2017/04/14

イースターな値動き。それ故に相場は…ドル円編

ドル円編概要まとめ

2回に分けて、イースターの値動きから見える事を考えていきます。
株価指数編はこちら

ドル円に関しては前回、
「大概いつもイースターの前に何らかの勝負を付けようとする傾向に。」
と書きましたが111.3→109に現在(4月14日)、下落しています。

ドル円分析短期

年の目標値
年の目標値

月の目標値
月の目標値

週の目標値
週の目標値
まず、今週の値動きを考えてみたいと思いますね。
3つのチャートをご用意しました。
  1. 緑の線は年の目標値。強烈です。
  2. 茶色の線は月の目標値。これも強烈です。
  3. 青色の線は週の目標値。そこで跳ねています。
問題は、「108.15あたりにある線がどの期間の目標値も同じだ」という事です。

この発見をお伝えしておきます。

ドル円分析長期

ドル円月足
ドル円月足
そもそもドル円は92-130のエリアで動いています。
そして、88-114でもあります。さらに、100-120でもあります。

その中で、今年始まってからの下落により
103-113のエリアで動く事がはっきりしてきました。

つまり、持ち合いです。

昨年から、そうお話している通り
ドル円は今年やはり持ち合いなのではないでしょうか?

明らかに値幅が収縮してきています。ですよね?
その「103-113の間のど真ん中」に現在位置しているという事になります。

このケースは以前、ドル円が100円まで下落した時と同じです。
125から99まで下落したにもかかわらず、再度118まで上昇した時です。
(2016年後半の値動き)
全く同じになるなら、「103までいずれ行く事がセオリーとして成り立つが、
108.15の抵抗により113までは上昇が可能」という事になるでしょう。
103まで一気に値幅を広げてから収縮させるのと、
108-113で持ち合いになるのとでは、どちらであろうと特にどうでもいい話に思えます。

イースター前に111.3→109に現在(4月14日)下落しており
値幅を稼いだ値動きを今度は回収に掛かるとなれば、『反発』という事になります。
すると、後者のセオリーも状況として成り立つ事が分かりますね。

さて、ここから先ですが例えばNYダウや日経平均がどうなのか?
という点もドル円相場に大きな影響を及ぼします。

それらを見てみない事には
反発するのかブレイクするのか(もちろん一度反発すると思いますが)
判別が付きにくいでしょう。。

という事で、次は株価指数について。
日経平均、NYダウを。おまけとして原油もやっていきます。

※ドル円編はまとめて短くしてあります。

提供 by3STARTER.JP


基礎から学ぶならサイト「投資の基礎はタダで学べ」で。

ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2017/04/02

月間展望4月号|ユーロドル展望

今日はユーロドルについて

こんにちは。4月に入りましたね。
今日は4月からの展望と、ユーロドルについてお話していきます。
スリースタータードットジェーピーの大野がお送りします。

3月の終値というのは、4月を考える上で非常に重要です。
そんな3月の終値に一番面白い変化があったのはユーロポンドでしょう。
分かり易く、3つの市場について書いておきます。

動画『月間展望4月号』をご覧になられた方も、補足説明として
お役立て頂ければ幸いです。

ユーロポンド

ユーロポンド日足
ユーロポンド日足4月2日
ユーロポンドは、3月末、最後の3日間でなんと
上げから下げに転じました。月足で見ると、陽線から陰線に変わっているはずです。
面白いですね。
最後の最後で、陰線になるという展開。
そして、注目して頂きたいのは黒い線で描いた値位置。
1月と2月は、実はこれもまた最後の3日間で上げに転じてこのラインより上に
値段を残しています。

ところが、3月末では3日間の急激な下落でこのラインを割れて終わっています。
これが意味するところは、今までの2か月とは違うのではないか?という事です。

で、ユーロポンドは大きな足で見た時に
0.835-0.868の0.618-0.764間での持ち合いである事が分かります。
丁度、緑のラインで示した値位置です。

その内の真ん中より下が、今度は狙われやすくなっています。
取り敢えず考えたいのは3つの値位置。

0.8665、0.8416、0.8304。

大枠では先ほどお話した通り、「0.835-0.868の0.618-0.764間での持ち合い」。
その値位置内での大きなターゲットがその3つ。

分かり易く、それだけをお伝えしておきます。

ドルインデックス

ドルインデックス週足
ドルインデックス週足
ドルインデックスは、米ドル対ユーロ、円、ポンド、オージーの指数です。
(このドルインデックスは)
つまり、米ドルの相対的な価値を示します。

そのドルインデックスの3月終値は、チャートに黒いラインで描いた値位置を
下にブレイクしています。
この終値の付け方は少し注意が必要で、下の目標値へ向かう可能性があります。

よって、12300台が高値の目標、そして12169を下落の目標と考えていますが
11700-11800台が最大の下落目標となります。
ですが、12000-12200には非常に強いサポートがあり
ここを容易にブレイクするのは難しいように思います。

ただし、12154を付けた場合
理論的に11900-12000に達する可能性が高いと考えています。

分かり易く言えば、このドルの下落は押し目です。
どこまで下落した後、再度上昇するのか?
その値位置の算定が今、という事になります。

この前提の上で、ユーロドルを考えてみて下さい。

ユーロドル

ユーロドル週足
ユーロドル週足
とても分かり易いチャートをご用意しました(笑)。
今、ユーロドルは持ち合いです。
そして、本来の目標は矢印で描いた1.0割れです。

ですが、ドルインデックスが下落している以上
容易に下落する事が出来ません。
そのため、チャートに黒いラインで描いた2つの値位置。
ここを割れることなく、3月の終値を付けています。
つまり、もうしばらくは粘る可能性が高いと考えます。

支えになっているのは、1.048-1.065。
上の壁は1.0978にあります。ここをブレイクすると
いずれ1.128以上の値位置を付ける事が可能となります。

ドルインデックスがいつか上昇に転じた時、
下の支えは突破される可能性が高いでしょう。

1.048を明確に割り込むのがブレイクした瞬間です。
(下髭になって戻れば、1.065へ戻ることになります)

その時は、ついに1.0を割れるかも知れません。
ただ、これは年内のいつか、と考えておきましょう。

ユーロが売られ、ドルが買われるタイミングが必要です。
この1.0割れ手前のユーロドルの抵抗はかなり凄いですよ。
2015年からこの調子だと最後に付け加えておきます。(笑)

2015年の安値をようやく割れたのが、昨年末12月。
そして今はまた、持ち合いを続けています。

以上です。
ご参考になれば幸いです。

P.S.今日は夜桜がそろそろ綺麗な気がしますので、見に行くとします。
皆さんそんな週末だとは思いますが、お時間があれば
「月間展望4月号」をご覧下さい。動画で50分あります。

そこできちんとした今月の展望と、目標値をお話ししました。
この記事は、分かり易さがモットーで簡単すぎるほど簡単に書かせて頂きました。

それではまた。
今月もよろしくお願いします。

相場分析配信方法

2017年は週ごとのスイングトレードを配信しています。 目標値や値幅を配信して、翌週に確認。また次の週を配信していく予定です。詳細は年始の記事をご参照下さい。

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2017/03/25

週間展望3月最終週号

週間展望3月最終週号

こんにちは。大野です。
来週で3月も終わりですね!
3月そして4月と言うと、日本では新学期や新年度。
アメリカではイースターが4月16日にあり、かなり重要な時期です。

大概いつもイースターの前に何らかの勝負を付けようとする傾向に。
気を引き締めて行きましょう!
それでは来週の目標値はどこに?

ドル円

ドル円日足3/25
ドル円日足3/25
ズバリここです。来週はなぜか、エリアが異常に広い。
ですので、これはちょっと困ったなあ、と思っています。
うまく乗れば取りやすいし、そうでなければ。
とにかくボラティリティが高い可能性がありますので注意していきましょう。
今週と比べると、歴然です。
ドル円4時間足3/20-24週
ドル円4時間足3/20-24週
今週はこうでした。(今週の配信はこちら
この丸から丸が「今週のハイライトだと思っています」と言っていた値動き。
その後はやはり持ち合いでしたね(笑)。

それもそのはず、目標値へすでに付けていますから。
ちなみに、目標値をブレイクするとどうなるのか。
簡単です。

そこを押し目にしてさらに売るだけ。
週目標と終値
週目標と終値(4時間足)
週の目標値がそこでした。
ブレイクすると、我々は延長した引き方で目標を算出します。
それが黒丸の値位置。

そして、ブレイクした時の絶好の戻り売りポイントは茶丸のポイント。
週の目標値ですから、終値は週の目標値で終えた。
以上が、先週後半の値動きですが、青い線と青で囲んだ部分は何か。

年目標値の延長と3割り戻し
年目標値の延長と3割戻し(日足)
青で囲んだところは、年の目標値の延長したもの。
このやり方は「年間の値動きの秘密」という動画でご説明しました。
そのラインがあるので、22日の終値が付いた時点で、ブレイクしているため
「110.6台」が次だという事です。
そして、もう一つポイントがあります。

2016年6月からの上げに対して何割戻しでしょうか。
今の安値はその値位置に足りていませんが、この年始からの下落はそういう事ですよ。
そのラインは110.5台にあります。

また、このチャートだとよく分かります。
そう、先週の目標値に比べて、今週の目標値はやたら大きいですね!なぜか。
来週は慎重に行きたいと思います。


もしも、このチャートの情報だけで判断するなら
  • 110.5-113.6までは持ち合いエリア。
  • 108.5までは下落してOK。
  • 108はつけてはダメ。(その後の暴落が危ぶまれるので)
そういう事になりますよね。

3月の目標値から考えるとこうなります。
3月は112.725を中心として、113.6,114.8と買い目標があり達成しました。
116.7は未達。そして、下落目標の111.3,110.9を今週達成しました。
後は始値付近へ戻れるのかそれとも下の目標値109.7,107.8,103.4へ行くのか?
そう考えれば良い事になります。

最も簡単に考えると、こういう事になります。
ドル円月足3月25日
ドル円月足3月25日
めちゃくちゃ簡単に、一番シンプルにフィボナッチを出して考えてみて下さい。
なぜ今の値位置なのでしょうか。
なぜ103-113に終値を留めたいのか。

ユーロドル

ユーロドル3/20週と最終週目標
ユーロドル3/20週と最終週目標
点線が今週です。黒い線が来週の目標値。
大きいですね。
どちらにせよこの市場も注意しましょう。

今週は前に言った通り、やはり陽線で終わりました
今のところ予定通りです。

ユーロポンド

ユーロポンド日足3/20週と3月最終週目標値
ユーロポンド日足3/20週と3月最終週目標値

ユーロポンド4時間足3/20週と3月最終週目標値
ユーロポンド4時間足3/20週と3月最終週目標値
ユーロポンドが今週下落する事は、21日に0.866を下回り0.86580で終値を付けた事で確定。
よって、目標は0.8633または0.86または0.845。
結果、0.86を付けて基準となる0.866付近へ戻した。しかし割れた状態で終わっている。

これがユーロポンドの状況です。
この市場の問題点は、3か月間続いている0.851-0.866の持ち合いエリアを抜けるか抜けないかなのです。
まあ、分かっている人には分かっているでしょう。

それではまた。
来週も頑張っていきましょう!



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