2015/09/30

かなり大きなポイントに差し掛かって来ていますね

動かないのは・・・

現在の相場状況ですが、動きませんよね。
実はかなり大きなポイントに差し掛かっていまして、
決定的な事項も出てはいるのですが支えられたりしてはっきりはせず
やはりまたレンジへ。
そんな流れになっています。

前回の配信から、未だに変化なしという状況です。
大きな動きへの前触れという事で捉えておくのが良さそうです。

それではいつもの通りラインで解説してみます。

ドルインデックス


まずドルインデックスですが、月足で見てもかなりの高値です。しかし、支持線を割れるのか
高値を越えるのかによって大きく値動きは変わってきますよね。
ですので、もう何か月もこのままです。
もうほぼギリギリ最高値手前。そろそろ決着が付きそうです。
これが週足。12036は終値で上回ってきましたが、高値を越えられないようであれば
やはり駄目だろうし、じれったい状況です。

NYダウ

NYダウ月足
NYダウ月足

NYダウ週足
NYダウ週足
NYダウも先月は支持線を越えて終わりましたが、今月はどうか。
今日は9月30日水曜日、現在午後14時です。今晩はADPがあり、金曜には雇用統計があります。
ただ、金曜はもう10月です。
ADPで16500よりも上、16600程度まで上昇しなければ、少なくとも支持線は越えられなかった事になりますね。
10月になってから上昇しても、月初めに上昇して後から売られれば
ただの陰線になってしまいます。
その点も踏まえて、状況を判断したいですね。

以上がドルの動きと、アメリカの株価指数代表(と言って良いかは分かりませんが)として
大きな流れをご参考頂くとして、FXの代表(日本人にとって)を解説します。

ドル円

ドル円月足
ドル円月足

ドル円週足
ドル円週足
NYダウと似ているのですが、121.7辺りが支持線越えをするためには必要な値位置です。
ADPで越えなければ、支持線割れ決定。
ただ、その下の支持線には支えられています。これはダウも同じで、と思いましたが(笑)
逆ですね。前回もうすでに一つの支持線を割れている事をお話ししているようです。
NYダウ月足前回
NYダウ月足前回
ドル円は支えられています。後は赤い線で引いた支持線を越えられるのかどうか。
NYダウもドル円もです。そして、ドル円は下の支持線と、ポイントになっている115.5
は守れるのか?という事になります。

ユーロドル


ユーロドル月足
ユーロドル月足

ユーロドル週足
ユーロドル週足
ユーロドルは前回からこれもまた動いていませんが、少し太い線で描いた抵抗線を越えるのか越えないのか。今は越えていません。同時に長期の0.236ラインに終値を残す事も出来ていません。
どれか一つでも成功すれば可能性は出てくるのではないかと思われます。

そしてユーロドルが戻すという事になれば、当然ドルは相対性に売られているわけですから
ドルインデックスも下ブレイクする可能性が高く、そうなるとドル円も危ないですよね。
株価がどう動くかにもよりますが。

その超えた場合の目標が1.2付近になっているよ、というのが前回書いた事です。
今回はクラスターを出してみましたが(笑)、やはりなっていますね。

ただ!
どれにも言える事ですが、この状況は
今までの値動きが戻るか、または
継続するかの瀬戸際なのです。
だからこそ、動かないのです。

行くか戻るかの瀬戸際。簡単に言うならば。

今のが戻る話。

継続というのは「もう少しずつ値幅がどの市場にも残っている」という事です。

ダウでは18500~19000辺りだし、ドルインデックスは12300辺り。
ドル円は128.5辺りが次の目標値。
もちろん、原油とかオージードルなども少しずつ残している。

※オージードルはなぜか対ドルなのにドルインデックスと同方向に細かな値動きが動いてしまっていますが(笑)。原油も似た動き。この二つはもしかしたら大きな下落が起こった時に一番おいしいかも知れません。ユーロドルとは値動きの意味合いが少し違って来ています。

さて、どうなることやら。
それは分かりません(笑)。
取りあえず、終値はどうなるのか注目しましょう!

ではまた。

P.S.落ち着いたらまた動画の相場分析でも撮ります。
最近はデイトレード手法教材の作成(完成している)のために
細かな値動きばかり見ているので、分析配信レベルの大きな値動きと
頭の切り替えがうまく行っていないので。
今日のブログは奇跡です(笑)。
もう終わりましたので、戻ってきます。



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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/09/18

シルバーウィーク前に相場チェック!

シルバーウィークの前にチェックしておきましょう!

FOMCも終わり、利上げなしという事で失望売りという展開ですが
さて、それでは今後の動きと現在の状況を考えていきましょう。

利上げをいつするか、本当にするかという事はこちらでは分からないので
FOMCが終わるまでは何とも言いようがありませんでしたが、ここからは
テクニカル分析で良いでしょうかね。FOMC中も前も結局はテクニカル通り
でしたが。非常に平穏でがっかりされたのでは?笑

ドル円

ドル円日足
ドル円日足

ドル円週足
ドル円週足
このようにラインを割れまして、ドル円は売り。目標は下のピンクの枠内に押し目が欲しいところです。
115.5を割れない限りはやはりそこに来たら買い場になるでしょうが、割れたら下の赤枠も考えなければなりません。

ここで一つ、月足ベースの値動きを他市場を含めて考えてみたいと思います。

月足

ユーロドル月足
ユーロドル月足

NYダウ月足
NYダウ月足

ドル円月足
ドル円月足

ドルインデックス月足
ドルインデックス月足
ユーロドルは抵抗線を上抜けしまして、その他のNYダウ・ドルインデックス・ドル円は下抜け。

注目したいのはNYダウの月足で、
赤いラインがありますよね?
そこを先月は終値で死守したわけです。

今月はこのラインにまた乗っているので、また守れれば、まだ期待が残っているという事。
ただ、気になるのがその他のラインを発見してしまったのですよね。
支持線だったものが抵抗線になっているラインが・・・。
ではそこを越えられないとなると、絶好の売り場、という話になります。

ドル円、ドルインデックスは月足で
先月に支持線としていたラインを割れています。
今月末までにラインまで戻れなければ状況はかなり悪いです。

ユーロドル

ユーロドル日足
ユーロドル日足

ユーロドル週足
ユーロドル週足
ユーロドルは日足レベルではピンクの枠で囲ったところがポイント。
その後
高値も越えないといけないわけですが、
週足で目標としている値位置があります。
1.2当たりのところですね。
ようやく(本当に長かったですが)そこへ行けそうな感じにはなってきました。

ところで、月足でラインを越えたままか、
それとも戻るかという話をしましたが、月末にはその辺も考えておいた方が
「あれあれ?」という事にならなくて済むでしょう笑。

ただ、淡々とトレードされるだけだと思いますが。
大きな動きは忘れがちなのでご参考までに。

それでは楽しいシルバーウィークを。

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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/08/20

オージー・原油のとめどない下落相場について

原油

原油は現在このような状況です。チャートをご覧下さい。
原油対ドル月足
原油対ドル月足
問題はこれは月足だという事です。とんでもない下落ですね。
まもなく、2008年の安値という状況だという事を認識して頂きたいと思います。
とはいえガソリン価格の値下がりが少なすぎると感じるのは私だけでしょうか(笑)。

原油の話をされても取引でない、とお考えであれば
CFDについて調べてみて下さい。取引は出来ます。

さて、原油が重要なラインである42ドルを割れました。
一度はそこで跳ねていましたが、この割れがフェイクでない限りは
その下の目標値2008年の安値付近まで考えなければなりません。
42ドルの安値を押し目にするのであれば、今月の下落は46ドル付近で止まらなければ
おかしいのではないでしょうか。

2008年12月の安値は36.18です。
今回の下落の目標値は36.85と36.42、34.16、29.30と見ています。
最大値としては21.27も算出されてはいます。

原油の価値がなくなるという事は考えにくいので、
10ドルまではさすがに考えられないでしょう。そんなのありですか?(笑)

となると、36.18付近のせめぎ合いやブレイクを試す、または
よく分からない値位置で問答無用に買いが入るという2パターンを
考えておかなければならないと考えています。

何にしても、円安の影響はあるにしてもガソリン代をもう少し下げてくれ
それだけが願いです。
それは冗談ですが、次は関連しているオージードルの話をします。

オージードル

オージードルは原油と相関関係にあると考えています。
次のチャートをご覧下さい。原油の月足にオージードルを重ねたものです。
原油+オージー月足
原油+オージー月足
ラインで重ねてありますが、ご覧頂いてお分かりのように
原油対ドルの値動きはオージードル対米ドルの値動きとことごとくマッチします。
ですよね?

では、この原油の下落とオージードルの下落は何らかの関係があると
考えるのが自然かと思われます。
そのオージードルのチャートを見てみましょう。
オージードル月足
オージードル月足

オージードル週足
オージードル週足
オージードルは目標であった0.72035付近まで到達しました。
この付近の値位置を検証すると、0.71435から0.72757までの間に
ある種目標値と呼ぶ事が出来る値位置が連なっています。

そして、今の値位置がブレイクされた時の最大の目標値と考えているのは0.66140です。
2008年10月の安値は0.60060です。この二つを踏まえた上で今の値位置があります。
ですので、安いからといって買って安心というのは少し安易すぎると思います。
とはいえ、現在の値位置が一つのポイントである事には違いはないでしょう。

原油、そしてオージー。
その関連と反転のタイミングをどう考えるか。
どちらも見ておいて、その他ドルストレートやドルの動き、世界情勢や
株価指数などもチェックしておかないと恐らく分からないでしょう。

おまけとして簡単にオージー円を書いてみます。

オージー円

オージー円週足
オージー円週足
オージー円はこの状態ですので、90.897円と90.286円が抵抗となる値位置です。
それより上であれば、赤い枠で囲った持ち合いエリアに留まる事を意味しています。
ですが、止める事が出来なければ2013年8月の安値86.407円割れを考える必要がある
かと思われます。
その下のポイントは86.138円が重要で、目標の最大値は81.088円という事になります。
80.178円を割れるかどうかがその場合重要なファクターになるでしょう。

つまり、90円台維持、前回安値付近の押し目、5割戻し手前がポイントになるでしょう。

それ以外の市場について


ポンドについて書くスペースがなくなってしまったので
またいつか機会があればという事にさせて頂きます。
ポンドもなかなか面白い展開です。チャートだけ載せておきますので
どういう事なのかはご自身でお考え下さい。
ポンド円週足
ポンド円週足

ポンドドル週足
ポンドドル週足


『週間展望8月20日号』という40分間の動画がありまして、
そちらで今回のオージーや原油に留まらずポンドやユーロや多くの市場についてお話ししました。
勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーであればご視聴頂けます。メンバーサイトからどうぞ。

ラインによって何をどのように判断し、チャンスを見い出すのか。

先日の金相場がやはり目標に到達したように、値位置から値位置へそれぞれの市場で
目標値があり、達成し、また戻り、次の目標が出来、値動きが構成されています。

先日のドル円相場が結局124.587円ラインの抵抗を越えられずに下落に転じたように
幾つかのパターンがあり、ラインブレイクは成功する場合と失敗するケースがあります。

全てが正解にはなり得ませんが、少なくとも値が進んでいる意味合い
「なぜ?」買われるなぜ売られるというものは、
こうしたライン(フィボナッチやギャン、高値安値)が大きな影響力を持っています
(抵抗または支持となり、目標になる)
それについて知って頂こうというものがこの動画シリーズで、継続してお届けしています。


週間展望8月20日号
デモ動画はこちらからどうぞ。


こういう相場分析自体、もう既に客観的に相場を見られる力を身に付けておられるのであれば
必要ないのかも知れません。
ですが、感情に捉われてしまって主観でしか物事を把握できないという方は特に
現状把握のためにもご覧頂いた方が良いでしょう。
可能な限り客観的に見た月足→週足→日足→4時間足位までの分析になっています。


もちろん分かったところで、どうリスクを取ってどう攻めるのかを考えるのはご自身です。

恐怖やリスクと如何に向き合うのか。正しくリスクを取って目標で利食いが出来るのか。
つまり目標まで待てるのか、とか、損切りを自分で広げたりしていないか、など。
そんな事の方がよっぽど重要ですね。

リスクを取らなければトレードは出来ないし、竦(すく)んでいては手も足も出ませんし。
※足は怒りでパソコンをけ飛ばした時の足ですけどね(笑)。
かといってそれが無謀なリスクの取り方なら当然損を出すでしょうし。

追記;NYダウは17107という防衛ラインを割り込む事に成功しました。目標は現在目標は16592。
ドル円は122.941より上のエリアをキープ出来なければ122前半~121台が目標に、という事に。
ユーロドルは小持ち合いを抜け、1.13369目標。1.12285も重要なライン。後は高値超え次第。
どちらにせよ、勝負は今月中だと考えています。来月が始まると利上げが実際はどうなるのか
という話、そして少なくとも雇用統計が9月4日にある為、状況はまた変わるはず。
今月も割とイベント通り。雇用統計、FOMCが終わったので持合い抜けて下。
ライン的な状況は全て動画でお話していますのでそちらをご覧下さい。


それではまた次回の分析でお会いしましょう。
スリースタータードットジェーピーの大野がお送りしました。

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