2018/05/04

米ドルは分岐点に来ている

ドルインデックスに注目。

ドルインデックスが上昇すると、次の通貨ペアに影響を及ぼす事になります。
ドル円、ユーロドル、ポンドドル、オージードル、ユーロ円、ポンド円、オージー円。
そして、この指数には含まれませんが影響が大きいのがドルスイス。

そのドルインデックスが、分岐点に来ています。
ドルインデックス月足5月3日
ドルインデックス月足5月3日

4月終値では23.6%のフィボナッチ、
「11854(このチャートでは)」をブレイク出来ませんでした。

昨年2018年の終値としては11854より上にありますので、
年初の下落を年足として「下髭」にして上昇する事は可能です。

ですが、先月の終値がブレイクしていない以上は
5月は終値まで注意が必要になります。

ドル買い→ドル売りへの転換に注意して下さい、という事です。

いつかの段階で、再度このラインを割れば
再度下落に転じる可能性が高いからです。

このように書いておきました。
ドルインデックスはこの辺り11800台に抵抗があり、
4月終値では越えていないので5月は終値まで注意。
ただ、このドルインデックスの反転には
ユーロ・ポンド・オージー・円のいずれか、または複数の市場での反転が必要です。
それぞれ良いところまでは来ていますが
(年の始値付近まで戻している)
月終値でブレイクしていないという理由である以上、
「5月以内に反転の可能性がある」といった
ゆったりとした見方で良さそう。
年単位での米ドル買いへの転換となるか、または
昨年から続く米ドル売りに戻るか。 

というわけで、各通貨ペアのポイントを押さえておきましょう。

ドル円

ドル円月足5月3日
ドル円月足5月3日

ドル円週足5月3日
ドル円週足5月3日
そもそもドル円の上昇を決定づけたのは4月20日の107.612ブレイク。(緑のライン)
これにより、目標値109.954を付けるために上昇する事になりました。
目標は5月2日に達成!→109まで下落(5月3日)。

4/22週の終値が109.075のライン(青色)を割れて終わっています。
そのために、4月29日週は目標を達成後下落に転じて109.075へ戻しました。
一番簡単に行けば107.612の緑のラインへ戻る事になりますが
5月4日の雇用統計次第ですね。
※この記事は5月3日の夜中に書いています。

月足の方に注目して頂きたいのですが
月足では、109.075を上ブレイクしています。

つまり、その上の青色のラインである110.864が次のターゲットになります。
そこまで到達出来たのであれば、111.401がポイントになるでしょう。

日ごと、週ごと、月足として
それらのどの値位置間にあるのか、ブレイクしているのかしていないのかを見ておくと
ざっくりと大きな値動きの方向性は分かります。

私の場合は110円の売り指値から109辺りへ売りましたが
5月4日は嫁の誕生日なので(笑)、全てクローズして遊ぶ事にしました。
ですがもしも4日の雇用統計をやるとしたら、
日の終値や関連市場の終値からチャンスを見出すでしょう。

ユーロドル

ユーロドルは1.20247より上にブレイクすれば買えますが
それ以外はまだ厳しいでしょう。
抵抗は1.19354にありますので、5月3日はその値位置で跳ねています。

ドルインデックスと対比させて考えた時、
11854をドルインデックスが割れた場合はユーロドルは1.20247を
上に越えやすくなります。

1.19354の下ブレイク、1.17168の下ブレイクは
この通貨ペアにとってかなり危険だという事は覚えておいて下さい。

ユーロ円は132.041より上なら買えますが
それ以下は売りしか考えられません。

ポンドドル

ポンドドルは1.35435がポイントなので
5月3日はそこで跳ねています。
1.43510の目標値を達成したのでここまで下落しました。

しかし、月終値までに1.35435より上である事が想定されますので
これ以上売るのは難しいものがあります。

1.35435の下ブレイクは1.33までであれば何とか
売りも可能ですが、戻しを考えると慎重なトレードになるでしょう。

ポンド円は149.399より上であれば買えます。

ユーロポンド

ユーロ円よりはポンド円の方が
4月終値としてはかなりましです。

ユーロとポンドを比較した時、
ユーロポンドの価格が0.88台を上ブレイク出来ればユーロが優勢、
1月~3月のように
その値位置で止められてしまうのであれば
5月後半はポンドの方が強くなる事が想定出来ます。

ただし、ユーロポンドは昨年も今年も持ち合いですので
対米ドルで両方とも考えておいた方が良いでしょう。

オージードル

オージードルは0.75006より上であれば買えます。
それより下はやめておいた方が無難です。

オージー円の場合は82.251より上でなければ買えません。
ただ4月の終値は82.297ですので、月末までには戻る可能性があります。

ユーロ、ポンド、オージーでは
オージーが一番弱く、オーストラリア旅行は今がチャンスかも知れませんね(笑)。
今の時期に行っても水遊びも出来ませんけどね。

まとめ

というわけで、ポイントになる値位置をお伝えしておきました。
久々のこのブログ(info.3starters.biz)の投稿で長くなりましたが
このブログもついに「https://」になりましたよ。アドレスが変更になっています。

4月から本格的にフィボナッチ関係の本を執筆しており、
なかなか相場分析も書けていませんがお役に立てれば幸いです。

現在一番のポイントは
ドルインデックスが11854を割れるか割れないか。いつ割れるのか。
それさえ見ておけば、対米ドルならどの通貨ペアをやっていても大差ないでしょう。

それではまた。

P.S.詳しい解説は毎月の相場分析動画『月間展望』の5月号でお話しました。
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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2018/03/17

{質問}さすがにユーロドル売りましたよね?

前回配信の分析は全て正答。

前回は3月10日に相場分析をお届けしました。
こんにちは。大野です。こうして相場分析や値がどういう理屈で動くかを
説明し続けていますが、疑問があります。
果たして、役に立てているのでしょうか。

前回記事をライントレーダーズ通信で配信以降、
特に勝ち報告がありません。
上手く取れたという方はご連絡お待ちしております。

ユーロドル

ユーロドル1時間足 3/17(週末時点)
ユーロドル1時間足 3/17(週末時点)
ユーロドルは1.23145のラインを週終値で下ブレイクしていますので
注意しておいて下さい。
ユーロドルについてはこの程度しか書く事が出来ませんでしたが
今日は時間があるので説明しておきます。

  1. 先々週の終値がそのラインを割れて終わっています。
  2. 先週月曜日、ラインを上ブレイクして日足が確定。
  3. 火曜日、そのラインを押し目にして上昇。同日、週目標値へほぼ到達。
  4. 木曜日、ラインを下ブレイクして、日足が確定。
  5. 金曜日、ラインを下割れ、60PIPSの下落。週終値確定。
これが、先週のユーロドルの値動きです。

さすがに金曜日時点で、最後の60PIPSの下落は売りましたよね?

なぜならライントレーダーズ通信では、ホームページの記事「最終講義。
も配信してあります。その時、ユーロドルについても再度、記載しました。

月曜日にラインより上で終値を確定したので火曜日は押し目にして上昇。
木曜日はライン下で日足の終値が確定しました。
当然金曜日は、先々週の終値がライン下で確定していますから
週終値をライン下で確定させるために最後、下落するであろうと考えるべきです。
『そうなるべき。高確率で下落する。』と理解出来たはずです。

私からすると、こういう相場分析を配信するのはただの善意です。
手法の正しさを証明する(前もって分析してその通りになる事によって)以外に
特にメリットはありません。単に、利益を上げて頂くためにやっています。

ライントレーダーズ通信(メルマガ)の読者は350人程度。
半分が読んだとして、少なくとも150人以上はこれらの事実に気が付いていたはずです。
ドル円に関しては、誤差3~5PIPSで天底を週が明ける前にズバリと当てておきました。
FACEBOOKで900名、TWITTERで700名、FX相談所で500名にも
同時配信はしています。

万馬券が何かを教えたとして、その馬に投資しないというのは
如何なものでしょうか。

正解を教えておいても利益に変えられないとすれば
私が何のために分析が外れるリスクを負ってまで教えたのか
と考えると、今やるせない気持ちです(笑)。

何度も言いますが、値動きはこの理論の通りに動いています。
信じるか信じないかは勝手ですが、実際に
もう6年間(少なくとも先週そうであったように)
フィボナッチ、ギャン、ダウ理論に従って値が進んできました。
未だにボリンジャーバンドとか、RSIを信じているようでは
一生値動きを読める事はないでしょう。

ユーロドル先週金曜日の最高値は1.23353ですが
私は1.23333で売っています。天底を捉えるのは得意なので毎日でも出来ます。
RSIで出来るなら是非やってみて下さい。損失を出す覚悟で(笑)。
実際は月の目標値で抑えられて、日の目標で売られていますから
値が動く本当の理屈とは違うRSIでやってもどうせ失敗するでしょう。

ドル円

ドル円3月10日配信分4時間足
ドル円3月10日配信分4時間足
ではこの様に配信しました。
ギャンファンで見ると、押し目になりやすいのが106.3です。パターンは幾つか考えられますが、その一つ目。一番易しいのがこれ。106.3または106.5を押し目にして106.9越え、107.3まで。
ドル円3月14日1時間足
ドル円3月14日1時間足
107→106.3→107.3へ、誤差3~5PIPSで到達後反転しました。

こう動いた理由はすべてラインです。
誰かの売買ルールという話ではないですよ。
値が動く理屈がラインだという事です。

ギャンファンがあり、フィボナッチがあります。

その通りに動きます。いつもそうなので、
”正しい”やり方さえ覚えておけば天底など毎日取れます。

このドル円でも勝っているはずなので
勝ち報告お待ちしております。

日経平均

日経平均4時間足 3/15
日経平均4時間足 3/15
私は日経平均を安値で買っています。日経平均先物は大した事ありませんがCFDでは結構伸びました。
しかし、あまり期待はしていません(笑)。22000台の抵抗が重いと考えています。
日経平均は前回記事でこう書きました。
これが22000です。正確には22052ですが、日経平均の場合
先物とCFDで価格が違いますので、何とも言えませんね。

週終値はこのチャートでは21594円。
長期保有でもない限り、22000での利食いが推奨される相場展開でした。

日経平均であろうとNYダウであろうと、全てはライン通りの値動きですので
ラインを知る事が勝利への第一歩と言えるのではないでしょうか。

値が実際にそう動くという手法でなければ、ただのギャンブルですから。

動画と、もう一つぼやき。

この3つの市場は、動画にして分かり易く説明しました。
DAYTRADE
10分の動画です。勝ち方実戦編フリーパスプランで視聴出来ます。
3か月の個別レンタルも出来ますが、10分で5000円はばからしいので
購入されるのならフリーパスプランがオススメです。

最近、何件か「フリーパスプランを購入したい」というご質問を頂きました。
これについても悩んでいます。(勝ち報告が今週無かった事以外に)

この教材、10万円程度は高いですか?(笑)

50時間の動画教材が入っているわけですから確実に安いと思いますが、
なぜかよく売れるのは1万円程度のトレード教材です。
もう3・4年前に作成したものばかり。

フリーパスプランは常にアップデートされています。
毎月毎年の相場分析動画は無料でサービスしていますし、
動画もどんどん追加されています。

値が動く本当の理屈(テクニカル面で)がここにあるのに、
なぜ古い教材なのでしょう。

3000本以上今までにトレード教材を販売してきましたが
フリーパスプランは250個程度で残り80で完売。残りは
5000円~30000円のお値打ち教材が多いですね。

高いのを買ってほしいというわけではなくて、
フリーパスプランが最高なのです。

松竹梅で、梅を頼みますか?
ファーストクラスではなく、エコノミーに乗る?
ぜひファーストクラスに乗って下さい。

10万円程度も相場で稼ぐ覚悟がないのなら、
トレードなんてやめた方が良いと思います。

私が10年以上前に買ったトレード教材は20万円でした。
当時お金もない時です。
ですが、だからこそ今がある。

内容はバカげたものでしたが(笑)。基本中の基本ではありました。
その中で、一言だけ『3割戻し』というフレーズが気になり
研究が始まり、今のように値動きが読み解けるまでになりました。

その20万円の教材の100倍内容は凄いですよ。


話が飛びました(笑)。
もちろん、3・4年前に作成した教材も
それはそれで役に立ちますからね。

今の教材の内容が凄すぎるだけの事です。
天底を全て取りたいという、欲張りな方はどうぞ。

今日は熱くなってしまいましたが
また次回お楽しみに。

それではまた。

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2018/03/10

3月半ば!相場分析;ドル円・ユーロドル・日経平均

相場分析;ドル円・ユーロドル・日経平均

最近、ドル円が105円まで下落しました。
この相場を買おう買おうとし過ぎて、なかなか上手く行っていない方が多いようです。
3月9日の雇用統計でようやく107円を付けましたが、
伸びたのは9日だけでしたから仕方ない事ではありますが今週終値は106円台。

これからどうしたら良いのか?
少し分析してみましたので、「分析がまだ」という方は読んでみて下さい。

ドル円

ドル円日足3月10日
ドル円日足3月10日
 まず、下落目標は幾つもありますが、その内の105.261で反発したのが現在の状況です。
そして、106.906で抑えられたのが週終値の意味です。

この値動きの場合、105.261~107.608が考えられますので
安値圏では買われ、高値圏では売られがちです。

その上で書きますが、2/21の高値107.907をまだ越えたわけでも
107.608をブレイクしたわけでもありません。
それどころか、106.907を週終値で越えたわけでもないというリスクと
状況を踏まえて
次の4時間足を見てみましょう。
ドル円4時間足3月10日
ドル円4時間足3月10日

ギャンファンで見ると、押し目になりやすいのが106.3です。
パターンは幾つか考えられますが、その一つ目。一番易しいのがこれ。
106.3または106.5を押し目にして106.9越え、107.3まで。

その他に週明け上に飛ぶとか、さらに下落して行くという嫌なパターンもあります。
この相場は108円台までとりあえず考える事が可能です。
しかしながら、次の週足チャートも確認してみましょう。

ドル円週足3月10日
ドル円週足3月10日
チャネルを割れているという事をお忘れなく。
現在は105.261~107.608の間、そして105.663~106.906の間で持ち合いになっている事がこのチャートからは見て取れますよね。

107.608をブレイク出来た場合、108円台~109円までの目標値がありますが
良い戻り売りポイントになって103.81まで下落しない事を祈るばかりです。
上ブレイク出来ない場合は言うまでもない話です。



同時に、ユーロドルと日経平均、ユーロ円を分析しました。
私は日経平均を安値で買っています。日経平均先物は大した事ありませんが
CFDでは結構伸びました。

しかし、あまり期待はしていません(笑)。
22000台の抵抗が重いと考えています。
ユーロドルは1.23145のラインを週終値で下ブレイクしていますので
注意しておいて下さい。

時間がなく、ここまでしか書けませんので
それらの詳細は勝ち方実戦編フリーパスプラン
フィボナッチチャンスシート(メンバーサイト)にチャートを載せておきます。

なお、同プランでは月間展望3月号という動画もアップロード済みですので
メンバー様はご覧下さい。

それではまた。

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