2015/03/04

ユーロドル

ユーロドルの現状

大野です。今日はユーロドルについて。
ユーロドルはある抵抗線にいます。ここを耐えるか、割れるかで
全てが変わってきますが、状況はあまり良くはないです。

ユーロドル日足2月27日
ユーロドル日足2月27日
この形状と状況はドル円の逆ですね。
ユーロドルは
ここを割れると、底値割れで次の目標を考える事になります。
耐えきれなくなれば、ブレイクで売り、
その目標は上のチャートに載せてあります。

しかし、耐えるとこの値位置は押し目になれる値位置であり、
チャート形状も悪くない(というよりも良い)です。
買い目標も出ていますし、押し目は完璧です。(このチャートには載っていません)

ドルインデックスとドル円は同じ形状で、ユーロドルの逆。
つまり、ドル円・ユーロドル・ドルインデックスのどれか一つが
高値安値更新をしたり、戻した場合に方向性が決まります。

今現在はどちらでも動ける状況です。
ブレイクして安値を割れる事も、一旦戻す事も出来る。


さて、NYダウは未だに上値目標を目指しています。
このままドル円あたりが追随して高値目標へ動いてくれたり、
戻りの目標へ動いてくれれば簡単なんですが(笑)。
そう思いますよね。
ですがその値位置で止まって、売り場買い場になるか高値安値更新をするか
という戦いが繰り広げられているわけです。

タイミングとして指標発表やイベントの絡みを考えていく事になるでしょう。
もはや決定的な事項がないので、そうなります。
動くタイミングを探しておき、それまで待つという事ですね。
丁度、今週(現在3月4日です)雇用統計があります。
今段階で、決定付ける動きが出来るとすればそこでしょう。

まとめますと、
NYダウが更に上の目標へ進んでおり、その点で
ドル円・ドルインデックス追随するという事態が起これば
ユーロドルのラインブレイクで売りが可能。

そうではなく、今は戻り売りポイントです!という状況であれば
このユーロドルは買わなければいけない。

月足、行ってみましょう。

ユーロドルの月足

ユーロドル月足2月26日
ユーロドル月足2月26日時点のチャート

月足がこの状態ですからまた厄介ですが、
大目標がその下の随分離れた所にあります。
ところが
戻れる(完全に戻るわけではなく、一旦戻る事が可能な)状態なわけです。

下落途中の下の方に位置し、目標まで大きく下げたいが
7か月連続で下落してきて8か月目暴落出来るのか、一旦戻るか。

そんな状況です。
お分かり頂けたでしょうか?

イベント状況と周りの状況(特にドルインデックス)、その他のドルストレートの動きなどを見ながら
どちらなのかよく考えてみて下さい。

※月足のローソク足の形状ももちろん、安値の切り上げ切り下げももちろん参考材料です。
1月より2月は安値が切り上がっており、3月は始値より高値を付けた後現在安値圏です。
陰線になるローソク足の形状をしているが、安値は切り上がっている状態。(3月4日5時現在)

ユーロドルの値位置

最後に買われた場合売られた場合の値位置について書いておきますね。
買い目標
1.18034 1.22398
売り目標
1.09786 1.08002
週足レベルだと大体この二つが大きなラインです。
※日足・週足・月足によって(もちろんそれ以下も)それぞれターゲットは異なります。

ではまた。
次は金相場です。

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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/02/28

ドル円

ドル円の現状

今日はドル円について集中して書いていきます。
スリースタータードットジェーピーの大野です。
前回までで、NYダウドルインデックスについてご理解頂けたかと思います。

それらに経済指標を加えて売買タイミングを考えていくという
スタイルはよく機能します。

そしてライン。
ラインをブレイクしたのかどうか。
フィボナッチリトレースメントのセオリーに照らし合わせてみてどうか。

この二つを考えていく事で、FXの値位置から値位置への売買は
成立します。

ドル円週足

ドル円週足0227
ドル円週足0227

分かりにくいといけないので、一番簡単なチャートを載せておきます。

見ての通り、三角持合いを抜けてそのラインを支持線に変えていますが、
更に緩やかな角度の持合いの抵抗線があり、その間で停滞しています。

前回、上昇めどが120.7という事を書きまして
その辺りで売り込まれましたよね。(ドル円分析2月10日)
それが終わって、少し回復してきています。

三角持合いも抜け、抵抗線を支持線に変えている、
ダウは高値更新して目標がもう少し上、
ドルインデックスも11735を割れなければ上、
ドル円も更に上の目標が掴めそうな形状は形成しています。

123.336~124.225(内、ポイントとなる高値が124.140にあり)

後は120円台半ばのラインを終値ベースで突破し、
121.848を抜ければそうなるでしょう。

割れてはいけないラインは118.164。
割れたら116.943~116.849をターゲット、116円台前半を最大として持合い圏内。
耐えられなければ、114.6~113.856、そして111.682。

上値は上に書いた通りですが、
その上は129.333~130.653。この辺りが月足ベースの本ターゲット。
ギャンファン的な最終抵抗は137.842という事も一応書いておきますが、
取りあえず今は忘れて頂いて
123.336~124.225(内、ポイントとなる高値が124.140にあり)という事を記憶に留めて
おいて下さい。割れてはいけないラインと割れたらどうなるのか?についても。

以上がドル円分析です。

ドル円相場でその他に気にすべき事項

タイミングとして、ユーロドルが1.12~1.11ラインを
耐えられなくなった時。
この時は、ドル円は安心して買っていける時。
しかしながら、1.12ラインで反発をしてしまう場合。
この時はやめておいた方がいいかもしれません。

そんな市況、NYダウやドルインデックス、ユーロドルの動きは
最低でも確認しながら慎重に取引したいですね。
少なくとも、ドル円が世界の市場を動かしているわけではありませんから。
(笑)

ドル円チャート

その他のドル円チャートはメンバーサイトに7枚載せてあります。
今回載せたのは、全てを省いた一番簡単なチャートだけです。

チャートの中には値位置が記載してあります。
上のチャートでも、どこにラインがあるのか?
よく見て頂ければ、意味やセオリーが分かるかは置いておいても
楽しいと思いますよ。役に立つはずです。

それではまた。

P.S.通常はこんな簡単なチャートだけで判断はしませんのであしからず。
この3倍はラインを引いて、確証を高めます。
そんな方法は勝ち方実戦編やフィボナッチ大事典などで教えています。
書くより、喋る方が得意なので(笑)それらの動画を観ておいて下さい。では。

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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/02/27

ドルインデックス

ドルインデックスの現状

こんにちは。前回のNYダウに続いてドル価値の変化を表す指数、
ドルインデックスについて書きます。


ドルインデックスの週足をメインに、日足・一時間足も少し書いていきますね。

ドルインデックスとは?

ドルインデックスは米ドル対
ユーロ・円・ポンド・カナダドル・スウェーデンクローネ・スイスフランを
指数化したものが代表的です。
このブレンド割合はユーロが50%を超えており、ほとんどユーロドルのようなものです。

しかし、私が使用しているものは少し違います

米ドル対
ユーロ・円・オージードル・ポンド
を均等にブレンドしたもの。

それが普段から使用しているドルインデックスです。
FXCMでご利用になれます。

理由はこうです。
ユーロドルが50%以上であればもうユーロドルを見ておけば良いだけですし、
取引量の多いオージードルが含まれていないのは困ります。
スウェーデン?と言われてもピンときませんし(笑)、
分析しているのはユーロだけは無く、オージーもドル円もポンド円も見ています。
そうであれば、使用すべき指数は
ユーロ・円・オージー・ポンドに相対的に利用出来るものの方が良い

この話を更に深く、検討されたい方は
下記のブログをご参考にして下さい。



ドルインデックスの週足


ドルインデックス週足2月26日
ドルインデックス週足2月26日
前置きが長くなりましたが、これがそのドルインデックスのチャートです。

ラインを沢山引いておきました。
しかしながら、このチャートを見て、意味が分かる方は
フィボナッチについて精通しておられる方だけでしょう。
少し解説しておきます。

フィボナッチを使う時は必ず「セオリーを知っておく」必要があります。
なぜなら、セオリーが分からなければ全く意味が分からず、役には立ちません。
ただ水平線が沢山あるだけでただ見にくくなるだけだからです。(笑)

例えばですが
上のチャートを見て、買うべきか売るべきか?どちらだと思われますか。
短期レベルで当日もしくは翌日に買うべきか売るべきかでOKです。

正解は買うべきです。

そして、これが買うべきであれば、ドル円は買うべきであり、
ユーロドルは売るべきです。オージードルは売るべきであり、
ポンドドルは売るべきです。
ユーロ円・オージー円・ポンド円に関してはブレンドなので難しいところですが
ドル円の上げ幅が小さければ売るべきです。

それをこのチャートを見ただけで分かるかどうか?
私はもちろん分かりますし、会員様も分かるでしょう。
この教材を観たことがある会員であれば。

DLmarketで購入
【0.500~フェイクの値幅~】
※参考記事; 新教材「0.500~フェイクの値幅~」!

少しCMでした。
さて、そんなわけで
お分かりの通り、11735を付けなければ買いだということが分かります。
2月26日のチャートが上の週足ですが、当日翌日はもちろんこうなります。

ドルインデックス1時間足

ドルインデックス1時間足2月27日
ドルインデックス1時間足2月27日
知っていれば、ドル円・ユーロドル・オージードル・ポンドドルのいずれかで勝てます。
知らなければ、まず無理でしょう。

2月26日為替
ドル円80PIPS上昇・ユーロドル180PIPS下落・ポンドドル150PIPS下落・オージードル120PIPS下落・ユーロ円180PIPS下落・オージー円100PIPS下落・ポンド円140PIPS下落
※高値安値差/おおよそ

ドルインデックスは2月26日に
11737→11834へと上昇しています。

なお、26日は夕方までユーロ圏の指標発表(ドイツ失業率・イギリスGDPなど)があり、
夜にアメリカでコア指数がありました。
よって、最後のユーロの指標発表が終わる19時以降はドルへと資金が流れるのは
必然です。

以上の理由から、このようにドルインデックスは19時から上昇しているわけです。

上昇すべき時に上昇すべき値位置から上昇すべくして上昇しただけの事なので
理屈は是非知っておいて下さい。
この理屈を体現出来れば、値動きやチャンスはそこら中に見えてきます。

ドルインデックス日足

ドルインデックス日足2月26日
ドルインデックス日足2月26日
これが2月26日に撮影したドルインデックスの日足チャートです。※暴騰前
では、ここから何が分かるでしょう。

ところで、これらは2月26日のチャートですが
2月27日に再度撮り直してメンバーサイトに計7枚のチャートが載せてあります。
詳しい解説は指数のページに書いてあります。動画「週間展望」でも解説します。

ここでは気に留めておくべき値位置だけを書いておきます。

11735/11516/11402/11304/11146/11122
11943/11968/12057/12073/12429/12863

最も気にすべき要素は月足にあり。

今は2月の最終週です。これでも実は、今月は今のところ陰線です。
しかも高値を更新しての(笑)。
そして、月足で見なければ分からない「ある重要な要素」があります。

※書いた内容を理解して頂けるのはフィボナッチの理論を習得された
メンバーだけなのでそれについてもメンバーサイトで。


少なくとも、
11735と11943という二つのポイントについて
ここではご理解頂ければと思います。

セオリーの重要性と、ドルインデックスの重要性、
どのドルインデックスが役立つのかについても、ですね。

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次回はドル円。



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