。

今のところ、最初下げるところまでは一致しています。
大きな枠のレンジ域下辺を目標達成として、ドルインデックスと同じタイミングで戻りを見せています。
これがもしも最後追い込みをかけてからの上昇となると完全一致も夢ではないですかね笑。

しかしその場合、ドルインデックスが「Next risk!」と書いたところまで行かなければいけないでしょう。
その辺ですよね。問題は。
支持線は割れるのか?もし割れるとすれば、そのタイミングは?です。

今のところ、「Target completed!」です。
目標達成して戻れば、買い優勢。ブレイクすればもちろん売り優勢です。
つまり目標とは別に、流れに乗っている事が重要。
もっと分かりやすく言えば、上がっていれば買うし、下がっていれば売る。
ただし、目標に来たら気を付けるべき。

結局、巡り巡って重要なのは目標を達成したかどうかという事になりますが。(笑)
※目標とは何か?
それはフィボナッチギャンで分かります。
今何を目標に動いているか、それだけは少なくとも知っておくべきだと私は思います。

とにかく、ドルインデックスはチェックしておいて下さいね。

NYダウ

NYダウ
ダウはこの一枚だけです。月足チャート。
前々回、デモ動画でお伝えしたかと思います。(10月7日
前の週の高値を越えて上に戻り、レンジ域の中にいます。
上辺下辺は見てのとおりです。そして、デモ動画について
「まだ話の途中だ」と書きましたがその通りで、続きの話があります。
週間展望10月7日号本編でお話ししていますが、
それは

「ダウの値動きとドルインデックスの値動きが逆転している」のではないか?

という事です。

ダウ上げ、原油上げ、オージー上げ、ドル下げになっている
ので少し流れの変化を感じています。
ドルインデックスと為替はもちろん常に一致しますが、
株価と必ずしもドルは一致しないのです。

ダウは上げている。今までの流れではドルも上げる、はずですが・・・
ドル価値は下げていますので、当然ドル円は下げて、ユーロドルは上げる。

オージードルも最近ドル円となぜが同方向でしたが、今は逆。
というよりは原油との連動を考えると、その値動きは少し見えてきます。

オージードル

オージードル
オージードルは「週間展望10月7日号」で一番最初に特集を組んでお話ししました。
オージーを特集にしたのは、分かりやすくこれから上げる要因があったからです。
実際、8日以降も順調に上げてくれました。

この上げの背景にあるのが原油の底値からの戻しではないか、という話でした。
原油が50ドルのラインを付けに行く、その動きにつられて上げるだろうという事です。

実際に50ドルは付け、ただしその後原油は売られましたのでここ止まり。
50ドル~56ドルのレンジ域上辺への動きがあれば、
再度つられて上の目標へ試す事も不可能ではないでしょう。
原油月足

原油週足
原油は42.66ドルが支え。その下はもう何年も前の暴落の猛烈な安値36.18です。
相当な安値圏での戦いになっています。オージードルもそれは同じですのでお忘れなく。

という事で、終わりですが
日足で見ても月足で見ても、1時間足で見てもラインの理論通りの動きの連続です。
ラインには理論があり、それぞれの意味合い、そして付けるべき順序があります。
重要なラインと、タイミング的にはそうでもないものもあります。
  • 何を意識し、何は無視してもいいのか。
  • どこを一番重要視すればよいのか。=何が市場で意識されているのか。
理論通りの動きとは、「毎回のお決まりパターン」のようなものです。
ラインからラインへ。そしてまたラインへ、です。
値動きのルールなどでご説明していますので、一度ご覧頂ければと思います。
言っておきますが、驚くほど毎回このパターンです。研究の末辿り着いた結論。
あまりにも決定的なので、パターンではなく、もはや、ルールと呼んでいます。

P.S.
記事として書く話は、少し大きな時間軸での話になります。
※値動きのルールはそういうわけではないですよ。オールマイティです。

しかしながら、デイトレードでの小さな時間軸に絞って考えた時には
一番重要なラインは決まり切っています。

もう毎日毎日そればかりで
このラインが機能しなかった日を、私は知りません。
そのためにその日想定される方向性と、その判断基準、最高の売買ポイントはどこか
に関しては始まる前から実はめどが付いています。これに関してはさすがに秘密ですが笑。

その話は今度の3周年記念のハロウィンパーティに来て頂ける方だけにお話しする予定です。
※ハロウィンですし、私は角(つの)でも付けようか迷っています笑。きっと付けるのでしょう。

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特典のみでお申し込みされる方が実に多いので、(故にまだ満席にならず)
遠方の方は仕方ありませんが、近隣の方はぜひお越し下さい。

まだ22日まではお申し込み頂けますので、ご参加お待ちしております。

3周年記念の還元イベントです。教材も2つ付けましたし
色々豪華な会なので、楽しいですよ

それではまた。

提供 by3STARTER.JP

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/10/16

あくまで理論通りの動きの連続。(その1)

ドル円


 まず、今週のこのドル円の下落ですが
取り合えずこれでひとまず目標達成です。ご苦労様でした。


これ以上下落すると、117割れのあたりで前回安値を割れない位置が
ターゲットです。


ドル円

ユーロドル

ユーロドル
ユーロドルはもっと細かいチャートで色々あるのですが
取り合えず、日足でこの目標に付けて戻っています。
そして、もう少し付け加えてみますね。
ユーロドル2
この上、そして下のリスク。レンジ圏内。
お分かりになると思います。
この状態です。
そして抵抗線が現在、支持線になっています。

で、続きがあるのですが
残念ながら時間切れです。笑
明日、続きをお楽しみに。
(ライントレーダーズ通信のご購読者様の話です。
このブログは配信していますので、ご登録頂いている方へ配信しています。)

オージーと、これらの背景について乞うご期待。

なお、記事自体は今晩書きますので
ブログにアクセスして見て頂く事も出来ます。

それではまた。

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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/10/07

FOMC。そして現在の状況(10月7日~)動画

FOMCは10月9日朝3時

こんにちは。スリースタータードットジェーピーの大野です。
FOMCを控えていますが、9日の朝という事は8日の夜中です。
ご注意下さい。

現在の状況をラインでご説明します。


動画で撮影成功!「週間展望10月7日号」


今回は動画で撮る事に成功しましたので
41分の動画「週間展望10月7日号」として
勝ち方実戦編フリーパスメンバーの特典動画としてご覧頂けます。
現在アップロード中です。しばらくしてからご覧下さい。
週間展望10月7日号
メンバーの方はメンバーサイトで、または動画アップロードのお知らせメールからご覧下さい。

チャートは30枚、メンバーサイトにご用意しておきます。こちらもメンバーであればご覧頂けます。

勝ち方実戦編へのご参加はこちら

動画のデモでお考え下さい。

今回あえて文章にしてご説明するのが少々面倒笑ではないですが、
結構大変で、何をどう切り取って(どちらにしても一部になる)お話しすべきか悩むところなので
デモ動画3分くらいを作りましたのでこれでメンバー以外の方はご覧下さい。
(メンバーはフルで41分ドル円ユーロドルポンドドルオージードルオージー円ポンド円ドルスイス
原油金NYダウとドルインデックスとまとめです)
このデモはNYダウについての一部です。


少し解説します。

NYダウがさらに下落すると、為替も大変な事になってしまいますよね。
今はレンジ域を形成し、そして戻していますのでまだましです笑。
ドルと株の動きが大抵連動するケースが多いのですが、実は現在は
ドルは下落、ダウは上昇しています。
※デモ動画は話の途中で、ダウの最初3分ですのでご注意下さい。

そして、今は原油、そしてオージーの動きも非常に面白く、ポイントになっています。
ですので、最初に今回はその話からしています。
ユーロドルも月足ベースでみると、この動きの意味合いは分かりやすいので注目してみて下さい。

そんなところでまた。

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※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/09/30

かなり大きなポイントに差し掛かって来ていますね

動かないのは・・・

現在の相場状況ですが、動きませんよね。
実はかなり大きなポイントに差し掛かっていまして、
決定的な事項も出てはいるのですが支えられたりしてはっきりはせず
やはりまたレンジへ。
そんな流れになっています。

前回の配信から、未だに変化なしという状況です。
大きな動きへの前触れという事で捉えておくのが良さそうです。

それではいつもの通りラインで解説してみます。

ドルインデックス


まずドルインデックスですが、月足で見てもかなりの高値です。しかし、支持線を割れるのか
高値を越えるのかによって大きく値動きは変わってきますよね。
ですので、もう何か月もこのままです。
もうほぼギリギリ最高値手前。そろそろ決着が付きそうです。
これが週足。12036は終値で上回ってきましたが、高値を越えられないようであれば
やはり駄目だろうし、じれったい状況です。

NYダウ

NYダウ月足
NYダウ月足

NYダウ週足
NYダウ週足
NYダウも先月は支持線を越えて終わりましたが、今月はどうか。
今日は9月30日水曜日、現在午後14時です。今晩はADPがあり、金曜には雇用統計があります。
ただ、金曜はもう10月です。
ADPで16500よりも上、16600程度まで上昇しなければ、少なくとも支持線は越えられなかった事になりますね。
10月になってから上昇しても、月初めに上昇して後から売られれば
ただの陰線になってしまいます。
その点も踏まえて、状況を判断したいですね。

以上がドルの動きと、アメリカの株価指数代表(と言って良いかは分かりませんが)として
大きな流れをご参考頂くとして、FXの代表(日本人にとって)を解説します。

ドル円

ドル円月足
ドル円月足

ドル円週足
ドル円週足
NYダウと似ているのですが、121.7辺りが支持線越えをするためには必要な値位置です。
ADPで越えなければ、支持線割れ決定。
ただ、その下の支持線には支えられています。これはダウも同じで、と思いましたが(笑)
逆ですね。前回もうすでに一つの支持線を割れている事をお話ししているようです。
NYダウ月足前回
NYダウ月足前回
ドル円は支えられています。後は赤い線で引いた支持線を越えられるのかどうか。
NYダウもドル円もです。そして、ドル円は下の支持線と、ポイントになっている115.5
は守れるのか?という事になります。

ユーロドル


ユーロドル月足
ユーロドル月足

ユーロドル週足
ユーロドル週足
ユーロドルは前回からこれもまた動いていませんが、少し太い線で描いた抵抗線を越えるのか越えないのか。今は越えていません。同時に長期の0.236ラインに終値を残す事も出来ていません。
どれか一つでも成功すれば可能性は出てくるのではないかと思われます。

そしてユーロドルが戻すという事になれば、当然ドルは相対性に売られているわけですから
ドルインデックスも下ブレイクする可能性が高く、そうなるとドル円も危ないですよね。
株価がどう動くかにもよりますが。

その超えた場合の目標が1.2付近になっているよ、というのが前回書いた事です。
今回はクラスターを出してみましたが(笑)、やはりなっていますね。

ただ!
どれにも言える事ですが、この状況は
今までの値動きが戻るか、または
継続するかの瀬戸際なのです。
だからこそ、動かないのです。

行くか戻るかの瀬戸際。簡単に言うならば。

今のが戻る話。

継続というのは「もう少しずつ値幅がどの市場にも残っている」という事です。

ダウでは18500~19000辺りだし、ドルインデックスは12300辺り。
ドル円は128.5辺りが次の目標値。
もちろん、原油とかオージードルなども少しずつ残している。

※オージードルはなぜか対ドルなのにドルインデックスと同方向に細かな値動きが動いてしまっていますが(笑)。原油も似た動き。この二つはもしかしたら大きな下落が起こった時に一番おいしいかも知れません。ユーロドルとは値動きの意味合いが少し違って来ています。

さて、どうなることやら。
それは分かりません(笑)。
取りあえず、終値はどうなるのか注目しましょう!

ではまた。

P.S.落ち着いたらまた動画の相場分析でも撮ります。
最近はデイトレード手法教材の作成(完成している)のために
細かな値動きばかり見ているので、分析配信レベルの大きな値動きと
頭の切り替えがうまく行っていないので。
今日のブログは奇跡です(笑)。
もう終わりましたので、戻ってきます。



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2015/09/18

シルバーウィーク前に相場チェック!

シルバーウィークの前にチェックしておきましょう!

FOMCも終わり、利上げなしという事で失望売りという展開ですが
さて、それでは今後の動きと現在の状況を考えていきましょう。

利上げをいつするか、本当にするかという事はこちらでは分からないので
FOMCが終わるまでは何とも言いようがありませんでしたが、ここからは
テクニカル分析で良いでしょうかね。FOMC中も前も結局はテクニカル通り
でしたが。非常に平穏でがっかりされたのでは?笑

ドル円

ドル円日足
ドル円日足

ドル円週足
ドル円週足
このようにラインを割れまして、ドル円は売り。目標は下のピンクの枠内に押し目が欲しいところです。
115.5を割れない限りはやはりそこに来たら買い場になるでしょうが、割れたら下の赤枠も考えなければなりません。

ここで一つ、月足ベースの値動きを他市場を含めて考えてみたいと思います。

月足

ユーロドル月足
ユーロドル月足

NYダウ月足
NYダウ月足

ドル円月足
ドル円月足

ドルインデックス月足
ドルインデックス月足
ユーロドルは抵抗線を上抜けしまして、その他のNYダウ・ドルインデックス・ドル円は下抜け。

注目したいのはNYダウの月足で、
赤いラインがありますよね?
そこを先月は終値で死守したわけです。

今月はこのラインにまた乗っているので、また守れれば、まだ期待が残っているという事。
ただ、気になるのがその他のラインを発見してしまったのですよね。
支持線だったものが抵抗線になっているラインが・・・。
ではそこを越えられないとなると、絶好の売り場、という話になります。

ドル円、ドルインデックスは月足で
先月に支持線としていたラインを割れています。
今月末までにラインまで戻れなければ状況はかなり悪いです。

ユーロドル

ユーロドル日足
ユーロドル日足

ユーロドル週足
ユーロドル週足
ユーロドルは日足レベルではピンクの枠で囲ったところがポイント。
その後
高値も越えないといけないわけですが、
週足で目標としている値位置があります。
1.2当たりのところですね。
ようやく(本当に長かったですが)そこへ行けそうな感じにはなってきました。

ところで、月足でラインを越えたままか、
それとも戻るかという話をしましたが、月末にはその辺も考えておいた方が
「あれあれ?」という事にならなくて済むでしょう笑。

ただ、淡々とトレードされるだけだと思いますが。
大きな動きは忘れがちなのでご参考までに。

それでは楽しいシルバーウィークを。

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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/08/20

オージー・原油のとめどない下落相場について

原油

原油は現在このような状況です。チャートをご覧下さい。
原油対ドル月足
原油対ドル月足
問題はこれは月足だという事です。とんでもない下落ですね。
まもなく、2008年の安値という状況だという事を認識して頂きたいと思います。
とはいえガソリン価格の値下がりが少なすぎると感じるのは私だけでしょうか(笑)。

原油の話をされても取引でない、とお考えであれば
CFDについて調べてみて下さい。取引は出来ます。

さて、原油が重要なラインである42ドルを割れました。
一度はそこで跳ねていましたが、この割れがフェイクでない限りは
その下の目標値2008年の安値付近まで考えなければなりません。
42ドルの安値を押し目にするのであれば、今月の下落は46ドル付近で止まらなければ
おかしいのではないでしょうか。

2008年12月の安値は36.18です。
今回の下落の目標値は36.85と36.42、34.16、29.30と見ています。
最大値としては21.27も算出されてはいます。

原油の価値がなくなるという事は考えにくいので、
10ドルまではさすがに考えられないでしょう。そんなのありですか?(笑)

となると、36.18付近のせめぎ合いやブレイクを試す、または
よく分からない値位置で問答無用に買いが入るという2パターンを
考えておかなければならないと考えています。

何にしても、円安の影響はあるにしてもガソリン代をもう少し下げてくれ
それだけが願いです。
それは冗談ですが、次は関連しているオージードルの話をします。

オージードル

オージードルは原油と相関関係にあると考えています。
次のチャートをご覧下さい。原油の月足にオージードルを重ねたものです。
原油+オージー月足
原油+オージー月足
ラインで重ねてありますが、ご覧頂いてお分かりのように
原油対ドルの値動きはオージードル対米ドルの値動きとことごとくマッチします。
ですよね?

では、この原油の下落とオージードルの下落は何らかの関係があると
考えるのが自然かと思われます。
そのオージードルのチャートを見てみましょう。
オージードル月足
オージードル月足

オージードル週足
オージードル週足
オージードルは目標であった0.72035付近まで到達しました。
この付近の値位置を検証すると、0.71435から0.72757までの間に
ある種目標値と呼ぶ事が出来る値位置が連なっています。

そして、今の値位置がブレイクされた時の最大の目標値と考えているのは0.66140です。
2008年10月の安値は0.60060です。この二つを踏まえた上で今の値位置があります。
ですので、安いからといって買って安心というのは少し安易すぎると思います。
とはいえ、現在の値位置が一つのポイントである事には違いはないでしょう。

原油、そしてオージー。
その関連と反転のタイミングをどう考えるか。
どちらも見ておいて、その他ドルストレートやドルの動き、世界情勢や
株価指数などもチェックしておかないと恐らく分からないでしょう。

おまけとして簡単にオージー円を書いてみます。

オージー円

オージー円週足
オージー円週足
オージー円はこの状態ですので、90.897円と90.286円が抵抗となる値位置です。
それより上であれば、赤い枠で囲った持ち合いエリアに留まる事を意味しています。
ですが、止める事が出来なければ2013年8月の安値86.407円割れを考える必要がある
かと思われます。
その下のポイントは86.138円が重要で、目標の最大値は81.088円という事になります。
80.178円を割れるかどうかがその場合重要なファクターになるでしょう。

つまり、90円台維持、前回安値付近の押し目、5割戻し手前がポイントになるでしょう。

それ以外の市場について


ポンドについて書くスペースがなくなってしまったので
またいつか機会があればという事にさせて頂きます。
ポンドもなかなか面白い展開です。チャートだけ載せておきますので
どういう事なのかはご自身でお考え下さい。
ポンド円週足
ポンド円週足

ポンドドル週足
ポンドドル週足


『週間展望8月20日号』という40分間の動画がありまして、
そちらで今回のオージーや原油に留まらずポンドやユーロや多くの市場についてお話ししました。
勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーであればご視聴頂けます。メンバーサイトからどうぞ。

ラインによって何をどのように判断し、チャンスを見い出すのか。

先日の金相場がやはり目標に到達したように、値位置から値位置へそれぞれの市場で
目標値があり、達成し、また戻り、次の目標が出来、値動きが構成されています。

先日のドル円相場が結局124.587円ラインの抵抗を越えられずに下落に転じたように
幾つかのパターンがあり、ラインブレイクは成功する場合と失敗するケースがあります。

全てが正解にはなり得ませんが、少なくとも値が進んでいる意味合い
「なぜ?」買われるなぜ売られるというものは、
こうしたライン(フィボナッチやギャン、高値安値)が大きな影響力を持っています
(抵抗または支持となり、目標になる)
それについて知って頂こうというものがこの動画シリーズで、継続してお届けしています。


週間展望8月20日号
デモ動画はこちらからどうぞ。


こういう相場分析自体、もう既に客観的に相場を見られる力を身に付けておられるのであれば
必要ないのかも知れません。
ですが、感情に捉われてしまって主観でしか物事を把握できないという方は特に
現状把握のためにもご覧頂いた方が良いでしょう。
可能な限り客観的に見た月足→週足→日足→4時間足位までの分析になっています。


もちろん分かったところで、どうリスクを取ってどう攻めるのかを考えるのはご自身です。

恐怖やリスクと如何に向き合うのか。正しくリスクを取って目標で利食いが出来るのか。
つまり目標まで待てるのか、とか、損切りを自分で広げたりしていないか、など。
そんな事の方がよっぽど重要ですね。

リスクを取らなければトレードは出来ないし、竦(すく)んでいては手も足も出ませんし。
※足は怒りでパソコンをけ飛ばした時の足ですけどね(笑)。
かといってそれが無謀なリスクの取り方なら当然損を出すでしょうし。

追記;NYダウは17107という防衛ラインを割り込む事に成功しました。目標は現在目標は16592。
ドル円は122.941より上のエリアをキープ出来なければ122前半~121台が目標に、という事に。
ユーロドルは小持ち合いを抜け、1.13369目標。1.12285も重要なライン。後は高値超え次第。
どちらにせよ、勝負は今月中だと考えています。来月が始まると利上げが実際はどうなるのか
という話、そして少なくとも雇用統計が9月4日にある為、状況はまた変わるはず。
今月も割とイベント通り。雇用統計、FOMCが終わったので持合い抜けて下。
ライン的な状況は全て動画でお話していますのでそちらをご覧下さい。


それではまた次回の分析でお会いしましょう。
スリースタータードットジェーピーの大野がお送りしました。

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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/08/19

ちょっと難しい持ち合い相場を分析

ザ・持ち合い相場。

今晩は。大野です。
お盆休みも終わり、いよいよかというところでですが、まだ持ち合いです。
困りましたね。分析してみましたが、持ち合い過ぎてよく分からないというのが
正直な所です。すみませんね。
ではいってみましょう。

ユーロドル週足
ユーロドル週足

金日足
金日足

NYダウ週足
NYダウ週足

ドル円日足
ドル円日足

ドルインデックス日足
ドルインデックス日足
留まるよ、と以前にお話ししたところから抜けていないのです。
金は下抜けしてその戻りですが、それ以外
ドル円・ユーロドル・ドルインデックスもNYダウもです。

ポイントになるところはチャートに示しておきましたので
チェックしてみて下さい。少しでもお役に立てればと思いますが
如何せんこの状態では何とも言いかねます。

分かっている事実は幾つかあります。
ドル円・ドルインデックスは0.764抜けのトライがこれで2回目。
2回目でへばりつくと、そのまま抜けてしまう事が今までのケースでは
多いとは言えます。

NYダウの下落が5割手前ギリギリ。
ここを割れないと、押し目が成立します。

金の戻りは2通り。
その一つ目にもうすぐ到達します。

ユーロドルは持ち合いの中でもその中心の一番持ち合う
とお話ししていたところに今も位置しています。

細かい話。
ドル円の124.58ラインで止められているところの上、
124.92-71が戻り売りポイントとしてそこまでの上げが高確率と言えますが
124.58ラインを越えられずに下落もあり得ます。その場合の押し目は
123.4が一つ目。これが押し目だと126.6が目標に。
結局、売り場なんだけど2回目のトライなので止め切れるのかな、
という感じなわけです。

持ち合いを上抜けるとしたら
ドルインデックスも上抜けるだろうし、NYダウのこの押し目も成功するのだろう。
そう考えています。失敗すれば、今の持ち合い上辺から下辺122辺りも視野に。


その位しか今は言えないですね。

少なくともチャートは役立つかと思われますので
宜しければチェックしておいて下さい。

それではまた。

P.S.近々、かなり下落が続いているオージーと原油について書いてみます。

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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/07/29

NYダウとユーロについて追記ドル円について

NYダウ

NYダウ月足(US30)
NYダウ月足(US30/CFDの価格)

NYダウ日足
NYダウ日足
現在この状況です。
ご覧のように押し目としては悪くない位置を付けました。
その下の目標は線が引いてあるところですね。16884、16443、15962
上は18964、18531、18629を
”ここを押し目にするのであれば”目指す事になります。

ファンダメンタルズ的要因としてはやはり、利上げがどうなるのか。
これについてはこの記事が良いでしょう。→こちら

ユーロドル

ユーロドル月足
ユーロドル月足
前に書いた記事ではこちらでした。→7/14の記事はこちら
ユーロドル日足
ユーロドル日足7/14
ユーロドル日足
ユーロドル日足7/29
「このレンジ域にいる」という話でしたが、
やはりその中に居まして
前の安値を切り下げてまた一番小さなレンジ域に戻ってきました。

どんどん細かくなってきていますが、
上の目標下の目標をそれぞれ表示しておきましたので
ご参考にして下さい。




ドルインデックス

最後に同じようにドルインデックスを表してみると、こうなります。

基本的にはユーロドルとは逆の動き、NYダウとは同じ動きを想定しています。

そしてダウがここを押し目としても良いのであれば
ここから上方向という事になります。

ドルインデックスは上昇すると
ドル円は買われ、ユーロドルは売られるのがいつもの動きです。

さてさて、状況を整理すると
どうなる事やら・・・といったところですね。(笑)

なぜなら、利上げの時期は私には分かりません。

チャートから分かる事

1ドル上げの要因

ドルインデックスが細かな持ち合いを抜けた。
ユーロドルが安値をレンジ域の中で切り下げた(高値はまだ)。
ドルスイスがレンジ域から少し上にはみ出していて、金が安値をブレイクした。
NYダウは今の安値を押し目と出来るかどうか。ただし一つの押し目になり得る
値位置は付けた。

という事は分かります。
そして8月7日には雇用統計があります。現在は7月29日。
これが現在ドルが上げる要因として考えられる事です。

2ドル下げの要因

ドル円はまだまだレンジ域にいます。完全に抜け出したり、
明確に上げに転じない限りはまだ下落リスクがあります。
ユーロドルは安値を切り下げていますが、レンジ域から抜け出せないでいます。
高値の方を抜ければ1.17とか1.20辺りまで考えられます。
確かに1.016の押し目や、安値割れ1.014、大目標1.0付近の値位置は間近ですが。

ダウとドル円は月足レベルで高値を切り下げています。
ドルインデックスは3か月高値を切り上げていはいますが、
最高値は抜けられず、値位置としては未だに売り場でしかない。
(ただしレンジながら月足の高値は切り上げ続けている)

これがドル下げの要因。

ブレイク出来るかどうか。
今はその局面のようですね。
レンジ続きはそろそろやめて頂きたいですが(笑)。
その場合、夏休みに入られてはいかがでしょうか。
それもいいですね。

(笑)それではまた。

ドル円ユーロドルの話は7月14日のこちらの記事を。
金・オージーを含むひとつ前の記事は7月24日のこちらを。

追記(ドル円について)

ドル円日足7/29
ドル円日足7/29

ドル円週足
ドル円週足
ドル円はこうなっています。
色分けは分かり易くていいですね。マイブームですよ。ではでは。

提供 by3STARTER.JP

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/07/24

金・オージーが下抜け!

ついに金が!オージーが!

なんと、ついに金が下抜けしましたね。
こんにちは。スリースタータードットジェーピーの大野です。

まずその話からしていきたいと思います。
金が売られて、株価指数はまだ下げていない、ドルインデックスはまだ買われている、
対ドル通貨ペアであるオージードルが下抜けしている、ドル円は高値近辺でうろうろ。

この状況を整理すると、一つのワードが浮かび上がってきます。

リスクオン。


金はリスクが高まると買われる事で有名ですが、確かに今でもそう言えるかどうか
分からないくらい売られまくっていますが(笑)、そのセオリーが今でも生きていればです。
NYダウでこそ今月は高値を切り下げていますが、ナスダックなどは高値更新しています。
さて、こうなってくると
いよいよ従来の目標値へそれぞれの市場で向かうのか!?
という事が気になってきているところだと思います。


  • それぞれの市場でどうなっているのでしょうか。
  • そして、向かうとしたらそれはいつ?
  • それともまだまだ持ち合いながらごちゃごちゃするのか。

そのヒントを掴んだと言えるかもしれませんね。

そして金は、ドル円と逆行する事でも有名(だと私は思っています)ですので、
FXトレーダーも「なんだ、金の話かよ」と安穏としていられないはずです。

では金相場はどうなっているのか?こちらです。

金対ドル

金相場7月24日月足
金相場7月24日月足
このように下抜けしたわけです。
これを見てどのように思われますか?
また、従来の目標とは一体何の事?
お考え頂ければ幸いです。ヒントはチャートの中に。

ドルインデックスの状況

ドルインデックス月足
ドルインデックス月足
対して、ドルインデックス(ドル指数)はこうなっています。
ある種、目標には到達していますがMAXかと言われればまだ余地がある。

ドル円の状況

ドル円月足
ドル円月足
ドル円は全く同じ状況です。

ユーロドルの状況

ユーロドル月足
ユーロドル月足
ユーロドルは真逆の状況です。

オージードルの状況

オージードル月足
オージードル月足
0.73・・・。3年前にお話しした0.72だか0.74だか忘れましたがその値位置へ。
わずか5000円の教材でまさかここまで売りを引っ張っている方がいるとも思えませんが
いらっしゃったらとんでもない費用対効果でしたね(笑)。
おめでとうございます。


まとめますと、
何かにつけてポイントとなる値位置が近いはず。
MAXが来る日まで伸びる相場をどんどん追い込んで、
ラインまで来て
反落するような事があれば、その時はドテンするしかない。
さもなければ・・・酷い目に合うのかも知れない。
そう考えています。

充分お気を付けて。
フィボナッチタイムゾーンを使って、あるヒントは割り出してあります。
(日どりが分かるだけでどうなるかは時間では明確ではありませんがw)
そして、明確な値位置と、日足での分析も出してあります。

ドル円・ユーロドル・ユーロ円・ポンドドル・オージードル・オージー円・ドルスイス・
NYダウ・ドルインデックス・金相場の詳しい解説は
勝ち方実戦編フリーパスプラン専用動画『週間展望7月24日号』をご覧下さい。
週間展望7月24日号
P.S.メンバーサイトにも日足月足織り交ぜて計20枚のチャートをアップロードしてあります。
しかしそれが何なのか、どう考えるべきなのかについては動画でお話ししています。
例えば現在のドル円はこのような形に。→ドル円のページへ
ラインが分かってさえいれば、なぜそこから反落したのか、なぜ伸びているのか、
大概の場合それはいつも明確です。

以上、ライン分析でした。お役立て下さい。

それではまた。

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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。