2014/07/04

現在のライン状況(ドル円・ユーロドル・NYダウ・10年債・ドルインデックス)

ドル円

まずはドル円相場から。
前回の配信で、持ち合い下抜けで101.279辺りを目指しましょう、という話をしました。
そこがターゲットだからです。(前回の記事はこちら
そして今、その値位置から上昇してこの上げのターゲットを達成したところです。
チャートを見てみましょう。

ドル円4時間足7月4日
ドル円4時間足7月4日

ドル円日足7月4日
ドル円日足7月4日
この101.2台での買いは起こるべくして起こった買いです。
分かっている人は皆買っていた完璧な買い場でした。
少し説明すると、
米国10年債利回りが「不気味な下落」と言われていた(笑)わけですが、
むしろ買い場である事は明白でした。ライントレードでは。
これがまず一つ目の大きなポイントです。

米国10年債利回り

10年債利回り日足7月4日
10年債利回り日足7月4日

10年債利回り月足7月4日
10年債利回り月足7月4日
ラインを越えて戻ったところで、抵抗線を支持線として買われたという事です。
このタイミングでドル円は買われました。

10年債4時間足
10年債4時間足
こちらは10年債の方です。利回りではないです。先物の4時間足チャートです。
このように売られていたわけです。そして、今は安値を切り上げています。
売り目標は達しました。この後は底値を割れるか割れないかにもよりますが、
このシーン、4時間足では割れなければむしろこちらが買い場です。

※債券に関しては、良いチャートが無くて中途半端なライン分析しか出来ないので
どなたかフィボナッチがまともに使える米国債券や利回りチャートをご存知の方が
いらっしゃったら是非教えて下さい。お願いします。
先物のチャートは短期間しか表示できない事もあり、完璧な分析は難しいのでご了承下さい。

とにかく、10年債長期金利が買われるタイミングだったという事です。

NYダウ

次に、ダウですが
前の記事で書いた通り、売り目標が16720-16740でした。(前回の記事はこちら
そして16742で買われました。
今は17000台へ突入していて、17042の目標を達成したところです。
このダウも、17000台前の調整下落でしたから、
雇用統計で突破するシナリオは非常に分かり易かったでしょう。

16683の強力なフィボナッチライン(週足月足の目標値だった)をその前に
支持にして上昇しましたが、今回の上昇は16742から。これもまたフィボナッチです。
いつもそうなのですが。(笑)
NYダウ4時間足7月4日
NYダウ4時間足7月4日
チャートのように4.236のラインを抵抗線として上昇し、0.236のフィボナッチで跳ねました。
このように、フィボナッチとギャンを使い、値動きのルールを知っていれば
値動きはいつもいつもライン通りに動いている事がよく分かります。

ドルインデックス

ドルインデックスも、0.618のラインを割れるか割れないか、そして
前の安値を割れるか割れないかという戦いをしていましたが、安値切り上げとなりました。
ドルインデックス週足7月4日
ドルインデックス週足7月4日
が、依然として危険なことは見ての通りです。
今後、安値を割れた場合には赤いライン10300辺りとギャンファンで支えられれば良いですが
青いライン10000付近まで来てしまうようであれば、ドル円もつられて大幅に下落すると考えた方が良いでしょう。
今段階では耐えています。
耐えたが故にドル円も買いの可能性はぐっと高まっていました。
細かな前安値は微妙に割れている事も、一つ面白いポイントです。

ドルインデックスの動向は重要なので、チェックしておきましょう。

ユーロドル

ユーロドル日足7月4日
ユーロドル日足7月4日

ユーロドルは1.369-1.37がポイントです、と言いましたが1.36993から売られました。
予定通りの値位置からの売りです。(前回の記事はこちら
その前の持ち合いでは、ドル円が下抜け、ユーロドルが上抜けでした。
この辺りはドル円と真逆の動きです。
その値位置から下落して、4.236目標達成です。
但し、この目標にしていた値位置が0.500であるという事は・・。
そして売られたポイントが1.36993の0.382であるという事を
よく考えなければいけません。

この時点で、これ以上下落する事が可能になったという事になります。
1.35台(いつもの値位置)で拾われれば、1.38台が目標になりますが、
そうでなれば、オレンジのラインの0.618、1.32辺りが控えています。

1.369-1.37が売り場である事は、一番初心者向けの教材
「史上最も簡単で、最も正確な読みの出来るCFDとFXの取引方法」
ですら説明している内容で、超簡単なトレードポイントです。

現在注目すべきは、史上最も簡単な笑0.236のセオリー0.500のセオリー
どう反応するか、です。

ドル円とユーロドルの詳しく専門的な解説は
勝ち方実戦編のメンバーサイトにアップロードしてあります。(MemberOnly)
メンバーの方はこちら
0.618,0.764,1.618,4.236などの値動きのルール(値位置が持つ意味とセオリー)を
知っていれば、理解出来ます。

値動きは、明らかに値動きのルール通りに動いています。
これまでもそうだし、これからもそうでしょう。
決まった値位置から決まった値位置まで動き、達成してまた次のターゲットへ進む。それらの動きが各市場同士で組み合わされ、結果として値動きに反映される。
※ちなみに値動きのルールという教材はあります。
全てではありませんが、値動きをルール化してまとめたものです。

ドル円

ドル円日足7月4日
ドル円日足7月4日


もう一度ドル円です。
以上の理由から、ドル円が完璧な買い場だったという話でした。
こうして改めて日足で見ても押し目も少なく、ぐいぐい上げてくれました(笑)。

雇用統計前であり、さらに6月に安値を守り切ったという心理的?要因も働いていたはずです。

今後注意すべきポイントですが、この日足チャートだと
上抜けた青のラインは、一度抜けたわけですから抵抗になり得るのか。
そして
上昇を止めた赤の抵抗線と目標だった値位置102.178、
ここを越えられるか。

越えられなくて青のラインも下回るようであれば持ち合いが予測され、
赤のラインも越えたのであれば
いよいよその上の赤のライン102.78辺り(下降してきています)が
注目されることになります。
その前の102.33辺りにも十分注意が必要です。

ここまで書いてきたように、ドル円はドルインデックス・10年債利回り・NYダウ・ユーロドル
と連動して動いています。
そしてそうであるならば、
ドル円のトレーダーもその他の市場に目を向けてみては如何でしょうか。

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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2014/06/25

予定通りの持合い相場

一言なら、持合い。

ワールドカップ中という事で、予定通りというか、
予想通りというか、面白くもない展開が続いております。
その状況を、一応、配信しておきます。
フィボナッチでのポイントはこのようになっています。(NYダウ・ドル円・ユーロドル)
dow0625
dow0625

NYダウ

ダウですが、17000台なのかどうかという手前のラインで持合い中です。
このチャートでは16683が一番のポイントになります。
前回もその辺りが押し目になって上昇しています。
まあそれはそうなるよね、という展開で前の記事でお話しした通りです。こちら
要するにラインを越えて、そのラインを支持線にして上昇したという事です。

現在のレンジ幅は、16720-16740が下のポイント。上はご存知の通り17000です。
その為に16990まで上昇して売られたりと、分かり易い相場展開になっているわけです。
随分ギリギリまで攻め終わったところです。
dow0625-2
dow0625-2
もう少し俯瞰して見るとこうなっています。
大台手前で目標値や抵抗線で抑えられたりと持合い気味なのですが、
本ターゲットはその上の17350-17400辺りだと考えています。
少し大きなスパンの抵抗線もその辺りを指しており、フィボナッチもそうです。
しかしながら、大目標は達成しているわけで
変なタイミングで値を崩される事も考えておくべきでしょう。
割れても良いラインと割れたら危険なラインがあり、
上昇も下落もそれぞれの目標を交互に達成しているわけです。
細かい足で目標は何ドルか、値位置を抜けたのかを把握しておく必要があります。

ザクッとそれで説明は十分かと思います。
後はタイミングを読むという話になるかと思いますが、
ご存知の通りワールドカップで世界中が盛り上がっている最中、
暴騰する・暴落するという事が起こり得るのかという事ですよね。(笑)
それはないだろう、つまり=持ち合うだろうと思って
配信を停止していましたが、その途中経過をこうして投稿しております。

という事で、
どのように持ち合っているのかを分かり易い例でご紹介します。

ドル円

ドル円0625
ドル円0625(4時間足)
ワールドカップ開催が6月13日の夜でしたが、開催前に102円辺りへ戻り、
その後笑えるくらいに持ち合っております。※現在6月25日です
この位分かり易くあからさまに(笑)
どうでもいい動きをしてしまうのが、オリンピックやワールドカップです。
配信する必要性がゼロだったのがお分かり頂けると思います。
ドル円0625-2
ドル円0625-2
フィボナッチを入れるとこうなります。
値位置から言っても丁度、持ち合う値位置に終始しています。
下抜けすると、これは分かり易い。101.279。
上は既に終わりましたが、102.325のラインが売られるポイント。

で、持合いなわけですから。
話は簡単で、抜けたら買えばいいという事になります。
抜けなければ、細かい足でトレードするしかないでしょう。
イベント・経済指標の有無・他の市場の動き・
細かい足での値位置算出を参考にトレードすれば難しくはありませんが、
値位置が狭まってきていますので、その点では抜けるまで難しくなってきています。

ユーロドル

ユーロドル0625
ユーロドル0625(日足)

最後にユーロドルですが、これも
大きく動いていないという事がお分かり頂けると思います。
ご覧のような持合いを形成しています。
1.369-1.37がまずは上値目標。1.36177,1.35430がポイントで、
1.35を下回ると1.34台前半に下値目標があります。

まとめ

7月14日の週からはトレンドが出る事も考えても良いのかもしれませんが、
それまではイベントごとの対処に終始しそうです。
特に大きなイベントは雇用統計が7月3日(木)。※7月4日は独立記念日です
そして7月9日夜中3時(7月10日)にFOMC議事録公表があります。

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ご注意事項

※相場の上げ下げをフィボナッチとギャンを使ったライン分析で配信しますが、
必ずご自身で分析の上、自己責任で行って下さい。

2014/06/13

開幕と相場展開

ワールドカップ開幕

しましたが、しばしトレードを休憩される方も多いのでは?
現在までの基本的な流れを解説して相場分析も休憩したいと思います。

次の市場についてやっておきます。
ダウ・ドルインデックス・ユーロドル・ドル円と。

NYダウとドルインデックス

NYダウ
NYダウ0613

前々回がダウと日経平均の配信でした。こちら
「ダウが目標の16683へ到達、突破後、売り場16908です」という話でした。
そして前回、週足終値で突破した事をお話しました。

結局、抵抗線と、17000台手前の売りが出て、
突破したライン16683まで調整しています。

まあ、それはそうでしょう(笑)。普通そうなります。
その昔、ドル円だって100円に乗る手前で売られませんでしたか?
そういう事です。大台手前は売られる。

問題はここからで、
この押し目で止まり17000台のビッグターゲットへ向かうことが出来るのか。
それとも、結構大きな売りに変わるのか、ですね。

全てはそれ次第。
アメリカ株価のバブリーで馬鹿げたトレンドによって
支えられているのが今の市場ですから、
これがダウントレンドに変わったらそれまでです。
その大きな指標となっているのが、このダウです。

この強力な4.236ライン、16683を現段階ではまだ越えています。
このシーンは非常にポイントでしょう。

ドルインデックス

ドルインデックス0613
ドルインデックス0613
ドルインデックスはドルの指標ですが、5割下回りましたね。
であれば次のターゲットが7割から安値付近です。
分かり易く、一目均衡表も付けておきました。

もう一つのポイントが上からの抵抗線が下がってきている事。
これはドル円とほぼ一致する状態です。

ドル価値が下がるという事は
ユーロドルやオージードルなどのドルストレートがチャンスという事でもあります。
そんなわけでオージードルはぐいぐい伸びて、ユーロドルも少しだけ回復しました。

ユーロドルとドル円

ユーロドル
ユーロドル0613
ね?(笑)
少しだけ上昇しました。
丁度この位置は0.618で買い場でした。
1.35231のところです。
ここは当然買われるポイントです。
次の下目標もとても分かり易い。

マイナス金利関連で弱いユーロですが、
他の要因としてドルインデックスにも注目すると良いでしょう。
ユーロ・ドルですから。

タイミングが掴みやすいですよ。

ドル円

ドル円
ドル円0613
ドル円も分かり易く、一目均衡表を付けておきました。
前回の配信はドル円の週足でした。こちら

日足レベルではドルインデックスの下落・ユーロドルの0.618での買い・
ダウの17000台手前の売りという3つの条件が重なって
分かり易く売り場であったことを前回配信しておくべきだったのかもしれません。
103辺りで売り場に付いても触れましたが、それは叶わず。
上からの抵抗線は日々下がりっぱなしです。

この点について考えましたが、どうやら週足の前週高値を切り下げる目的での
102.791⇒102.645という
上値伸びの短さだったのかもしれません。

今の状態は2.618と0.236で買われて止まった、それもダウと同時に。
というところです。
気になる点は二つあります。

一つ目はドルインデックスに次の下ターゲットが見えている事。
もう一つ気になっている事はドルインデックスとドル円の抵抗線はどうなるのか。
切り下がるまで当たることはないのか。例えば102円台まで落ちてくる日まで?(笑)
例えばそんな事です。

まとめ


私が相場を操作できるわけでもないので(笑)、何もしてあげられませんが
とにかくそれだけの事は分かっています。

で、
結局はダウが次のターゲットへ向かえるのか、大きな調整に入るのか。
それを分けているラインは16683(4.236)である。
ここが重要なポイントです。

後は市場間の絡みで短期なら何とでもなるし、トレードポイントばかりです。
そして、ワールドカップが始まった以上
どちらにしてもあまり期待はしない事にします。

それでは、一般公開用の相場分析に関しては
また今度。7月にお会いしましょう。

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