2021/11/27

ユーロドルの上昇がキレイ。1.119→1.132へ。ドル円115円台→113.2へ。

ユーロドルの一人勝ち相場。

昨日は朝から相場が荒れに荒れて、日経平均が強烈に売り込まれ
ドル円が115円台から一気に113.2へ。

そんな中、一人勝ちしていたのがユーロドルです。

配信しておきましたので、皆様買えたのではないでしょうか。
FXのトレーダーならドル円とユーロドルが良い日だったように思います。

ユーロドルチャート(15分足)


ユーロドル、やはり買い場が到来しましたね♪ by 3starterjp on TradingView.com

ライントレーダーズ通信でご覧の場合は、リンクから閲覧出来ます。解説も書いてあります。

11月26日のドル円暴落・ユーロドル上昇の背景としては、10年債利回りが下落していた事が一つの要因です。
その影響で→ドルインデックスが大きく下げ、ユーロドルが上昇し、ドル円が下落。

※もう一つの原因が「株価指数が急激に売り込まれた事だ」というのは、言うまでもないでしょう。

本来はユーロドルやドル円のレートが合わさってドルインデックス(ドル指数)のレートになるのですが、今ではドルインデックスをトレーダーが意識するために「ドルインデックス→ドル円・ユーロドルへ」という流れが出来ています。

こういう、ドルインデックスが大きく動く時にはドル円かユーロドルの取引がやりやすい。

ただ、1.1367を越えていなければユーロドルは買いではないので、今後十分に注意が必要です。ドル円もユーロドルも、その先の目標値を残したまま反転しています。

2021/11/26 
EURUSD 1.119→1.132へ、USDJPY 115.5→113.2へ。

テクニカル分析として何故反転したのか?

まずは相関関係を復習します。
ドルインデックスが97に到達間際だった」。

※ドルインデックスとドル円は同方向、ユーロドルは逆へ動きます。

「金は1852ドルを先週末に割れ→予定通り1797まで下落→その後反発した」
かなり売り込まれていたので、一度1800台へ上昇。
※金はユーロドルと似た方向、ドル円は逆方向へ動く事が多いと言えます。

10年債利回り下落→金の反発・ドルインデックス→この影響を受けて→ドル円とユーロドルが反転しました。

ドルインデックス、金、ドル円、ユーロドルの今後の動向を考えてみましょう。

ドルインデックス

ドルインデックス日足
ドルインデックス日足
96.8のラインで反落。しかし97や97.5のラインには付けてないので、95.6-8などのラインで反発すれば高値を更新する事になります。

95.6を完全に下抜けたと言える状況になるまでは、まだまだ買いが強い相場です。

金 日足
金 日足
先週の配信で書いておいた通り、1852を割れたら金は売り。
1852を割れるとセオリーとして1797へ下落します。
そのため木曜日まではユーロドル売り、ドル円買いの流れ。

金曜日は最後の足。一度大きく反発しました。
週末の状況では全てのラインを割れており、かなり危険な状態です。

1759と1772で反発しない限り、買うのはなかなか厳しいでしょう。
私は売りながら買っていますが(笑)。
※または1817か1829を完全に越えるまでは。

ドル円

ドル円 15分足
ドル円 15分足 2021/11/26
26日金曜日のドル円は急激な下落に見舞われました。
114.995の目標値へ到達していますので、次のラインへ到達せずにこの値位置を割れると、このように下落する事になります。

〇を付けたところが売りのポイントです。移動平均線を越えていようと、そんな事は関係ありません。どちらにせよ、114.3までは戻るからです。
さらにチャネルも割れているので、買う理由が特にない状況でした。
※手法…リトレースメント(値動きのルール2)の場合。

エクスパンションによれば、113.1を割れない限り116.5が目標です。割れたら110.5が押し目になるでしょう。
※例えば月末に113.1を割れていた場合はかなり注意が必要になります。
※この考え方は著書『極意書ストラテジーズ』に書いてあります。

ユーロドル

ユーロドル 4時間足2021/1126
ユーロドル 4時間足2021/1126

ユーロドル 15分足
ユーロドル 15分足

ユーロドルはこんな感じですね。1.1367を終値ベースで越えて来ないと、かなり危険です。
その手前の青いラインなどで反落した場合、安値を割れて1.116-1.117まで下落する可能性が高い相場です。※これも値動きのルール2(つまりリトレースメント)です。

私が買ったのはこの二番底。フィボナッチはほとんどの天底が取れるというものなので、こういう売買は簡単に出来ます。

安値で買って高値で売って、また安値で買って・・。そんな風にすると『両建て』で取引出来るので、大したリスクもなく底で買えます。
つまり、3つくらい前の安値から反発を買って上昇したら売って。最後は売りだけを残しておいて、この底で買ったというわけです。

昨日は、
ユーロドルは1.11952→1.132まで買い、ドル円は114.78→113.28まで売れました。
危険な市場が多い日だったのですが、このユーロドルだけは圧倒的に美しい上昇形状でした。


ただ日経平均が売り込まれたので、投資信託が酷い事に(笑)。
日経は28500円を月終値で越えていないと、12月は結構危険。十分注意しましょう。


今年の相場もあと少しで終わりですね。
最後まで気を付けて取り組んで行きましょう。

それではまた。

P.S.
感謝祭の閑散時期に売られた事や、各市場の動向から
週明けに速攻で戻る可能性があるので逆張りした方は気を付ける必要があります。

提供 by3STARTER.JP


基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2021/09/18

9月の相場分析結果 - ユーロドルを中心に米ドル絡みの話

ユーロドルの分析は正解!

こんばんは。大野です。9月は雇用統計からFXが熱い!という話をして来ましたが、
ドル円は持ち合い、ユーロドルは下落へ転じました。
ドル円はこんな調子なので(笑)、何ともなりませんがユーロドルは良かったですね。

分析結果

ユーロドル1時間足
ユーロドル1時間足
まずはこちらが1時間足です。前回の記事はこちら↓
ユーロドルは1.188と1.185がキーになるはず。下落した場合は1.178-1.18が支えになり割れると、7割戻しや安値割れがあり得ます。
綺麗に動けば、安値を割れて1.162に付けてから上昇するのがベストな値動きではあるのですが、今のところ1.166で跳ねています。

前回記事より 

2021/09/02

9月の雇用統計を乗り切ろう!

為替相場に大きな変化があるか?

9月のトレードは為替が熱いですよね。オリンピックも終わり、パラリンピックも9月5日で終わり。個人的には、2021年は「オリンピック・パラリンピックまでドル円上昇ユーロドル下落→その後反転」を予想していました。

さて、いよいよこのタイミングが来ましたので注目していますが、その前にもう一段ドル円上昇、ユーロドルが下落しても良いよね!と言うのが今回の雇用統計やFOMCではないのかなと考えています。

どうなる?9月雇用統計

ユーロドル
ユーロドル4時間足

ドル円日足

ドル円4時間足

ユーロドルは1.188と1.185がキーになるはず。下落した場合は1.178-1.18が支えになり割れると、7割戻しや安値割れがあり得ます。
綺麗に動けば、安値を割れて1.162に付けてから上昇するのがベストな値動きではあるのですが、今のところ1.166で跳ねています。

ドル円は日足チャートでお分かりの通り、チャネルを支えに上昇中です。フィボナッチチャネルですね。
月間展望9月号(動画、勝ち方実戦編フリーパスプランのサービス)でも言いましたが、110.388のラインが一番重要です。昨日もそれで下落しました。
チャネルを割れずに110.388を越えればようやく上の目標値が見えてきます。その場合高値越えもあり得ます。

フィボナッチファンでも抑えられているので、この辺りもチェック出来ると、より値動きが見えるでしょう。


まとめ

というわけで、今週くらいまではドル円は買っていても良いと思いますが、その後はリスクが高いはず。雇用統計で片が付かなかった場合はFOMCへ。
ただ、オリンピック・パラリンピック終わりの反転という年始からの予想があるので、
雇用統計までで反転してくれると個人的には嬉しいですね(笑)。
ユーロドルも年始から言っていますが、年の最後は買いになり1.2を越えるとチャート通り。
最後の押し目となるにはそろそろ時期ですし、バシッと決めてほしいところです。

あくまでもフィボナッチとしてはそうなっている、と言うだけの話ですので
外れても怒らないようにお願いします。

それではまた。
値位置などが雇用統計の参考になれば幸いです。


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