2015/07/04

ドル円分析7月4日

ドル円チャート

ドル円日足
ドル円日足7月4日

ドル円分析

120.7を付けない場合、121.3が下落目標。これは昨年末の上昇の起点となった値動きの高値を付けない(1波高値かつ、0.500を付けない値位置)という面で考えられるケースです。
121.924近くまでは既に下落しています。(121.94)
5月に始まった上昇の戻りとして、122.38を6月末に付けてしまったので、120.5-121.5の間までは下落が考えられます。このターゲットは121.3です。
よって、二つの面からそこまでの下落を当面考える必要があります。
7月9日はFOMC。今は7月4日。
それが終わるまでは122.2-123.4間のレンジである可能性が高く、それ以後に大きく売られると予測しますが、121.924が0.618として機能している点、120.7が0.500として意識されるであろう点には注意したいところです。
7月2日に雇用統計が終わりFOMC待ちの状況ですので、つまりそのタイミングを考えてトレードする必要もあります。
さらに細かな時間軸での分析はお話しできますが、リアルタイムで話さなければ意味がないので
ここでは省かせて頂きます。

ドル円分析詳細

こんにちは。スリースタータードットジェーピーの大野です。
なぜか移動平均線のチャートを載せてみましたが(笑)、文章の方はラインでの分析です
ライン分析がなぜそうなるかについては、もちろんラインで分析したチャートはあります。
メンバーサイトに載せてあります。メンバーであればご覧下さい。



トレードは臨機応変に行うべきですが、とりあえず上のチャートを出した時点で
こういう事が分かるのではないかと思います。
  • 6月8日時点⇒121.924は抵抗になる
  • 6月29日時点⇒いずれ121.5を割れる
  • 7月4日時点⇒大レンジ124.2-120.8、中レンジ123.3-122.3、小レンジ123-122.6
  • その他⇒120.3の目標を達成してしまった場合、117もあり得る。

121.924と120.7の抵抗がどのくらい強いかを良く見定める必要がありそうです。
絶妙のラインが121.3だという事です。
とにかく、今は雇用統計が終わって下落。次はFOMC。
後はラインラインで反応を獲っていけば良いかと思われます。
7月4日現在は小レンジ域にいます。

今週のドル円

今週はギリシャの問題で窓開けしてからのオープンでしたので、
窓埋めをしていました。(笑)これについては解説は要らないはずです。
窓埋めと雇用統計で上げて、終わって売られました。買う理由がもう無いですから。

来週のドル円

来週はFOMCが8日水曜日の夜中3時にあります。
それに向けてレンジ内で動き回って頂ければいいんじゃないですか?と考えています。
レンジ内ではターゲットを順番に達成していきますので
より細かな時間軸で表示して、ラインの反応を獲っていきましょう!
これらをチャートに照らし合わせれば、その時々で明確な答えがあります。
※このリンクでお値打ちにそれらを学べます

それではまた。

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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/06/20

今週のドル円は先週の予測通りでしたが、さてどんな絡繰り?

ドル円

今週は何も配信しませんでしたが、
それは先週の内に既に、今週分を配信済みだからです。



こんにちは。スリースタータードットジェーピーの大野です。
先週の6月13日配信で、
ドル円が持ち合い域にいて、FOMCで買われ、その後は売られる。
さらに、週初めは上昇で売られにくく、最後に売られて週は陰線になる確率が高い。
そうお話しました。

その事が伝わっていれば、週が明けると同時に買ってFOMCが終わると同時に売るだけなので
とても簡単な週だったと思います。

ドル円はいつもセオリー通りに動くのでありがたいですよね。(笑)
だから好きです。

そんなドル円を使って、幾つか面白い解説をしたいと思います。

移動平均線

まず、スリースタータードットジェーピーでは珍しく移動平均線の解説をホームページでしてみました(笑)。こちら(実用的FXのテクニック)
この内、200日移動平均線がよく見るとチャートに載っていないので修正させて下さい。
随分下の方にあります。ですので、映っていないだけです。これは週足ですがこんな感じで。
その名残りで、これから説明していくチャートに移動平均線が載っていますが、
気にしないで下さい。3つ、面白い話をします。

ドル円4時間足


ドル円4時間足6月19日
ドル円4時間足6月19日
まずは今の話から。今週下落しましたが、そのラインはこれです。
こういうわけで、ターゲットを付けて、反発。そしてまたラインまで。
ここを割れるか割れないかが値動きを決定付けます。
ちなみに、FOMCでの戻りが、125.1-2のいつもの戻りではありませんでしたが
この止まった値位置は大きなレンジ域の上限、0.764という位置です。つまり、
レンジ内に戻った事を意味しています。
※レンジ域についても実用的FXのテクニックに載せたチャートに示してあります。
または前回の記事のチャートを見て頂ければ分かります。先週の配信はこちら

ドル円月足



ドル円月足6月
ドル円月足6月
以前に、「124円台より上は売られる危険性が高い」、とお話しましたが
その理由の一つがこれでした。(5月29日の配信はこちら

月足のギャンファンを越えて、そして売られるという事です。
他にも理由がありますが、その一つです。

ギャンファンを”正しく引ける”のであれば
お分かり頂けたかと思います。

いや、5月中に前もって忠告もしてありますが(笑)。
その時は上昇していたので、恐らく信じて頂けていないと思います。
上昇中は下落を誰も信じない事には慣れていますので、大丈夫です。(笑)

最後は雇用統計の時の話です。

ドル円30分足



ドル円30分足
ドル円30分足
そういえば言い忘れていましたが、雇用統計のMAX値はお分かりになりましたか?
125.856でした。私が売ったのが125.83です。

この時、天才トレーダーの友人とラインでやり取りしながらのトレードでした。
「どこまで行くと思う?」と聞かれたので、「125.83」と即答でした。
少しはみ出しましたが、許容範囲内でしょう。2PIPS~3PIPSはOKとしています。
※天才トレーダーとは、勘だけで全てを理解してしまう恐ろしい才能の持ち主の事です。
凡人は、トレードを研究して、理論に沿って理解します。私のように。
彼は先日のドル円クイズで、7割くらいの正解を出しています。

さて、その理論において
上のチャートの引き方はわざと間違えて引いていますが、
正解は何だと思われますか?


ヒントは、「フィボナッチエクステンション」です。

私が言う、フィボナッチエクステンションは一般的なものとは違いますので
(通常、ただの1.00以上と捉えられています。ですがこれではダメです。)
調べても無駄です。(笑)

正解は、フィボナッチ大事典の中にあります。
お持ちの方で、忘れている場合はチェックしておいて下さいね。


もっと細かい時間軸で実は出していますが、その引き方で出した場合、
125.86と出ます。
どうやって引くのでしょうか?

そして、この時天井で売るもう一つのポイントは
ドルインデックスが売られるタイミングなのかどうか、です。
ドルインデックスについては前回の記事をご参考にどうぞ。こちら

フィボナッチが”正しく”分かっていて、
市場間の相関関係について理解している。
さらに、ギャンファンを”正しく”引けるのであれば、
この時売る事に迷いは微塵も生じません。ギャンファンの正しい引き方はこちら


おしまい。
興味深いという意味で、「面白い」と思って頂けていれば嬉しく思います。
先週の動きと、来週のヒント、月足の流れと、雇用統計の話でした。
いつもご購読ありがとうございます。

ではまた。


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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。