2017/04/15

イースターな値動き。それ故に相場は…日経平均・NYダウ編

日経平均編

前回のドル円編に続き、今日は株価指数についてです。
最初は日経平均を見てみましょう。

日経平均CFD週足
日経平均CFD週足
これが日経平均の目標でしたので、到達ですね。
18300という目標値で終わっています。
ここより上のエリアで4月の残り半月で終値を残すか、それともその下か。

今日は4月15日。13日に撮影したチャートでは次のような画像があります。
日経平均CFD月足4/13
日経平均CFD月足4/13
これならお分かり頂けると思いますね。
こういう事です。

原油編

原油日足4/15
原油日足4/15
原油は目標が53.68なので、先週末ここで売られました。
分かっていたのでこの日、12日の売買は特に難しくありませんでした。
目標まで上げて、下落する。ただそれだけの値動きです。

長期的な値動きを見てみましょう。
原油月足
原油月足
原油を分かり易く解説するとこうなります。
55の抵抗と、47の抵抗。今後考えるべき事は
今の値位置から58なのか、この場所で今月終えるのか、43を目指すのか。

NYダウ編

NYダウ日足
NYダウ日足4/15
NYダウはこの水色のラインをブレイクして終わっています。
ちなみに赤色のラインが来週の目標値です。ご参考までに。
NYダウ週足4/13
NYダウ週足4/13
これは13日のチャートで、まだ終値を付ける前ですが、
週足は最後、この水色のラインを割れたという事です。

20900辺りの緑のラインで売られ、20500辺りの水色のラインで反発していたのですが
今週ここを割れました。

次に考えるべき事は、緑のラインの売り抵抗により矢印で描いたようになるのか、
それとも例えば月ベースで買い支えられて水色の→↑が可能になるのかです。

NYダウ週足4/15
NYダウ週足4/15
週終わりでこうなっていますから、20600-700あたりの抵抗を越えられず
20500以上にも終値を残せないようであれば、20000台前半から20000付近を
狙う事になります。

同じような事はナスダック100とS&P500にも言える事で
次のチャートも最後に見て頂きましょう。
ナスダック100週足4/15
ナスダック100週足4/15

SP500週足4/15
SP500週足4/15
ナスダックは水色のラインで売られ、SP500は水色のラインを割れて終わっています。

要するに、どういう事かというと
「今年の始値まで戻るのか?」という話。

それを見定める段階に来ています。

そして、もちろん
始値付近で反発すればまだ良いが、それを年ベースで割れていくのは
宜しくありません。

それを踏まえて、せめて月ベースではそれぞれのラインを上回れるか。
考えていきましょう。
週では明らかに下ブレイクしています。

その上で、では
日経平均が目標に達したわけだけれども
19300以上に値を残せるのか、が見えてきます。

アメリカの株価の影響を色濃く受けますからね。

前回のドル円編での、「108円台以上に留まれるか」も
アメリカの株価指数の下落は影響を及ぼします。覚えておられますか?
108-113なのか、103-113なのかという話です。

まとめ

まとめますと、アメリカの有名な株価指数3つは
週ベースでラインを下ブレイクしています。
月ではまだ残す事が可能です。

週では年の始値まで戻す可能性も出て来ていますが
月で残れば押し目です。(年の始値で反発した場合も押し目になり得る)

日経平均、ドル円、原油も
この影響は受ける。

原油は、今年下落していましたが
年の始値まで戻したので、売られたわけです。
これより上に行けるのか、株価指数も下落しているし
戻り売りポイントとして確定するのかを、次は来週、そして今月。
見ていこうよ、というわけです。

イースターが終わり、予定通り買い戻されるのか?
それとも、もうしばらく下落して、月の終値で買い戻されるというパターンか。
または、月で大幅な下落となるのか。

来週以降もしっかりと見定めていきましょう。

それではまた。

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※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2017/04/14

イースターな値動き。それ故に相場は…ドル円編

ドル円編概要まとめ

2回に分けて、イースターの値動きから見える事を考えていきます。
株価指数編はこちら

ドル円に関しては前回、
「大概いつもイースターの前に何らかの勝負を付けようとする傾向に。」
と書きましたが111.3→109に現在(4月14日)、下落しています。

ドル円分析短期

年の目標値
年の目標値

月の目標値
月の目標値

週の目標値
週の目標値
まず、今週の値動きを考えてみたいと思いますね。
3つのチャートをご用意しました。
  1. 緑の線は年の目標値。強烈です。
  2. 茶色の線は月の目標値。これも強烈です。
  3. 青色の線は週の目標値。そこで跳ねています。
問題は、「108.15あたりにある線がどの期間の目標値も同じだ」という事です。

この発見をお伝えしておきます。

ドル円分析長期

ドル円月足
ドル円月足
そもそもドル円は92-130のエリアで動いています。
そして、88-114でもあります。さらに、100-120でもあります。

その中で、今年始まってからの下落により
103-113のエリアで動く事がはっきりしてきました。

つまり、持ち合いです。

昨年から、そうお話している通り
ドル円は今年やはり持ち合いなのではないでしょうか?

明らかに値幅が収縮してきています。ですよね?
その「103-113の間のど真ん中」に現在位置しているという事になります。

このケースは以前、ドル円が100円まで下落した時と同じです。
125から99まで下落したにもかかわらず、再度118まで上昇した時です。
(2016年後半の値動き)
全く同じになるなら、「103までいずれ行く事がセオリーとして成り立つが、
108.15の抵抗により113までは上昇が可能」という事になるでしょう。
103まで一気に値幅を広げてから収縮させるのと、
108-113で持ち合いになるのとでは、どちらであろうと特にどうでもいい話に思えます。

イースター前に111.3→109に現在(4月14日)下落しており
値幅を稼いだ値動きを今度は回収に掛かるとなれば、『反発』という事になります。
すると、後者のセオリーも状況として成り立つ事が分かりますね。

さて、ここから先ですが例えばNYダウや日経平均がどうなのか?
という点もドル円相場に大きな影響を及ぼします。

それらを見てみない事には
反発するのかブレイクするのか(もちろん一度反発すると思いますが)
判別が付きにくいでしょう。。

という事で、次は株価指数について。
日経平均、NYダウを。おまけとして原油もやっていきます。

※ドル円編はまとめて短くしてあります。

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2017/04/02

月間展望4月号|ユーロドル展望

今日はユーロドルについて

こんにちは。4月に入りましたね。
今日は4月からの展望と、ユーロドルについてお話していきます。
スリースタータードットジェーピーの大野がお送りします。

3月の終値というのは、4月を考える上で非常に重要です。
そんな3月の終値に一番面白い変化があったのはユーロポンドでしょう。
分かり易く、3つの市場について書いておきます。

動画『月間展望4月号』をご覧になられた方も、補足説明として
お役立て頂ければ幸いです。

ユーロポンド

ユーロポンド日足
ユーロポンド日足4月2日
ユーロポンドは、3月末、最後の3日間でなんと
上げから下げに転じました。月足で見ると、陽線から陰線に変わっているはずです。
面白いですね。
最後の最後で、陰線になるという展開。
そして、注目して頂きたいのは黒い線で描いた値位置。
1月と2月は、実はこれもまた最後の3日間で上げに転じてこのラインより上に
値段を残しています。

ところが、3月末では3日間の急激な下落でこのラインを割れて終わっています。
これが意味するところは、今までの2か月とは違うのではないか?という事です。

で、ユーロポンドは大きな足で見た時に
0.835-0.868の0.618-0.764間での持ち合いである事が分かります。
丁度、緑のラインで示した値位置です。

その内の真ん中より下が、今度は狙われやすくなっています。
取り敢えず考えたいのは3つの値位置。

0.8665、0.8416、0.8304。

大枠では先ほどお話した通り、「0.835-0.868の0.618-0.764間での持ち合い」。
その値位置内での大きなターゲットがその3つ。

分かり易く、それだけをお伝えしておきます。

ドルインデックス

ドルインデックス週足
ドルインデックス週足
ドルインデックスは、米ドル対ユーロ、円、ポンド、オージーの指数です。
(このドルインデックスは)
つまり、米ドルの相対的な価値を示します。

そのドルインデックスの3月終値は、チャートに黒いラインで描いた値位置を
下にブレイクしています。
この終値の付け方は少し注意が必要で、下の目標値へ向かう可能性があります。

よって、12300台が高値の目標、そして12169を下落の目標と考えていますが
11700-11800台が最大の下落目標となります。
ですが、12000-12200には非常に強いサポートがあり
ここを容易にブレイクするのは難しいように思います。

ただし、12154を付けた場合
理論的に11900-12000に達する可能性が高いと考えています。

分かり易く言えば、このドルの下落は押し目です。
どこまで下落した後、再度上昇するのか?
その値位置の算定が今、という事になります。

この前提の上で、ユーロドルを考えてみて下さい。

ユーロドル

ユーロドル週足
ユーロドル週足
とても分かり易いチャートをご用意しました(笑)。
今、ユーロドルは持ち合いです。
そして、本来の目標は矢印で描いた1.0割れです。

ですが、ドルインデックスが下落している以上
容易に下落する事が出来ません。
そのため、チャートに黒いラインで描いた2つの値位置。
ここを割れることなく、3月の終値を付けています。
つまり、もうしばらくは粘る可能性が高いと考えます。

支えになっているのは、1.048-1.065。
上の壁は1.0978にあります。ここをブレイクすると
いずれ1.128以上の値位置を付ける事が可能となります。

ドルインデックスがいつか上昇に転じた時、
下の支えは突破される可能性が高いでしょう。

1.048を明確に割り込むのがブレイクした瞬間です。
(下髭になって戻れば、1.065へ戻ることになります)

その時は、ついに1.0を割れるかも知れません。
ただ、これは年内のいつか、と考えておきましょう。

ユーロが売られ、ドルが買われるタイミングが必要です。
この1.0割れ手前のユーロドルの抵抗はかなり凄いですよ。
2015年からこの調子だと最後に付け加えておきます。(笑)

2015年の安値をようやく割れたのが、昨年末12月。
そして今はまた、持ち合いを続けています。

以上です。
ご参考になれば幸いです。

P.S.今日は夜桜がそろそろ綺麗な気がしますので、見に行くとします。
皆さんそんな週末だとは思いますが、お時間があれば
「月間展望4月号」をご覧下さい。動画で50分あります。

そこできちんとした今月の展望と、目標値をお話ししました。
この記事は、分かり易さがモットーで簡単すぎるほど簡単に書かせて頂きました。

それではまた。
今月もよろしくお願いします。

相場分析配信方法

2017年は週ごとのスイングトレードを配信しています。 目標値や値幅を配信して、翌週に確認。また次の週を配信していく予定です。詳細は年始の記事をご参照下さい。

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