4月12日誕生祭(イースター)
例年、イースター前はあまり良い値動きをしない傾向、というより
イースター後の値動きに焦点を絞った方が有利な傾向があります。
次のチャートをご覧下さい。
ドル円2017年~2019年イースター前後比較(日足) |
イースターの前後で、全く異なる値動きとなっています。
今年はコロナの影響もありますが、それ故に余計
イースター前のしょうもない値動きから変動を見せる可能性もあるわけです。
普段はイースター休暇後のトレーダーが売買を始める事からこのような変動が起こると考えますが、
2020年はコロナの影響でお休みだったトレーダーも出勤してくるケースもあるからです。
よって、今回の暴落から上昇へ転じたドル円相場で
値動きに乗れなかったというトレーダーも、まだ
ここから挽回のチャンスはあるでしょう。
このチャンスに乗るには、4月12日が誕生祭で
4月13日からが変動の可能性がある事を認識した上で、
13日以降の値動きに素直に乗る、というのが得策かと思われます。
現在の相場展開
現在は実は、ドル自体は買われています。
USDX-JUN20月足4月5日時点 |
そして4月初めも変わらず上昇しています。
あくまでもただ、上昇を続けているだけです。
そのために、ドル円は102円までの下落(動画月間展望3月号で話した目標値)した後、
111円までも上昇出来たのです。
※円安ドル高の構図
これとは逆に、ユーロドルは上昇したのに再度下落へ転じました。
EURUSD月足(4月5日時点) |
テクニカルの話をすれば、フィボナッチファンを割れたままですから
当然そのまま売られるという話になりますが(笑)。
つまりドル買いが継続している。
では、イースター前の値動きである、ドル買いから
イースター後にはドル売りになるのか?
または、一旦反転したり小動きになった後で
ドル買いがさらに進行するのか?
為替ではこの点に注目する必要があるという事になります。
株価指数では、下落がイースター後に上昇に転じる事が出来るかどうかに
注目する事になります。
日経平均月足 |
よく下落すればまだ下落幅は14000台までありますが、
ファンの間で持ち合いとなれば21000辺りへの上昇もあり得ます。
これはドル円も同じ状況です。
ただし値動きは、ドル買いの影響もあり
日経平均とリンクしているわけではないので注意が必要です。
ドル円月足 |
月足終値ではここから出る事はありませんでした。
このエリアの上辺は114円ですが、109.7の抵抗がありファンの抵抗が重なるので
これらのラインを越えられなければ下落幅はファンの下辺まであります。
ファンによる持ち合いエリア下辺にいる日経平均と、上辺にいるドル円。
この差があるという事です。
この非連動について、私もまだ答えは出ていませんが
とにかく
イースター後の値動きには注目しましょう。
それではまた。
動画『月間展望2020年4月号』ではさらに詳しくお話ししてありますが
今後、月間展望などの会員サービスは現存メンバーのみにご提供します。
動画教材のみの「勝ち方実戦編」としてはご購入頂けます。
4月も「勝ち方実戦編」「ストラテジーズ」の両方で最新動画を予定♪こちらもお楽しみに。
提供 by3STARTER.JP
基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。
ご注意事項
※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。