2017/09/16

今の相場は、こう考えると合点がいく。~ドル円・日経平均編~

ドル円・日経平均の今。

こんにちは。大野です。最近は週明けごとに飛び飛びで、
友人などは「キム相場」などと呼んでいます。※私が言ったわけではありません
ミサイル問題でお騒がせしてリスク高!という事ですね(笑)。

確かに、ノイズが大きすぎて訳が分からなくなっているでしょうが
こう考えると合点がいきます。その事についてこれからお話します。


ドル円の場合

ドル円日足9/16
ドル円日足9/16クリックで拡大
ドル円は年始から下落相場でした。
上げ幅の大体、半分くらい(下落方向へ)戻したでしょう。
もう少し下げるべきだとは思いますが、まだなかなかそういうわけにはいきません。

丁度良い感じの戻りがあると良いですね。
そこで、今の安値107.31からの戻り(上昇方向へ)が
111.65を付け、112円台(113円台は付けない)まで上昇した後で下落する。

または、113円を付けた場合は
114円台~115円台を基本として、最大で118.656までの間で売り場を作り
下落する。

その2つのパターンを考える事が出来ます。

今は三角持ち合いですから、中心である110円~111円台に
長く滞在するというシーンも覚悟しておく必要があります。

その話は前からしていると思います。

そのように考えると、今回のノイズ(持ち合いであるのに下抜けて戻した)も
理解しやすいはずです。
なぜなら、前の下落からの戻りでは戻りの値幅が微妙でしたよね。
※この話はセオリーが理解出来ていないと、分からないと思いますが。
詳しくは値動きのルール、または0.500~フェイクの値幅~をご覧下さい。


日経平均の場合

日経平均CFD日足9/16
日経平均CFD日足9/16
日経平均の場合は、今年の下落からの戻りはこれでOK。
前回の基準となった20045を起点として、20322を越えなければ下落。
越えた場合は、20550をターゲットとして考えてよいでしょう。

NYダウは最高値を更新しています。
22339または22894を頂点として下落に転じるケースが濃厚と考えています。
※先月の高値は22180、現在値22263

ナスダック100種平均は先月高値5994、現在値5987、今月高値6016。
ターゲット6166。

SP500の先月高値は2490。現在値2498、今月高値2499。
ターゲットは2527と2533。(但し、この値位置の場合はさらに上も検討)

以上の事から、アメリカの株価指数の続伸具合にもよりますが
そのタイミング次第で、日経平均もまずはどちらかを考えたいところ。
なお20945を越えた場合のみ、さらに上への続伸が考えられます。

これらの事から何が分かるか?

どうしたら良いのでしょうか。

長期的な売買

長期的にこれらを売買しようと思うと、”例えばの話”をします。

上記のセオリーから考えた時には、ドル円は
113円台がストップ、111.65~112円台を売買ポイントとして
103.6~106.5のいずれか値位置へ売る事が可能。

逆に言えば109円台後半から111.65~112円台までは買えます。
『月間展望9月号』でもお話しましたが、112.35はターゲット。

113円を付けた場合には114.3を越える事が想定されますので
戻りを買って、114.15,115.3という二つのターゲットへ買えます。
あくまで理論的に考えるとそうなります。※売買を示唆するものではありません

そして、最終的に
いつになるか分かりませんが103.6~106.5。
取り敢えず、104.5を狙い目をして売る事になるでしょう。


日経平均の場合は、アメリカの株価指数の値動きを考えつつ
抵抗になる20045、20322、20550を超えられるのかどうかを見て、
買いまたは売りを入れていく事になります。

但し日経平均の先月末の終値から判断すると、
今月暴落するようには見えません。NYダウは可能です。
SP500とナスダックは特に下落する理由は見当たりません。


そして、そうなってくると
ドルインデックスとユーロドルの値動きについても
考えてみたくなりました(笑)。

それはまた次回。お楽しみに。

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2017/09/04

月初のドル円。雇用統計からの流れ

9月のドル円は瀬戸際!?

9月に入りました!今月も相場分析をやっていきますが
今日はドル円についてです。

9月1日が雇用統計でした。2日3日の週末を挟んで4日の月曜日は
窓を開けて下に飛んでいます。
雇用統計については他の記事で詳しく書きますので、簡単に。

今日はその後の流れについて目標値などをお話します。

ドル円1時間足
ドル円1時間足
 まず、1日の雇用統計はオレンジの線を引いたところで指値逆張り。
これらが掛かり、利食い。週最後の終値辺りで、売り仕込み。
先ほど利食い。(しかし…。続きは下へ)

私の場合はこんな感じです。
そう考えるトレーダーが多かったのでそうなったのでしょう。
ドル円30分足
ドル円30分足
 続きですが、今のところは最終ターゲットではもちろんありません。
面倒なので利食いしただけで、ターゲットは2つ。
109.15辺り。

もう一つは108.6(~108.9)。
これはかなり安値ギリギリです。

基本的には109.15には付けないと、上昇出来ないと考えています。
今日の夜はアメリカ市場がお休みのようなので、少し厄介ですね。
大して動けないのではないでしょうか。
ドル円週足
ドル円週足
週足で見るとこうなっています。
この安値を割れるなら、持ち合いの下抜けを考える必要があります。
正確には、108.123を割れるなら危険です。

戻れた場合ですが、三角持ち合いなので
予定としては今週なら最高でも111.3まで。
今月で、112.3までと予想します。

その瀬戸際にドル円は位置しています。
持ち合いに戻り、いずれ動かなくなるような値動きか?
それとも、じりじりと下値をブレイクしていくのか。

基本的には戻ると考えています。
しかし、下記のポイントが重要な判断基準になります。
それ次第で、タイミングも方向も変わります。

週末の間に考えていた事

さて、週末の間に動画にして会員様に既に伝えてある事ですが、
ドル円には下落リスクがありました。
私は売りを仕込んでいたくらいですから、分かり易い週明けの下落です。

何が理由でしょう?

ポイントは、「金相場」です。
金がどうだったら何だというのか…。
そして、
日経平均1時間足9月4日月曜日
日経平均1時間足9月4日月曜日
同時に日経平均とNYダウも下落しています
当然これも売りを仕込んであるので、利益になったわけですが
何を見ていたのか?

詳しくは動画をご覧下さい。

『月間展望9月号』はテイク1とテイク2があります(笑)。
ドル円、ユーロドル、日経平均、NYダウ、金相場について。
両方を合わせて50分位の動画です。

『月間展望9月号』ドル円ユーロドル株価指数金
『月間展望9月号』ドル円ユーロドル株価指数金パート1と2
週末の間にご覧の方は今最も注目すべきポイントが
良くお分かりのはずです。一か月の展望ですから、当然まだ役に立つはず。
この動画は勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバー様のみが視聴可能です。

もう何年も毎月お届けしています。
昔の動画は全く覚えていませんが(笑)続けられる限り、毎月お送りします。
500名限りのプランなので、お早めにどうぞ。


そして、もう一つ。
雇用統計の取り方を動画にしました。
一番上のチャート↑の売買手法です。

詳しくは別の記事で書きますが、
デモ動画は先にご覧に入れます。デモ動画はこちら

雇用統計もパターンが幾つかあり、どちらかを判断しないと
手法自体意味がないので、それが分かるようになるには
流れやセオリーをよく見ておく必要がありますね♪😀

それではまた。

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2017/08/30

なぜ108.4で跳ねたか?

その謎は一つのチャートに。

昨日ドル円が108.4辺りを押し目にして上昇。
その理由は一つのチャートの中にあります。次のチャートをご覧下さい。

ドル円日足
ドル円日足
これが理由です。
月と週の目標値です。

「108.16-108.4までの下落で留まると、また持ち合いに戻れる。」
と前回の記事で書きました。こちら
持ち合いというのは、左側に見えている大きな値幅の持ち合いです。
「108.16を付けにくく、108.4を付けやすい」
とも書きました。

会員様からも「底で買いました」というご連絡も頂いていますが
そういった事もチェックしておくと
底値で買うのはやりやすいですね。

ユーロはこちら
ユーロドル日足
ユーロドル日足
1.204のポイント(前記事参照)、目標値で反落したという事ですね。
これも週と月の目標値です。

以上、前の記事等をご参照下さい。

それではまた。


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