2015/08/19

ちょっと難しい持ち合い相場を分析

ザ・持ち合い相場。

今晩は。大野です。
お盆休みも終わり、いよいよかというところでですが、まだ持ち合いです。
困りましたね。分析してみましたが、持ち合い過ぎてよく分からないというのが
正直な所です。すみませんね。
ではいってみましょう。

ユーロドル週足
ユーロドル週足

金日足
金日足

NYダウ週足
NYダウ週足

ドル円日足
ドル円日足

ドルインデックス日足
ドルインデックス日足
留まるよ、と以前にお話ししたところから抜けていないのです。
金は下抜けしてその戻りですが、それ以外
ドル円・ユーロドル・ドルインデックスもNYダウもです。

ポイントになるところはチャートに示しておきましたので
チェックしてみて下さい。少しでもお役に立てればと思いますが
如何せんこの状態では何とも言いかねます。

分かっている事実は幾つかあります。
ドル円・ドルインデックスは0.764抜けのトライがこれで2回目。
2回目でへばりつくと、そのまま抜けてしまう事が今までのケースでは
多いとは言えます。

NYダウの下落が5割手前ギリギリ。
ここを割れないと、押し目が成立します。

金の戻りは2通り。
その一つ目にもうすぐ到達します。

ユーロドルは持ち合いの中でもその中心の一番持ち合う
とお話ししていたところに今も位置しています。

細かい話。
ドル円の124.58ラインで止められているところの上、
124.92-71が戻り売りポイントとしてそこまでの上げが高確率と言えますが
124.58ラインを越えられずに下落もあり得ます。その場合の押し目は
123.4が一つ目。これが押し目だと126.6が目標に。
結局、売り場なんだけど2回目のトライなので止め切れるのかな、
という感じなわけです。

持ち合いを上抜けるとしたら
ドルインデックスも上抜けるだろうし、NYダウのこの押し目も成功するのだろう。
そう考えています。失敗すれば、今の持ち合い上辺から下辺122辺りも視野に。


その位しか今は言えないですね。

少なくともチャートは役立つかと思われますので
宜しければチェックしておいて下さい。

それではまた。

P.S.近々、かなり下落が続いているオージーと原油について書いてみます。

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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/07/29

NYダウとユーロについて追記ドル円について

NYダウ

NYダウ月足(US30)
NYダウ月足(US30/CFDの価格)

NYダウ日足
NYダウ日足
現在この状況です。
ご覧のように押し目としては悪くない位置を付けました。
その下の目標は線が引いてあるところですね。16884、16443、15962
上は18964、18531、18629を
”ここを押し目にするのであれば”目指す事になります。

ファンダメンタルズ的要因としてはやはり、利上げがどうなるのか。
これについてはこの記事が良いでしょう。→こちら

ユーロドル

ユーロドル月足
ユーロドル月足
前に書いた記事ではこちらでした。→7/14の記事はこちら
ユーロドル日足
ユーロドル日足7/14
ユーロドル日足
ユーロドル日足7/29
「このレンジ域にいる」という話でしたが、
やはりその中に居まして
前の安値を切り下げてまた一番小さなレンジ域に戻ってきました。

どんどん細かくなってきていますが、
上の目標下の目標をそれぞれ表示しておきましたので
ご参考にして下さい。




ドルインデックス

最後に同じようにドルインデックスを表してみると、こうなります。

基本的にはユーロドルとは逆の動き、NYダウとは同じ動きを想定しています。

そしてダウがここを押し目としても良いのであれば
ここから上方向という事になります。

ドルインデックスは上昇すると
ドル円は買われ、ユーロドルは売られるのがいつもの動きです。

さてさて、状況を整理すると
どうなる事やら・・・といったところですね。(笑)

なぜなら、利上げの時期は私には分かりません。

チャートから分かる事

1ドル上げの要因

ドルインデックスが細かな持ち合いを抜けた。
ユーロドルが安値をレンジ域の中で切り下げた(高値はまだ)。
ドルスイスがレンジ域から少し上にはみ出していて、金が安値をブレイクした。
NYダウは今の安値を押し目と出来るかどうか。ただし一つの押し目になり得る
値位置は付けた。

という事は分かります。
そして8月7日には雇用統計があります。現在は7月29日。
これが現在ドルが上げる要因として考えられる事です。

2ドル下げの要因

ドル円はまだまだレンジ域にいます。完全に抜け出したり、
明確に上げに転じない限りはまだ下落リスクがあります。
ユーロドルは安値を切り下げていますが、レンジ域から抜け出せないでいます。
高値の方を抜ければ1.17とか1.20辺りまで考えられます。
確かに1.016の押し目や、安値割れ1.014、大目標1.0付近の値位置は間近ですが。

ダウとドル円は月足レベルで高値を切り下げています。
ドルインデックスは3か月高値を切り上げていはいますが、
最高値は抜けられず、値位置としては未だに売り場でしかない。
(ただしレンジながら月足の高値は切り上げ続けている)

これがドル下げの要因。

ブレイク出来るかどうか。
今はその局面のようですね。
レンジ続きはそろそろやめて頂きたいですが(笑)。
その場合、夏休みに入られてはいかがでしょうか。
それもいいですね。

(笑)それではまた。

ドル円ユーロドルの話は7月14日のこちらの記事を。
金・オージーを含むひとつ前の記事は7月24日のこちらを。

追記(ドル円について)

ドル円日足7/29
ドル円日足7/29

ドル円週足
ドル円週足
ドル円はこうなっています。
色分けは分かり易くていいですね。マイブームですよ。ではでは。

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必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2015/07/24

金・オージーが下抜け!

ついに金が!オージーが!

なんと、ついに金が下抜けしましたね。
こんにちは。スリースタータードットジェーピーの大野です。

まずその話からしていきたいと思います。
金が売られて、株価指数はまだ下げていない、ドルインデックスはまだ買われている、
対ドル通貨ペアであるオージードルが下抜けしている、ドル円は高値近辺でうろうろ。

この状況を整理すると、一つのワードが浮かび上がってきます。

リスクオン。


金はリスクが高まると買われる事で有名ですが、確かに今でもそう言えるかどうか
分からないくらい売られまくっていますが(笑)、そのセオリーが今でも生きていればです。
NYダウでこそ今月は高値を切り下げていますが、ナスダックなどは高値更新しています。
さて、こうなってくると
いよいよ従来の目標値へそれぞれの市場で向かうのか!?
という事が気になってきているところだと思います。


  • それぞれの市場でどうなっているのでしょうか。
  • そして、向かうとしたらそれはいつ?
  • それともまだまだ持ち合いながらごちゃごちゃするのか。

そのヒントを掴んだと言えるかもしれませんね。

そして金は、ドル円と逆行する事でも有名(だと私は思っています)ですので、
FXトレーダーも「なんだ、金の話かよ」と安穏としていられないはずです。

では金相場はどうなっているのか?こちらです。

金対ドル

金相場7月24日月足
金相場7月24日月足
このように下抜けしたわけです。
これを見てどのように思われますか?
また、従来の目標とは一体何の事?
お考え頂ければ幸いです。ヒントはチャートの中に。

ドルインデックスの状況

ドルインデックス月足
ドルインデックス月足
対して、ドルインデックス(ドル指数)はこうなっています。
ある種、目標には到達していますがMAXかと言われればまだ余地がある。

ドル円の状況

ドル円月足
ドル円月足
ドル円は全く同じ状況です。

ユーロドルの状況

ユーロドル月足
ユーロドル月足
ユーロドルは真逆の状況です。

オージードルの状況

オージードル月足
オージードル月足
0.73・・・。3年前にお話しした0.72だか0.74だか忘れましたがその値位置へ。
わずか5000円の教材でまさかここまで売りを引っ張っている方がいるとも思えませんが
いらっしゃったらとんでもない費用対効果でしたね(笑)。
おめでとうございます。


まとめますと、
何かにつけてポイントとなる値位置が近いはず。
MAXが来る日まで伸びる相場をどんどん追い込んで、
ラインまで来て
反落するような事があれば、その時はドテンするしかない。
さもなければ・・・酷い目に合うのかも知れない。
そう考えています。

充分お気を付けて。
フィボナッチタイムゾーンを使って、あるヒントは割り出してあります。
(日どりが分かるだけでどうなるかは時間では明確ではありませんがw)
そして、明確な値位置と、日足での分析も出してあります。

ドル円・ユーロドル・ユーロ円・ポンドドル・オージードル・オージー円・ドルスイス・
NYダウ・ドルインデックス・金相場の詳しい解説は
勝ち方実戦編フリーパスプラン専用動画『週間展望7月24日号』をご覧下さい。
週間展望7月24日号
P.S.メンバーサイトにも日足月足織り交ぜて計20枚のチャートをアップロードしてあります。
しかしそれが何なのか、どう考えるべきなのかについては動画でお話ししています。
例えば現在のドル円はこのような形に。→ドル円のページへ
ラインが分かってさえいれば、なぜそこから反落したのか、なぜ伸びているのか、
大概の場合それはいつも明確です。

以上、ライン分析でした。お役立て下さい。

それではまた。

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