2016/08/24

ドル円、NYダウ、ドルインデックスの長期的な流れを解説

基軸となる市場

こんにちは。スリースタータードットジェーピーの大野です。
お盆休みと、オリンピックも無事終わり
相場分析を再開しようと思います。

まずは非常に重要な2つの市場について
(かなり)長期的な流れを分析してありますので
そちらから始めます。

ドルインデックス

ドルインデックス3か月足
ドルインデックス3か月足
ドルインデックスはFXの取引において、
とても重要な米ドルの他国通貨との相対的な指数ですが
長期の流れで2つのパターンがセオリーとして成り立ちます。

1つは11634を守り、12431-12721へと向かうパターン。
これは2002年の高値に対する2011年安値からの戻し76.4%をきっちり付けに行く、
または一度越えて戻るというようなケースです。(76.4%が12431)

もう1つは、161.8%達成で売られ38.2%戻しとなるパターン。
この場合、上記2002-2011年の高値安値から算出された61.8%の値位置11837と
2015年5月の11634安値の月足レベルでの明確な割り込みが必要となるはずです。

米ドルが絡む市場に関しては
このドルインデックスの動きを最優先事項として把握し、
今が持ち合いである→ブレイクという現状の認識
その認識のために各週、各月の終値位置の確認
をオススメします。

なお、こちらは3か月足。
ドルインデックスについてはこちらからもご覧になれます。

次のNYダウは年足です。

NYダウ

NYダウ年足
NYダウ年足
一つ、注意しておかなければならないのはNYダウは 
超~長期の目標値へ到達しているのではないか? 
という事ですね。 

tradingviewはローソク足の高値安値にぴったりと合わせる事が出来ないみたいで 
正確には18531がこのUS30の目標値です。 

ただし、かなり長期の目標値の話ですので 
この事に気が付いている方が少な過ぎれば無意味ですが(笑)。 
もしも大口から売りが入るようであれば注意。 
細かい日足週足レベルの目標値は2000くらいまで存在します。 
その他にナスダックやS&Pも要チェックです。


NYダウ、S&P500、ナスダックやドルインデックスについて詳細な(これは年足ですから)
分析は勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーサイト、フィボナッチチャンスシートから
ご覧になれます。(メンバー専用・一般の方の新規登録不可・承認制です)

FXについても各ページにチャートを載せてあります。
その内からドル円の、ここに載せても差し障りのないチャートを載せておきます。

ドル円

ドル円月足1
ドル円月足1

ドル円月足2
ドル円月足2
下落ターゲットの2.618、100.268に位置しています。

このチャートではフィボナッチリトレースメントと、フィボナッチチャネルを引いてあります。

あまり見ないであろう、大きな流れを載せておきますね。

1998年の高値、147.67
2011年の安値、75.565

そこから7割り戻しがあり、
2015年の高値125.856。

今は2011年-2015年の戻り
半値戻し100.711付近です。

現在の売り目標は2015年8月の安値を
2016年1月に割り込んだ事で確定し、
110.042と、100.268、84.453という3つの目標が作られました。

現在はその2つ目に当たる、100.268に位置しているという事です。

月足週足レベルでのラインブレイクまたは維持について
常にチェックしておかれる事をオススメします。

そして、注目すべきは黒枠で囲んだところ103.109-120.126。
このエリアは38.2%-61.8%という過去のドル円の値位置の中でも真ん中に当たる値位置です。
当然滞在期間は長く、それより上は高すぎるという印象を与え
それより下は安すぎるという印象を与えます。

中間の50%である111.617が最も平均的な値位置となります。

現在はこの38.2%の値位置103.109を割れています。
つまり、安すぎるという印象を与えますが、同時に
2011年-2015年までの高値安値においてセオリーが存在します。

・・・

ここから先はメンバーサイトに記載しておきます。
※ここまでは当たり前の事ですが、ここから先は手法に関わる内容のため。
ご了承下さい。勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバー様は
フィボナッチチャンスシートへ。(一般の方の新規登録不可・承認制です)


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とりあえず、ラインを割れているのか?
各市場でチェックしておきましょう!それではまた。

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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2016/08/06

数PIPS足りない~ドル円相場ライン分析~


悪くはないが一応ブレイク

こんにちは。雇用統計は如何でしたか?
今日もドル円相場中心ですが、相場分析をお届けしておきます。

スリースタータードットジェーピーの大野です。

ドル円日足
ドル円8月6日日足

ドル円週足
ドル円週足8月6日
雇用統計まで安値圏で持ち合い、週の最後に上げてこの形です。
週足を見て頂くと、安値支持線を越えているように見えますね。

最後の最後でここに残るラストチャンスが金曜日だなー、と考えており、
金曜はある会員様にそんな話をしていましたがその時のビフォアがこれです。(笑)
ドル円週足8月5日金曜日
ドル円週足8月5日金曜日
これが上の「8月6日(5日終値)に最終的にはなる」というのが、
考えていた値動きです。
大方は予想通りです。

しかしどうでしょうか。

戻れているのでしょうか。

日足の方で見てみると、少し足りないように思えます。

まだ安心できるとも言い切れないでしょう。


前回売り目標だとお伝えした101.8辺り。
最後に終値で残すかと思いましたが、これも
ほんの数PIPS足りないですね。⇒前回の記事はこちら


101.829以上で終値が確定しなければいけないところです。
これも割れており、安値支持線も日足で確認すると越えてはいない状況です。


オリンピック

前々からお話していた展開の予想は
オリンピック中は非常につまらない持ち合いになるはずだという事でした。
いよいよ始まりまして、8月5日~8月21日までですが
ドル円も持ち合いならどこがいいかな、と考えていました。

103-104がベストだとお伝えしましたが、
終値を安値支持線や目標値の上に残せない状況では
雲行きが怪しい状況です。

まあしかし、だとしても100.842-105.439以内に日足週足レベルで残るというのが大枠。
102.113-104.168で留まるというのが持ち合いが極まった時。
100.842-102.113で小レンジを築くというのが良くある底入れのパターン。

色々とパターンはあります。
ちなみに、100.842以下では98.328の目標も実はあります。
それらのリスクを考えてもとりあえずオリンピック中はレンジになって頂きたいものです。

と言いながら、そんなにオリンピック好きなわけではないですが(笑)。

NYダウ

NYダウ日足
NYダウ日足

ダウは目標が18000辺りにありますが
18335-18543内に留まるというのがレンジのパターン。
18264の0.764を割れなければ上げも見込めます。アメリカ株であれば
そのような浅い押しも可能かもしれませんね。

通常は18000辺りまでは下落するとは思いますが。

ちなみにナスダックは一旦売られる可能性があり、S&Pのチャート形状は特に問題なしです。

ドルインデックス

ドルインデックス週足
ドルインデックス週足
ドルインデックスは予想通り、持ち合うべきエリアで持ち合いです。
持ち合い下辺までの下落の間は例えばドル円なども下落リスクがありましたが
これが一旦、落ち着き、持ち合い上辺までの上げのタイミングです。

このエリアとは11889-12049の事です。

という事で、ドル自体としては特にリスクはなし。
上げか持ち合いしか考えられない状態です。

しかし株価指数が下落リスクをはらんでおり、
高値を越えるとか、最低でも持ち合いになり動かなくなるという
状態でなければ、次の売り目標までのリスクを考えておかなければならないでしょう。


この2点にドル円相場も当然影響されますので、
ドル円相場自体の状況に加えてお考え下さい。

ラインは割れています。ただ、
100.842-105.439の間というのは
持ち合いを形成出来るエリアです。

特に今月の始値102.28を越えてくるようであれば
このエリアの持ち合い形成を築ける可能性が高くなります。

以上ですね。

ではオリンピックを楽しみましょう!

それではまた。


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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2016/07/29

お久しぶりです。ドル円相場解説7月-8月をお送りします。

ドル円相場。

こんにちは。スリースタータードットジェーピーの大野です。
今日は久々に相場解説をしていきます。

言い訳ですが(笑)、結婚に引っ越しとなかなか忙しく、
(結婚は来月♪もう36の私が結婚する日が来るとは)
また、相場の動きが激しくて自分の利益を取りに行ってしまい、

なかなか相場分析の配信が出来ませんでした。申し訳ございません。
※まあまあ贅沢が出来るくらい儲かりました。しかも、ほとんどドル円だけで(笑)。


昔はどうしようもない動きばかりするのがドル円の日常だったのですが、
ここ数年は非常に良いですね!
特に最近は、むしろポンドドルより値動きが激しいという・・・。素晴らしい市場です。

そんなドル円相場を解説していきます。


ドル円週足7月28日
ドル円週足7月28日
ではまずは週足から。昨日撮影したチャートです。
要するに今は、先日の暴落からの立ち上がりで上げ過ぎたのでその戻りを入れているところ。

107円台では上げ過ぎですし、102以下では安すぎる。
だから、103-105が一番落ち着きやすい。
そう前回の動画「月間展望7月号」でお話したと思います。

もうすぐオリンピックです。(8月5日~17日)
そんなバタバタとした値動きの中で、楽しめますか?(笑)

だから毎年そうですが、オリンピック中はどうでもいい動きをしています。
トレードしなくてもいいからです。(多分(笑))

今年もそうだとすると、勝負は始まる前と、終わった後。

つまり今です。

今は極めておいしい動きですよね。


さて、週足チャートのポイントは
106.645の0.618と、105.175の0.236。
終値ベースでここを越えると非常に良いのですが、本日
実はまずい動きをしてしまいました。

ドル円日足7月29日
ドル円日足7月29日

今日の下落で、101.829辺りが目標になってしまっています。

月初の値動きには十分気を付けたいですね。


どちらにしても、最終的には黒く囲んだエリアで
持ち合ってくれれば、ありがたいのですが。どうでしょうか。

もしそうなった場合は
オリンピックに気持ちを切り替えて、5日からは
一旦相場を離れるのがオススメです。

また、月初のリスクについてNYダウ市場も見ておきましょう。


NYダウ

NYダウ週足7月28日
NYダウ週足7月28日

NYダウは単に、最高値を更新してその戻りを入れている状態です。
非常に好調。

ただ、目標は上にはありますが
一旦押しています。
下落目標値もありますので、その間は他市場にリスクの気配を匂わせるでしょう。

ギャンファンを割れており、これを終値が上回るまで。
またはフィボナッチの目標値に到達して跳ねるまで。


以上です。

動画で解説


実は、昨日今日と3本の動画を撮影しまして
そのうちの一つが「月間展望8月号」です。

8月の動きを解説しています。
ドル円、ユーロドル、ポンドドル、ポンド円、ドルスイス、NYダウ、ナスダック100種平均、S&P500、
ドルインデックスなど。

重要な情報はいつもこの動画の中で解説しています。
そして一部の分かり易い、当たり障りない話を(笑)いつも
こうして記事にしています。

コアな情報をお求めの方はぜひ動画をご覧下さい。


月間展望8月号は8月初旬までに
勝ち方実戦編フリーパスプランのメンバーにのみお届けします。
毎月お届けしますからお楽しみに。

そして、あと2つの動画とはこんな動画です。
だらだらと説明しても仕方ないですので、写真で載せますね。(笑)

トレードのコツ
トレードのコツ

極み~裏~
極み~裏~
LESSON28は7月中にお届け。(動画を視聴ページへ追加)
LESSON29は8月初旬にお届けします。

フリーパスプランのメンバーはこちらもお楽しみに!
それではまた。

P.S.本日7月29日の値動きはまさに、この「極み」裏バージョンそのものの動きでした。
このような値動きの激しい時にもっとも使いやすいテクニックです。
この値動きの詳細はHPの記事『小賢しい売買をしよう!』で。

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