2016/02/04

ドルインデックスの下落が意味するもの-ドル売りユーロポンド買い-

ようやく良いねが付いたドルインデックス

先日からドルに起因した動きが続いていますね。
※この記事は2016年2月4日に配信したものです。
ドルインデックス週足1月29日
ドルインデックス週足1月29日
https://www.tradingview.com/chart/USDOLLAR/v85RwSIN-USDOLLAR-has-a-risk/

この話です。
こちらの日足もあります。
ドルインデックス日足1月29日


ドルインデックスが及ぼすFXへの影響については後ほど。

かなり前に投稿した記事で、ドルインデックスが下落リスクがあるとお話していたのですが、
なぜか
いつもは「いいね」(facebookではない)を付けてくれるロシアのファンドマネージャーも
そうしてくれず、もういいやと思って、英語版から日本語版に切り替えてやったのですね。
すねたわけです(笑)。

ですが、結局これでしょ。
ドルインデックス日足2月3日
ドルインデックス日足2月3日

こうなったら今更ですが、ファンドマネージャーがいいねを付けてくれた!という話です。
ファンドマネージャーもこうなるまで分からないって、どうなってるんですかね。

私はこう考えています。

「結局は、フィボナッチ通りに動く」。

だからそれを知らない人は、動くまで分からないという事です。

ここで下落する事は12月の「年間展望」や1月の投稿、下落前日に撮影した動画
「月間展望~今、注目の相場~」(2月号)でもお話しています。

なぜなら、そこがフィボナッチのルールとして売り場だから。

だからこそ、そうなるわけです。


こんなに下落してから分かっても、遅くないですか?(笑)
何がファンドマネージャーだよ。(とか言いながら、実は彼の事が大好きなんですけどね(^^)/)


何を今更「Agree(同意する)」だよ。(笑)
と思いながら、ロシアのよく分からないトップ投稿者のファンドマネージャーに
毎回同意される事に喜びを感じているのですが。


なぜそこで売りなのか?

解説します。

ドルインデックス週足1月29日
ドルインデックス週足1月29日

これは1.618です。
もしこれが、1.272なら私も売りだとは言いません。
ですが、1.618です。

どう考えてもリスクがあります。
ここで上値を越えて終値が付く、という事があれば
それはその上の0.764のある12450辺りまでを考えます。
しかし、1月の終わりは越えていません。

1月最後の上げは
ただの損切りカットですから。
終値は割れたまま。

だから、2月、
ドルインデックス日足2月3日
ドルインデックス日足2月3日
こうして売られているという事です。

簡単ですよね?これがフィボナッチです。

ルールとセオリーがあります。きちんと理解していれば、よほど間違える事は
少ないのです。

ドルインデックスの下落が意味するもの

ドルインデックスが下落するという事。
それは・・・、ドル円が下落し、ユーロドル、ポンドドル、オージードルが買われる
という事を意味しています。

なぜなら、このドルインデックスは
ドル対、
円・ユーロ・ポンド・オージーの複合的な指数だからです。

ドル円、ユーロドル、ポンドドル、オージードル、ユーロ円、ポンド円、オージー円。
このどれかを取り引きされる方は必ず見ておかなければならない指数だと
私は考えています。

ただ、この1.618での下落。
それは、すべてがここで終わりというわけではなく
押し目を付けに行っていると考えてもいます。

それは38.2%戻しと76.4%戻し。
そのどちらか。

もしもそれも越えてしまったら、その時はかなり下落が大きいですが。

確かに、正月に配信した「年間展望」では
『年始に上げて、その後の下落が一番怖い:。なぜなら、年中下落リスクがあるから。』
とお話しています。

ただ、まだ上に0.764が残されています。
その点を考慮すると、押し目で再度上の目標値を目指す事が
一番あり得るパターンなので、最近はその線でお話しています。
(月間展望2月号)


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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2016/01/29

いやあ、マイナス金利ですか(ドルインデックスの動きとドル円)

ドルインデックスの動きとドル円

昨晩の記事で原油とドルインデックス、NYダウの話をしましたが
ドル円はどうでもいいという発言を撤回させて頂きます。(笑)

暴騰しましたね。

今注目の原油も良いのですが、
ドル円が上昇したタイミングはドルインデックスが
0.618のタイミングでもあります。

その辺りを少しだけ。

ドルインデックス

ドルインデックス日足
ドルインデックス日足



この12200のところ。
これに反発しての上昇です。

そのタイミングでした。
上手いタイミングで発表しますよね。

再度ここを割り込むと、要注意です。

ドル円

ドル円週足
ドル円週足
同様の動きをすると考えた時に、
ドルインデックスが0.618の反発で上値を越えるようなことがあれば
ドル円は黒い線で描いた方へ。

ただ、基本的には
ドルインデックスもかなりリスクがある状態。
ドル円もこの赤い線を辿るのかも知れませんね。


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原油とオージードルと米ドルの変な関係

原油反発

こんにちは。大野です。
昨日の原油は凄かったですね。
完全な行って来いでしたが(笑)。しかし、これで
ある種の目標が見えてきました。とはいえ、考えるべき重要なファクターが目白押しです。

まずは原油から

原油3時間足
原油3時間足
この大きさの足だと、行って来いになったのがよく分かりますよね。3時間足です。
28日に0.500は越えましたので(28日の夜中に書いています)、目標値が35.9辺りに見えています。

原油が反発したのは、前に書きましたが
ギャンリトレースメントの13%だからです。⇒『原油が跳ねた理由』はこちら

それは良いとして、さてここまで行くものかどうか。

その為にクリアしなければいけない壁が幾つかあります。

そして、オージードルが似たような動きをしていますのでそちらについても。

オージードル

オージードル3時間足
オージードル3時間足
オージードルも0.716~0.72が目標で、資源国通貨として頑張っています。(笑)
原油が到達出来るならいけるでしょう。

ここまで行けそうに見える理由はもう一つありまして、こちら。
オージードル月足
オージードル月足
月足の支持線が丁度目標の辺りにあります。
そこを目指しているのでは?という事です。

越えられれば良いし、下落するにしてもそこまで付けてからの方が
すっきりいい感じですよねー。

ぜひ頑張って頂きたい。

(今日の書き口は少し緩いですね。夜中だから頭が緩くなっているのでしょう)

NYダウ

NYダウ日足
NYダウ日足

NYダウはこんな様子で、この市場についても前に書きました。⇒『原油が跳ねた理由』はこちら

原油と同じ値位置関係にいます、と書きました。
その為にここからNYダウも跳ねてくれないと原油も厳しいわけです。

現在、両者は動きがリンクしており、似通っています。

このダウが
チャートに書いた線の方向へ、少しくらいは上昇してくれれば
オージードルや原油も期待が出来ます。

ちなみに、原油はしばらく
安値30、高値36の間で値位置を形成するのが分かり易い形です。
このブレイクは高値38.4と安値27.5です。
※原油のチャートは冒頭のものをご覧下さい。

それ以上に大きな流れは
少し時間が掛かるかも知れませんね。


ドルインデックス

ドルインデックス週足
ドルインデックス週足

ドルインデックスについてはtradingviewで変化があるごとに投稿しています。

以前に書きましたが、ここまで来ると下落する可能性が高いという事です。
下のチャートがそうで、昨年の11月13日の投稿したものです。
⇒こちらが11月13日の投稿です
ドルインデックス週足11月13日
ドルインデックス週足11月13日
遂にそこまで到達したわけです。
だから、現在下落しています。

そして、ここからが恐らくご存知ない事だと思いますが

今現在、このドルインデックスと反対に
NYダウ、原油、オージードルは動いています。

※ドル円はNYダウにもつられドルインデックスにもつられ、ごちゃごちゃしています。

ドル円はどうでもいいのですが、
ダウと原油が同じ方向へ、ドルインデックスが逆へ。
こう変わりましたので、ご注意下さい。

かつて、ドルもダウも原油も揃って上昇していた頃もありますが
現在は非常に分かりにくいでしょう。

原油対ドルでの取引が大きな割合を占めるため、ドルの高騰が圧迫。
ドル価値が下がる事で原油が上昇。逆もまたしかり。
恐らくはそういう事のようですが、その辺りの事情は定かではありません。


とにかく、原油(対USドル)やオージードルが上昇するには・・・

  1. ダウが上昇する(米株価指数)
  2. ドルインデックスが下落する

この二つが非常に重要なファクターになります。
この二つが逆へ動けば、残念ながら・・・。

以上です。


それではまた。


P.S.
今回は、少し小規模な話をしていますのでライントレーダーズ通信で
お読みの方は、配信時に状況が変化していたら申し訳ございません。
市場同士の関連性は今後、変わる事があります。ご注意下さい。

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