今回は原油ドルインデックスユーロドル金
こんにちは。大野です。
今回は前回に引き続き、ドル円以外の相場をお届けします。
なお、チャートも記事も6月16日(木曜日)時点のものです。
原油
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原油週足 |
原油対米ドルは、何故ここまで伸びて、ここから下落したのかというと
言うまでもなく、そこが目標だからです。
51.66。
ちなみに上の色濃い枠は強い抵抗帯です。
以前、6月1日に作成した動画「月間展望6月号」の時は48.6に位置していましたが
目標は51.66だとお話しておきましたので、問題なかったでしょう。
もう十分に上げ目標を達成してくれたので、ここから先はどうでもいいのですが
もしも考えるなら、株価指数の上げ下げを参考に方向性を考えると良いでしょう。
ドルインデックス
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ドルインデックス週足 |
ドルインデックスとドル円は、ブログやライントレーダーズ通信でも配信してきましたので
よくご存じだと思います。
これはもう一度復習のつもりで載せておきます。
11989をいずれ越える前提で、今は押し目です。
11752-11800まで戻すべきだろう、『押し目がない』のだから。
と動画でもブログでもお話してきました。
今はそこで持ち合っているという事です。
押し目はこれでいいのか?11800以下と言えるのか?
というのが、懸念事項です。
もうひと押しがあっても、本当は良いように見えます。
ドル高円高の流れだったわけですが、これが
ドル安円高になると、今回のような派手な下落がドル円にもクロス円にも。
円高だとしても、ドルくらいは早急に転じてほしいものですが
さて。
ユーロドル
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ユーロドル週足 |
ユーロドルは丸を付けた安値が、押し目となるのであれば
この囲んだ枠を超えて、上値付近、または上値越えが期待出来ます。
今回も越えられなければ、またボックスです。
色の濃いエリアは、さらにその中でも持ち合う部分です。
このユーロドルの上げはすなわち、ドルインデックスが
いずれ上がるというストーリー自体を妨害するものであり、
ボックスを上抜けるとなるとお手上げです。
つまり、両立はほぼあり得ないとは考えますが
もちろん、ドルインデックス自体
米ドル対ユーロ、円、オージー、ポンドですから
他の3つ次第という捉え方も出来ますよ。
とはいえ、ユーロとの相性はほぼ反比例。
ドルインデックスが上げるとしたら、こちらは下割れ。
そうでなければ、ドルインデックスはまた下押すでしょう。
持ち合いで交互にやるとかね(笑)。
そういう事も可能な値位置です。
金
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金週足 |
厄介なのがこの金相場で、高値越えです。
目標だとお話していた値位置へ、また一歩値が近づいたというわけです。
よくよく見ると、この赤いラインの目標値も算出出来ましたので
ここで一つ、キリにしてくれると安泰なのですが
目標値まで行くとなると、その間
非常にリスキーな相場展開が続くという事になります。
株価指数につられて上げるという事もありますが、
基本的にはこの金相場、リスクが高まると特に強い市場です。
ですので、この状況を見る限り
全体の市況が如何に悪いかが分かります。
まとめ
という事で、3回に渡ってドル円、ドル円以外の市場をお届けしてきました。
これらの状況を踏まえた上で、どうするか?
もう一度、お考え頂く必要があります。
いつまで下落相場が続くのか。
持ち直すのか。駄目なのか。
それには、様々な市場の絡みが影響しています。
押し目が必要なら下落するし、ラインを突破したなら
次のラインを目指します。
持ち合うべき値位置では持ち合うし、
とことんギリギリまで追い込んでそれ以上無理だと分かれば
(割れてはいけないラインを割れなければの話)
戻ります。
だからこそ、単純ではありませんが
理屈通りに動いています。
そう。なので、その理屈の一部をご提供させて頂きました。
ご参考になれば嬉しく思います。
新動画のお知らせ
6月は新動画、勝ち方実践編LESSON27「攻守交替のタイミング~ニュージーVSドル 他」
をお届けします。
この動画は6月13日に撮影したもので、この中には様々な市場が出てきます。
例のドル円も出てきますが、「105で本当に止まると思いますか?」簡単過ぎるので
それはないでしょう。という話をしています。
テクニカル以外に、何を見て考えているのかという事がそこにはあります。
果たして、テクニカルだけが整えば、それでいいのでしょうか?
背景まで見えていますか?
その背景や状況を出来る限り、単純に把握出来るようにするための動画です。
例のごとく、勝ち方実戦編で視聴出来ます。それではまた。
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LESSON27 |
基礎から学ぶならサイト「
投資の基礎はタダで学べ」で。
ご注意事項
※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。