2018/03/10

3月半ば!相場分析;ドル円・ユーロドル・日経平均

相場分析;ドル円・ユーロドル・日経平均

最近、ドル円が105円まで下落しました。
この相場を買おう買おうとし過ぎて、なかなか上手く行っていない方が多いようです。
3月9日の雇用統計でようやく107円を付けましたが、
伸びたのは9日だけでしたから仕方ない事ではありますが今週終値は106円台。

これからどうしたら良いのか?
少し分析してみましたので、「分析がまだ」という方は読んでみて下さい。

ドル円

ドル円日足3月10日
ドル円日足3月10日
 まず、下落目標は幾つもありますが、その内の105.261で反発したのが現在の状況です。
そして、106.906で抑えられたのが週終値の意味です。

この値動きの場合、105.261~107.608が考えられますので
安値圏では買われ、高値圏では売られがちです。

その上で書きますが、2/21の高値107.907をまだ越えたわけでも
107.608をブレイクしたわけでもありません。
それどころか、106.907を週終値で越えたわけでもないというリスクと
状況を踏まえて
次の4時間足を見てみましょう。
ドル円4時間足3月10日
ドル円4時間足3月10日

ギャンファンで見ると、押し目になりやすいのが106.3です。
パターンは幾つか考えられますが、その一つ目。一番易しいのがこれ。
106.3または106.5を押し目にして106.9越え、107.3まで。

その他に週明け上に飛ぶとか、さらに下落して行くという嫌なパターンもあります。
この相場は108円台までとりあえず考える事が可能です。
しかしながら、次の週足チャートも確認してみましょう。

ドル円週足3月10日
ドル円週足3月10日
チャネルを割れているという事をお忘れなく。
現在は105.261~107.608の間、そして105.663~106.906の間で持ち合いになっている事がこのチャートからは見て取れますよね。

107.608をブレイク出来た場合、108円台~109円までの目標値がありますが
良い戻り売りポイントになって103.81まで下落しない事を祈るばかりです。
上ブレイク出来ない場合は言うまでもない話です。



同時に、ユーロドルと日経平均、ユーロ円を分析しました。
私は日経平均を安値で買っています。日経平均先物は大した事ありませんが
CFDでは結構伸びました。

しかし、あまり期待はしていません(笑)。
22000台の抵抗が重いと考えています。
ユーロドルは1.23145のラインを週終値で下ブレイクしていますので
注意しておいて下さい。

時間がなく、ここまでしか書けませんので
それらの詳細は勝ち方実戦編フリーパスプラン
フィボナッチチャンスシート(メンバーサイト)にチャートを載せておきます。

なお、同プランでは月間展望3月号という動画もアップロード済みですので
メンバー様はご覧下さい。

それではまた。

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基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2018/02/06

NYダウ史上最大の下げ幅と騒いでいるが…

NYダウ26600→23300へ

NYダウが1月27日に最高値26698を付けて、現在2月6日12時時点で
安値23226をマークした。各報道は2月5日の下落幅を『史上最大の下げ幅!』と
しており、不安を煽っています。
写真

しかしながら、今回の下げは例えばこちらの記事にあるように
同時多発テロやブラックマンデーやリーマンショックなどと違い
予定調和な下げ(上げ幅の回収)だと私は考えています。

その証拠に、年始からこうなる事を予測しており
値動きもチャート通りです。
つまり、パニックではなく下げるべきして下げただけ。
何も慌てる必要はないのです。

NYダウ週足チャート

NYダウ週足 2018/02/06 12時頃
NYダウ週足 2018/02/06 12時頃 クリックで拡大
週足チャートです。目標値はこのようになっており、
前回の1月8日の記事で、次のように書いてあります。

NYダウは24000台が基本です。
現在は25000台と上ブレイクしており、25600の目標値間近といった状況です。
この値位置にチャネルもあります。
ブレイクすると26000台半ばが次のターゲットではありますが
その時点で一度目の注意すべきタイミングが訪れるかも知れませんね。

下支えとしては、23300、22500と20000台にチャネルと
フィボナッチリトレースメントによる抵抗が存在しています。

上辺は28000までがチャネル内の目標値です。
まずはこのチャネル内の値動きを24000台を基本として
どちらへ抜け、どの値位置で反落反発したタイミングなのかと
考えておけば良い事になります。
26000台の目標、26480へ到達し売られているだけです。
ここまで上昇すれば、いつか調整はしなければなりません。

「なるべくしてなった・来る時が来た」だけですので、慌てる必要もありません。

落ち着いて、今まで通りのトレードを続けていけば良いのです。

おまけ。ドルインデックス

ドルインデックス週足2018/02/05
ドルインデックス週足2018/02/05
tradingviewに載せたドルインデックスのチャートです。NYダウについてはこちら
ドルインデックスも、3割り戻しを目指して下落していますが、一旦反発を見せています。
ドルの値動きはどちらかと言えばダウとは逆の方向性で、11700-11800辺りへの戻しを付けてに行っている状態だと考えています。

この値動きが為替に大きな影響を与えていますので、引き続きこちらも
注目しておいて下さい。

なお、
詳しくは動画『月間展望2018年2月号』で2月3日に配信してあります。
年始の『年間展望2018』も併せてご覧下さい。
※これらは勝ち方実戦編フリーパスプランの特典です

この記事はブログ「3STARTERSインフォ」と「ライントレーダーズ通信」で
配信しています。

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※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2018/01/08

2018年の値幅~米ドル・ユーロ編~

米ドルの値幅はシンプル。

前回に引き続き、今日は米ドルとユーロの2018年について。
通貨ペアは別として、米ドルの相対的価値を表す指数に関しては
今年はシンプルで分かり易いでしょう。まずはそちらから。

前回の記事「2018年の値幅~ドル円・NYダウ編~」はこちら。

ドルインデックス2018

ドルインデックス月足2018
ドルインデックス月足2018
ドルインデックスは要するに、11835より上か下か。
上は12429、下は11356を重要な値位置として見ています。
12000を越えた所から上昇に入り、11800台~12000までは持ち合い圏内。

チャート形状としては11835~12429の緑のラインで描いたエリアに位置しやすいです。
それは2015年からずっとそうなので(笑)、もうお分かりだとは思いますが。

今年は11835にほど近い値位置から始まっていますので
同じエリアでの持ち合い継続であれば、米ドルは強くなりがちな傾向が
予測可能です。

昨年は同エリアで上から始まっています。
ドルインデックスが為替に及ぼす影響は大きく、昨年がそうであったように
ドルインデックスの下落によりユーロドルやポンドドルは上昇しました。

この事が意味するのは、ドルインデックスがもしもこのエリア(11835~12429)の
下辺から上辺に戻るのであれば、ユーロドル・ポンドドルは下落しやすく
ドル円は上昇しやすい。

また、11800台を割れ、11300台を目指す動きを見せれば
その逆である、と言う事が出来ます。

とにかく、11300~12600辺りまでを考えつつ
11800~12000のエリアをどちらへ出るか?
を見ていればそれだけで十分です。

ユーロドル2018

ユーロドル月足2018
ユーロドル月足2018

ユーロドル週足2018
ユーロドル週足2018

今回は欲張り過ぎて(笑)、沢山のラインを引いてしまいましたが
フィボナッチとギャンファンです。

ギャンファンについて。

スリースタータードットジェーピーで開発した特殊な引き方ではありますが
下から引いたギャンファンの3×1のラインへどうも乗せようとしたのではないか?
というのが昨年末の値動きです。ギャンファンの引き方はこちら

ポンドドルが2009年の安値1.35へ戻そうとしたのと同じように
ユーロドルは2010年の安値1.187へ戻そうとした、とも言えるかも知れません。

上からもギャンファンを引きました。
その上値抵抗線は1.3辺りにあり、1.07辺りに下支えがあります。
今年の目標ともマッチしており、つまり今年は1.07~1.32が値幅MAXでしょう。

フィボナッチリトレースメントについて。

合わせて考えてみましょう。
今年の始値は1.2です。
昨年末にブレイクしたギャンファンは1.19辺りにあり
フィボナッチリトレースメントでは1.17辺りに下支えがあります。
1.17~1.2をブレイクした方へ付いていくのが定石となります。

1.21346は過去の歴史から見た中心の値段で
その意味においては、ドル円と同じくど真ん中の持ち合い。
そしてその場合、1.12133~1.30558に位置する時間が長いであろうと予測出来ます。

さて、もう一つの考え方として
2008年の1.6からの下落、昨年の1.03からの反発の戻しという観点からは
1.25168へ戻そうとする力が働くでしょう。

それらを合わせたものが上の週足チャートに描いた値幅の意味です。

よって、ユーロドルは
  • 1.21346を中心とする1.12133~1.30558の値幅
  • 1.17~1.2、1.2~1.25の値幅(1.17~1.25)
  • はみ出した場合、下1.07、上1.32
というエリアのどこに位置しているかを考える必要があります。

最初に書いたドルインデックスの話を覚えておられますでしょうか。

ドルインデックスは米ドルの価値を相対的に表す指数ではありますが
ユーロドルはユーロ対米ドルの事です。

そのドルインデックスが11835を中心と考えて
上は12429、下は11356のどちらを目指すかという話と
このユーロドルの話は切っても切れない関係にあります。

両者をチェックしつつ、考えて行きましょう。

それでは2018年も宜しくお願い致します。


なお、
前回の記事「2018年の値幅~ドル円・NYダウ編~」も読んでおいて下さい。
ドル円やNYダウの話とも米ドルの値動きはもちろん関連しています。

2018年の展望は、多くの市場について動画『年間展望2018』でお話してあり、
勝ち方実戦編フリーパスプランで継続して『月間展望』を配信していく予定があります。
相場分析の動画版ですね。こちらが相場分析配信のメインです。

詳細なチャートは同プランのメンバーサイトに今年も掲載していきますので、ご参加されていれば「フィボナッチチャンスシート」のページをご確認下さい。例えば、今回と前回の記事は6個のチャートが掲載されていますが本来は14個のチャートです。

ライントレードの基礎は、先ほどのギャンファンやフィボナッチリトレースメントを含め、
サイト『投資の基礎はタダで学べ(ライントレードについて)』などで習得または復習しておいて下さい。ご自身のトレードルールに組み込んでいなければ、どれだけライントレードの相場分析を読んだとしても意味がないからです。

それではまた。
2018年も頑張っていきましょう!


提供 by3STARTER.JP


基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。

ご注意事項

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